三人の夫の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

三人の夫2018年製作の映画)

Three Husbands/三夫

上映日:2019年07月12日

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.4

あらすじ

「三人の夫」に投稿された感想・評価

り

りの感想・評価

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去年リバイバルで観たメイドインホンコンが素晴らしかったので観に行ったけれど、ちょっと残念な感じだった 全然エロくないしもはやコメディ
【聖女は汚らしい】

ストーリーにはいかようにでも読み解ける幅があるが、シチュエーションや登場人物にはかなりクセがあるので、結果として好き嫌いが分かれそう。個人的には世間からずれちゃった人は好きなので、ムイの白眼と白い肌も、メガネのへんな一途さも母親と住むアパートの乱雑さにも引き込まれた。
なぜかめちゃめちゃにうまそうな船上の料理とか、船倉のふたを開けると出てくる赤ちゃんとか、メガネのアパートの本棚の難しそうな本とか、こまかなシーンばかりが思い出される。ムイが逃げまどう海辺の街はどこなんだろう。あそこには絶対行ってみたい。
149
TaiRa

TaiRaの感想・評価

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フルーツ・チャン初めてだけど、なんかピンと来ないわ。他の映画はどうか知らんが。

映画の全体がセックスで埋め尽くされてるタイプの映画なんだが、そういうのダレるからあんま好きではない。香港の経済成長と貧困層の対比を人魚伝説絡めた寓話にしたのは分かるけど、それが効果的かどうか、上手くいってるかは疑問。知的障害者の売春とかモチーフとしては最近よくあるけど、どうなんだろ。それ自体で何かを語った事にはならないので。この娼婦の夫は三人いて、ポン引きの老漁師、近親相姦関係の父親、彼女に恋する土方のメガネの三人。性欲を暴走させ荒ぶる彼女を鎮める為に一度辞めた売春業を再開させる。夫たちが彼女の性器に手合わせたり、明確に彼女を海の神として扱う描写もある。多分、世界中どこでも海の神は女性で男の漁師が神に祈るみたいな風習はあるんだろうな。そこに人魚伝説も加えて、海の上での生活から陸に上がると声を失うみたいな描写もあるけど、はっきり言ってこの辺からちょっと抽象性が中途半端な気が。映ってる事もさほど面白くないかな。社会の底辺に生きる家族が花火を見上げるのは『万引き家族』とか『フロリダ・プロジェクト』とか最近よく見る。しかもディズニーランドの花火だ。トラックの荷台に忍び込んでセックスしてると、車が動き出して荷台に屋根がないのが分かるショット、からの煽りで女の裸体と香港のビル群を収めたショットが良いかな。煽りショットは吹き抜けの集合住宅を撮るとこも良い。ラストの段々色が抜けて白黒映画になるのも、なんか技工だけだなって気はする。
nagisa

nagisaの感想・評価

3.5
190724 cinemart sc-1

アングルが印象的でした。
セックスばかりしてますが、生活のなかのエロなのでセクシーではありません。
お魚がガンバってました。
フルーツ・チャン。期待してたのに…、どうでもいいつまんない映画だったな。久々に映画で立腹。やれやれ。
フルーツちゃんの新作はセックス映画でファーストカットがアワビ…
画面はとにかくセックスと主演女優の喘ぎ声。パパイヤ使うとこやウナギのとことか笑うしかないのだが、個人的には上が吹き抜けた軽トラの中でヤリまくってそれを俯瞰で撮るショットが良かった。
ただ、色彩の使い方なんかは技巧に走り過ぎてる気も。ゲスに突き抜けはせず、結局お芸術止まりなのであった。
フルーツ・チャン監督の新作であれば観ない訳にはいかない。
ムイはスマートな体型ではないものの、胸は大きく常にブルンブルン揺れていて、顔も胴体も白く綺麗で、一度位は自由に吸い付き舐め回したい女である。
その夫であるメガネ君を1人目として、その後2人目、3人目とムイが渡り歩くべき新たな夫が登場するからこそ三人の夫という題名なのかと思うとそうではないのだと分かった辺りから、この物語はとにかく面白い。
wakwdg

wakwdgの感想・評価

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満たされない妻に振り回される三人の夫の仲間意識が可笑しかった。

#TIFF2018
「岬の兄妹」・「万引き家族」のよう
途中まではコメディなのか?と自問しながら観てました。女優さんは増量して臨んだそうで、確かに効果はあったかと。
あと、監督男性だったと初めて知りました。
56本目
エネルギッシュな映画。
映っているのは終始エロエロエロだが、病的な性欲と精神疾患を抱え気持ちをうまく伝える術を持たない女の所作や表情、結婚により陸に上がってからの魚に恋い焦がれる描写が胸にずっとチリチリと残った。また、女を取り巻く人間や環境が淡々と乾いたように描かれ(ているように思えた)、女への思いがより一層感傷的なものになった。
他のレビューで、往年の日活ポルノ映画的だとか、女が国家情勢を表しているだとかあって、なるほどなあと思った。
つらつらと書いたが、初見の見終わりに残った言葉にならない感情を大切にしたいし、その気持ちやエネルギーを言葉で形にするのは知性の優れたところである一方で傲慢なところだと思う。
まとめると、冒頭のエネルギッシュ、とういうのがもっとも印象的で、個人的にはすごくよかったです。
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