大幹部 無頼の作品情報・感想・評価

「大幹部 無頼」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

踊り子の芦川いづみちゃんが再開したら商売女になってるなんて…(´;ω;`)
”続編”と謳いながらも、話は前作と酷似。同じパターンで先輩格や可愛がってた弟分が死ぬ。しかし白眉はラスト、快活な学生バレーボールとのカットバックで描かれるドブ川での壮絶な斬り合い。「せめて好きになった人の幸せを邪魔しない」田中邦衛と芦川いづみが泣ける。傑作!

2018/02/04 (過去感想サルベージ)
battuta

battutaの感想・評価

4.0
無国籍感を出した美術・ロケーションと、ゴリゴリのヤクザ顔ではない渡哲也のせいか、青春映画の趣すらある。ラスト、下水道での殴り合い(地下)と、女子校生徒たちのバレーボール風景(地上)のクロスカッティング。奇妙。
いやー、日本のプログラムピクチャーでここまで画面が影で満ちている映画あったか?っ感じ。黒い黒い。
カメラマンはジョセフ・バイロックなのかと。そんなレベルです。
渡哲也は顔が腫れてて一瞬石原裕次郎に空目してしまった。イラッとした。

松尾嘉代が亡くなる病床のシーンなんかと照明がいきなり変化して驚いた!

芦川いづみがやさぐれた風俗嬢役なんだけど、声が今までと違う。声までやさぐれていて、別人がアテレコしたんじゃないか?これ。

芦川いづみが渡哲也に自分のマフラーを巻いて上げて、ペコって頭下げて走り去るシーンが可愛すぎて、家で見てたのだが「うわ超かわいい!」と声に出してしまった!
続編なのだがなぜか前作の題名を逆にしただけの感じ。ストーリーは、前作と同じで場所が違うだけ。内田良三が出てくると気分が嬉しい。梶芽衣子、田中邦衛、二谷英明なんかも出て豪華キャスト。脚本に池上金男が参加している。東映専属かとおもったら当時の脚本家は、自由なんですね。
繰り返される対比構造。
渡哲也と松原智恵子、田中邦衛と芦川いづみ。
糞尿と殺し合いのどぶ川と、バレーに汗流す少女達。
”続編”と謳いながらも、話は前作と酷似。同じパターンで先輩格や可愛がってた弟分が死ぬ。しかし白眉はラスト、快活な学生バレーボールとのカットバックで描かれるドブ川での壮絶な斬り合い。「せめて好きになった人の幸せを邪魔しない」田中邦衛と芦川いづみが泣ける。傑作!

2018/02/04:ラピュタ阿佐ヶ谷
一

一の感想・評価

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1作目の『「無頼」より 大幹部』とほとんど同じパターンである。えらい人たちがみんなで話し合って「前のと同じでいこう」と決めたのだろうからしかたない。恋に破れた芦川いづみを慰める田中邦衛っていうシチュエーションが面白かった。内田良平がふんどし一丁にでもなってればな。
無意識にHiGN & LOWと比べてた。
喧嘩シーンは、やっぱりこちらの方がしっくりくるなぁ…と思ってしまった昭和脳…。
t

tの感想・評価

3.5
舛田利雄『「無頼」より大幹部』と思って観に行ったらシリーズ第2作の方であった。あまりにも紛らわしい。
やくざと堅気の間の越え難い壁、がしつこい程強調される。二谷英明も岡崎二郎も田中邦衛も渡哲也もささやかな幸せにもう少しで手が届かない、その象徴の最たるもの唐突なバレーのネットと言うことか。
津軽の雪、荒波、体操服で白のイメージが印象に残る。とりわけ冒頭の、津軽の淡い夕陽バックに雪上で松原智恵子と渡哲也が寄り添うショットは素晴らしい。
芦川いづみの赤いスカーフ。梶芽衣子の赤い花飾り。
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