これだいぶ良い映画では。劇伴なしの無音上映だった。
幼い頃から周りに従者はいれど、孤独だった皇太子が、青年時代をハイデルベルクで過ごすことになる。身分を超えて宿屋の娘と恋に落ち、学生と飲み明かすな…
扉はたくさん映るとはいえ、ルビッチの洒落たコメディー(??)みたいな雰囲気はなく、けっこう切ない。
とはいえ、無音100分超え、余裕で見れる面白さ。
1回目の訪問と2回目の訪問の景色の対比が悲しい。…
全てがよかった!!演出も役者も演技も風景も訳も!!!!最後の方の、「ねぇ私たちこうなるしかないんだわ」「私たちは別々に結婚して別々に幸せになるの」「命ある限り君のことを忘れない」とかもロマンチックで…
>>続きを読むサイレント映画末期の制作時期もあるのだろうか、可能な範囲で中間字幕を排除するスタンスが好ましい。ルビッチは、トーキー移行後は丁々発止の会話劇のスピード感を一つのウリとしているが、サイレント期におい…
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