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『モスキート』に投稿された感想・評価

[世界の果てで戦争の真理を知る] 50点

第一次大戦下の1917年、フランス行きを望んでいた意識高い系男子ザカリアスはモザンビークの沖にいた。現地の黒人奴隷が"桟橋"として一人ずつ兵士を運ぶという20世紀から取り残された世界で、青年は荷物持ちと案内人という二人の現地人とともに荒野へと繰り出していく。常に何らかの生物の唸り声が木霊する、味方が自分以外いない世界で、ザカリアスは静かに追い詰められていく。現実と妄想、過去と現在が混ざり合うことで、青年の内的世界を狂気的に描こうとしたのだと思うが、撮影と編集がイキりすぎてて煙に巻かれた感じになってしまうのは避けられていなかった。7ヶ月も孤独に駐屯地を守るおじさんが出てきたときには、このまま狂気スポットのスタンプラリーでモザンビーク版『地獄の黙示録』が完成するのかとワクワクしていたが、多分低予算なのでそんなことも起こらず。それでも、現地の集落で奴隷として飼われる展開は、現地人たちを必要以上に悪人にすることなく、その上でこれまで描かれてきた黒人差別的な目線の裏返しとしてちゃんと成立していたのは良かった。
3.6
京都ヒストリカ国際映画祭の作品その1

実話インスパイアの戦争映画。
監督の祖父の体験談が基になっているらしい。

第一次世界大戦中のアフリカ。
17歳で戦争に志願したザカリアスはマラリアにかかったことで部隊に置いていかれてしまう。
自分の部隊に合流するため、黒人2人を連れて出発するが…。

オープニングシーンがなかなか衝撃。
え?それが馬なの?嘘でしょ?

戦争映画とはいっても戦闘シーンはない。
ザカリアスのサバイバルがメイン。

戦闘シーンが無いとはいえ、アフリカの大地は美しくも過酷。
一歩間違えれば「死」が待っている。

たぶん童貞で純粋に愛国心から参戦したザカリアスがだんだん現実を知り、やさぐれていくのがツラい。

なんというか、信じていた理想がどんどん崩れていく感覚。

奴隷として扱ってきた黒人と立場が逆転するあたりは興味深い。

そしてあの残酷なラスト。

ただ、時系列がバラバラかつ現実なのか幻影なのか分からないシーンも結構あって分かりづらいのがネック。
ストレートに描いたほうが良かったんじゃ?
京都ヒストリカ国際映画祭で

戦争の中での「わけのわからない死」というか、前線の戦いでの死でも、一般市民が巻きこまれて死ぬのでもない、それゆえにあまり描かれてこなかった部分の死について

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