鑑賞記録。
記憶と愛、運命、死─。
人気の無い冬の海辺。
古い記憶が棲みつくホテルの午後。
重い波に、揺蕩う様な作品である。
マルグリット・デュラス。
本作に就いては、非常に叙情的・感傷的な作品…
このレビューはネタバレを含みます
記憶が曖昧だった登場人物たちがどんどん回復していく様を描く映像と序盤からどっかいった記憶を語り合う二人の女性の声。
「どんな過去も…。どんな愛も…私は忘れない…。」
片方の声があの人だということは…
人気のない冬の海岸、海辺にある人気のないホテル、黒ずくめの女、2人の女の語り、マイケル・リチャードソン
ドパルデューのちょっとくたびれたコートが可愛い。波音や足音が好き。静かで美しくて心地良い、何度…
二人の女の子が物陰からこの世界を見ていて、二人のこそこそ話をナレーションに物語が展開していく(と理解)
海辺を歩く男、それを見つめる男女、、、画面に映っている人物たちは見えているようで見えない”何…