バッド・エデュケーションの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「バッド・エデュケーション」に投稿された感想・評価

システムと惰性の中で倫理と人間性が失われていく閉鎖空間、それが学校
2020年277作目

ヒュージャックマンはソシオパス?

ヒュージャックマンの誕生日ということで、
タイミング良いので本作のレビューを。

本作で出てくるソシオパスというワード。
これは「精神障害が反社会的な振る舞いとして
表出するタイプの人を指す。」らしい。

サイコパスの兄弟みたいなもので、
簡単に言うとサイコパスは先天的、
ソシオパスは後天的なものになる。

そんなソシオパス教育長を演じるのが、
我らがウルヴァリンのヒュージャックマン。
タソーン(ヒュー)は生徒の成績を大幅に向上させ、
住民や関係者から絶大な信頼を得ていました。

しかし突然、副教育長による横領が発覚。
自分の功績に泥を塗りたくないタソーンはそれを隠蔽。
よく日本でもありますが、タソーンも周りを丸め込め、
何とか自分の手中に収めようと躍起になりますが…

これがなかなか面白いです。

実はタソーンにはある秘密があり、
二重、三重の生活を送っています。
劇中にタソーンは副教育長を
ソシオパスだと言いますが、
そんなタソーンもソシオパスなんです。

ヒュージャックマンはそんな滑稽なタソーンを
絶妙なセンスで演じております。

ヒュージャックマンの新境地をぜひ!

アマプラのスター・チャンネルの
無料体験で見れちゃいます。
小石川

小石川の感想・評価

3.6
教育に携わる予定にあるものとして、なかなか見応えのある、考えさせられてしまう作品だった。
メインストーリーである「公金の横領」はもちろんあってはならないことだしそこに疑念はないが、「教育者としてやるべきことをやっているはずなのに、多くの人はそれに見向きもしない」という孤独感のような、強烈なモチベーションダウンのようなものに薄ら寒さを覚えた。
現場を離れて教育機関の運営や場の管理を担う立場になると、モチベーションや目標を見失って失速してしまう教育関係者は多いという話をよく聞くなかで、そういった背景からもこの事件を見ていると、なんというかやるせないところもあった。
作品の最後に、いわゆるモンスターペアレンツが、明らかに教師の立場から見て「出来が悪い」生徒をよく見せようとまるで道具のように扱う場面で主人公が痛烈な皮肉をぶつけるシーンは圧巻で、主人公の「とにかく目の前の生徒に全力を尽くして教える、学びをもたらす」という熱意には真摯なものを感じたし、それゆえ起きてしまった事件にはもの悲しさを感じた。それをよく魅せている作品だったと思う。
コミュニティが異なると、教育はまるで異なってくるしそれに関わる人の立場や見られ方も変わってくる。主人公の人となりや人間関係のその立場における見られ方も、事件を引き起こしてしまった一つの悲しい原因であったのかなとも個人的には感じた。

作品全体に漂うシニカルな笑いやブラック・ジョークも相まって、見応えのある作品だった。
モモモ

モモモの感想・評価

3.9
「進学校の横領事件」を描く堅実な作りの実話ベース犯罪映画。
物語早々に主人公の相棒が犯した横領が明らかになるのだがそれ以降の「主人公は根は善人では無いだろうか?」という作中バランスがとても良かった。
事件の全容を知らない僕の様な観客には丁度良い塩梅の人物描写だった。
「ソシオパスは私では無い」という一点で引っ張っていく物語が良い。
「自己の為のみに動いている人物は誰なのか」が重要なのだ。
周囲に隠している性対象の問題、自分にとって本当のパーソナルな部分に触れられた途端に化けの皮が剥がれる。
そんな「利己的」な男も最後には愛人の為に歪んではいるが「利他的」な行動を取るのも良い。
自室で繰り広げる脅し合い、騙し合いが最高に楽しいのは役者としての力量故だろう。
ヒュー・ジャックマン主演作品の中では外せない一本になりそうだ。
ゆきた

ゆきたの感想・評価

4.5
飛行機の中で見た
概要を確認せず見たので「マジかよ!!」となった
面白い
kana

kanaの感想・評価

-
米国史上最高額の公立学校の横領の実話。
長くないし結構サクサク見れた。
ヒュー・ジャックマン教師の役似合う。
amik

amikの感想・評価

3.4
途中でだいたいのストーリーがわかってしまったが、楽しめた。ヒュージャックマンが悪役とは珍しい。なかなか有名な俳優さん達も出ていた。
IK

IKの感想・評価

3.9
教育や様々な面で成果を残したり、保護者や関係者からの評判が良かったのかもしれないけど、だからって公費に手を付けるのはいかんよね。金額が全然可愛くないし(総額1,120万ドル、日本円で約12億円)。

アメリカ ニューヨークのロズリン学区にある高校で、2004年に発覚した横領事件を題材にした映画。
ヒュー・ジャックマン演じる凄腕教育長が不自然に爽やか過ぎて、その胡散臭さがもう笑える。そして副教育長(かなりのゲス顔)の横領が発覚した事をきっかけに、横領事件の全貌と教育長・副教育長のゲスすぎる裏側がドンドン明らかになっていく様が酷すぎて面白く、それに対する大人側の打算的な対応も酷さに拍車をかけてて良い。
更に横領事件を暴く事になる高校新聞の記者の心に火をつけたのが、教育長の励ましの一言だったというのも皮肉が効いてて宜しい。

ところで今作のヒュー・ジャックマンえらく老けてるなと思ったけど、もう50超えてるんだね。
Santa

Santaの感想・評価

3.8
とてもシリアス&シニカル過ぎて🌟イギリス映画の様。実話だそうですが😭重たーい作品です。。覚悟して観るべき🌟
JohnNY

JohnNYの感想・評価

3.3
B 3.3
学校公費の横領事件 大した内容でもなく凡庸な演出