言葉とユートピアの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『言葉とユートピア』に投稿された感想・評価

Yuhi
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言語における闘争がまずある。言語内部における闘争と言語同士の闘争。新大陸へのキリスト教の伝播において決定的な役割を果たしたのは聖書それ自体というよりも植民地主義の尖兵たる宣教師達の音声言語であった。…

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2.0
オリヴェイラ作品を沢山観てからチャレンジするべき作品だった。敗北。
flyone
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長い説教のシークェンスは、それを演じる役者の身振り、呼吸、声の肌理の生々しさがすばらしい。それを捉えるキャメラは、陰翳豊かでありつつ簡潔さが貫かれている。
こういって差し支えなければ、ある種厳かささ…

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確かにめちゃくちゃハードコアやが、それでもラスト窓を開けた時の音!

『家路』もそうだがオリヴェイラが捉える老いの姿には泣けてきてしまう
煙
4.3

冒頭、木立を抜ける仰角の移動カメラ以外、固定カメラ。ラスト近くの180°規則無視。長回し。ビスタサイズの構図。海。オリヴェイラのマジック。照明なのか。演技なのか。カメラ目線なのか。一体なんなのか。

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SN
3.5

コントラストの強い、壁画みたいな画が続く。
最後の晩餐みたいなカットもあった。

ふと気がついたが人物をナメたカットが一つもなかった。
オリヴェイラの作品には一般的な映画的なカットが少ないと思う。

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キリスト教の話は無教養すぎて見方よく分からん。勉強せねば

後ろ姿多いな

オリヴェイラでほぼ女性が出ていないとなるとどうしても評価は低くなる

フィルメックスさんは自身の企画上映でアテネフランセ使うのやめたらどうですかね?平日であんなに人入ってたら明日明後日は入れない人も…

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マノエル・ド・オリヴェイラの2000年作品。パウロ・ブランコ製作。2006年にオリベホールにて公開。蓮實重彦公園付き。

✔️🔸『言葉とユートピア』(4.6)🔸『フリー・ラディカルズ 実験映画の歴史』(3.3)▶️▶️ 


 これを観たのは20余年前か。見事な隙もなく、柔和で風格もある、稀なる傑作だと思った。カラーの…

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