濡れた荒野を走れの作品情報・感想・評価・動画配信

「濡れた荒野を走れ」に投稿された感想・評価

844

844の感想・評価

3.5
地井武男が不良お巡り。
キチガイを追っかけ回すだけ。
募金を集めた所を叩いてレイプするお回り達。
うーむ。
まぁまぁ。
ストッキング被ってるのにサングラスしてるの笑ったしサングラスでバレるだろって思うけど地井武男がめっちゃ格好良い。ハードボイルドにダーティな世界観で良い意味で愚直なアクション。「悪」と書いて「アク」ではなく「ワル」と読むような渡世のイカれ具合。怒りを持って怒りを制すような社会憎悪の野垂れ死に感。血の吹き出し方とかボカシとか変で面白い。インタビューに応えない女性に「あなた啞ですか」って記者が言ってるのビビった。侘しいしニヒルだし遣る瀬無いわ~。
ロマンポルノも長谷川和彦が書けばニューシネマ的なハードボイルド活劇に。黒塗りの遊びっぷりといい意地でも普通のポルノは撮らないという意志を感じる。
「太陽を盗んだ男」に通じるラジオの使い方。
パシ

パシの感想・評価

4.0
これは面白い。精神病院をからめてくるあたりが流石。病院から脱走した男に寄り添う女子高生も魅力的だし、地井武男のミラーサングラスもイカす。
お散歩している気のいいおじさんだとばかり思っていた地井武男のダークなウラの顔が素敵。
徹底して非情なダーティチイチイはカッコいいのだが、誰が主人公なのかわかりにくかったり(地井武男なんだろうがなんか影が薄い)謎の劇団などちょっとモヤる。
ヤクザかよ!みたいな警察2人が精神病院から抜け出した警官を追う話。ロマンポルノ・・?ってくらい濡れ場が控えめなんで、個人的には観やすかった。脚本おもろいです。もはやギャグなんじゃないかってくらい破茶滅茶で笑った。今じゃ絶対撮れない笑笑
地井武男がどんなに頑張っても、結局山科ゆりが持っていってしまう。佐藤慶と拮抗していた『日本の悪霊』の電波少女並。
友達グループの中で一番可愛いのに、汗で濡れた額を惜しげもなく晒してヘラヘラしているあたり、もう只者じゃない。従兄弟が死ぬほどうだつの上がらない小劇団の団員で、ラジオを通して文通しているというのも、素面で飛んでるのがよくわかる。
長谷川和彦には申し訳ないが、警察の汚職とかもうどうでもよくなる。山科ゆりでしかない映画。
脚本:長谷川和彦の持ち味全開なダーティシングス 今だったら確実に韓国映画な雰囲気が最高にクール
モップスのたどり着いたらいつも雨ふりてやっぱ良いな、7inchやっぱ買おうと
てつじ

てつじの感想・評価

2.3
澤田幸弘監督は、アナーキーな暴力をカタルシスなど微塵も感じさせずに、悪は悪のままブレる事なく描いた。破茶滅茶な狂った世界の中で、悪徳警察官を演じた地井武男と高橋明のコンビには狂気と存在感があった。作品は大雑把な印象。
真魚八重子さんが絶賛してたので期待して見たのだが、ちょっと期待ハズレ。
駅に貼られたDiscover Japanの広告には「73.7 中央西線電化完成」とあり、井上博一と山科ゆりを乗せた列車を牽引するのはEF64形32号機。
追いかける地井武男と高橋明。列車に乗り込んでから探せばいいのに、ホームから覗き込んで探してるうちに列車が出発してしまうw
車で遮断機をへし折りながら追跡するシーンは迫力あったが、列車が辰野駅に着いた時にはEF64形43号機に変わっていたのを俺は見逃しませんでしたよw
同じ1973年公開の大和屋竺「愛欲の罠」でも、女がメシ食いながらセックスする場面があったけど、当時流行ってたのでしょうか?
モップスの曲が終わった後、ラジオのDJが「次は多摩零の演奏で」と紹介するのが良かった。
最後に山科ゆりが何かしでかしてくれるのかと思ったが、意味深な言葉を残しただけで終わってしまった。