悪意の化身と対峙するのは言葉を失ったひとりの女性。
暴力を象徴する黒い塊に言葉ではなく情動を暗喩する花をぶつける。
MeToo運動にインスパイアされたそうで、センスが爆発した尖った作品に仕上がってい…
物語を語らない映画。いや語っているのかもしれないけど、言語でもないし、日常的に体験するコミュニケーションではなく、何かを語ってくる。
脳が感じている情動、不安、怒りなどを観念的に表現する他に類を見…
Aプログラムを観賞したなかで一番出来が良く、緊張感があった。両プログラムに入っているのも納得。音響が生々しく肉感的で一気に引き込まれた。時にグロテスクな音と、花を使った視覚表現の重ね方、対極なイメー…
>>続きを読むあんまり好きではなかった。
が、インタビューで監督自身が死んでしまいそうな時期に作ったことを聞いて妙に納得をした。
一見するとレイプやDVといったジェンダー的キーワードを連想させる。
個人的にはS…
©Nao Yoshigai