夜をひらく 女の市場の作品情報・感想・評価

夜をひらく 女の市場1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:84分

3.0

「夜をひらく 女の市場」に投稿された感想・評価

otomisan

otomisanの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 女性三千人までならご都合付けますそうな。全員味見したら何日かかる。そんな、ひきぬき屋の旭の案外つましい暮らしが実父とのビジネスタッグに無理したおかげで壊れる。
 細君の仇、ほか諸々の仇をきっちりつけても、何とも割り切れないのがこの屈託。妾腹で生まれてやっと口を利けた親父さんとのビジネスのナイトクラブ事業も政界の大物一家に嫁ぐ腹違いの妹の華燭の肥やしの一つらしい。夜の池袋の店でコックと女給、職場結婚の手前らで、今は旭、身ひとりとなんてえ違いか。やっとお近づきに与ったお父様であっても、自ら招いた不幸なれども、もう二度と会いたくあるまい。
 名の通りの事で人口の半分には見せらんないよな後味悪い経緯だけど、銀座の宵の口、ああ馬鹿だなあと、ああゆう事こうゆう事を思い出す、かもしれない。