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「彷徨える河」に投稿された感想・評価

reiko

reikoの感想・評価

4.4
🍅96% 🍿85%

テオドールとエヴァンという実在する探検家の日記を基に作られたストーリー。


テオドールが1909年に残した手記は、彼が37歳のとき。(1872年-1924年)
エヴァンは2001年までご存命だったよう。(1915年生まれ)

このような文化を守り続けた人や、世界に伝えてきた人に捧げられた映画。
素晴らしかった。


カーピは「カナルタ」にも出てきたアワヤスカのことかな。
DMTやアワヤスカの話は面白い。

ジャガーや蛇が出てくるシーンは
カラマカテが見た夢(ヴィジョン)なんだと思う。
(実際にヴィジョンにはジャガーや蛇、黒人女性などが出てくることが多いそう)


壮大なアマゾンがモノクロで写されて、せっかくの美しさが勿体無く思えたけど、
映画を見終えて、
それ以上にカラーの部分(ごく一部)を強調したかったように思えた。
わざわざ全部モノクロにしたんだから。
低予算のための事情だとは思えなかった。
あれはエヴァンが見たヴィジョンなのかな。



若いカラマカテと年老いたカラマカテ。
初めはストーリーの時間軸が分かりにくいけど、脚本もとても良かった。

アワヤスカやDMT、ヴィジョンなどの知識が全くないと
分かりにくいところもあるので、それはもったいない...
私もまだまだ詳しくないからこういう映画はもっと観たい。

エンドロール初めに出てくる
DIANA FERROはシーロゲーラ監督の奥さんの友人っぽい。
Shaw

Shawの感想・評価

4.5
全てを掴みきれずに『2001年』を彷彿とさせるところにまで話が持っていかれたまま映画は終わった。

始まりから静かに進みつつも、異文化の交流と絆を生み出す複雑な人間関係がなかなかグッときた。

淡々としているが確かなエネルギーを秘めた傑作。
世界各地の映画祭で注目を集めるコロンビアの俊英シーロ・ゲーラ監督の長編第3作で、2015年カンヌ国際映画祭監督週間で最高賞を受賞した。20世紀前半にアマゾンを訪れたふたりの白人探検家の日記を基に、先住民族の視点から、失われつつある彼らの文明を描き出す。

実在の学者リチャード・エヴァンズ・シュルテスとテオドール・コッホ=グリュンベルグの手記を基にしたドラマ映画で、20世紀初頭のアマゾンを訪れた学者と原住民の奇妙なロードトリップを描く。

部族最後の生き残りである呪術者カラマカテは、アマゾンの奥地でひっそりと暮らしている。数十年にわたって他者との接触を拒んできたカラマカテは、孤独のあまりすっかり記憶や感情を失っていた。そんな彼の前に、聖なる樹木ヤクルナの調査に来たアメリカ人の植物学者エバンが現われる。エバンと共にカヌーでアマゾン深部へ漕ぎ出したカラマカテは、少しずつ記憶を取り戻していく。

今と昔とアマゾン物語
呪術者カラマカテが若い頃に出会った学者と晩年に出会った学者との対比構造で話は進む。両者ともに聖なる樹木ヤクルナを欲しているが……。
全編ほぼモノクロ。自然破壊と未開の地の問題やら何やら語らずとも感じろ、文化と文明、みたいなわかり易いテーマがあるにも関わらず、言いたいことの根幹が定まらないまま、啓蒙されて終わるのが惜しい。実話ベースが辛うじて物語の特異性を支えている。
今日学んだこと:マジックレアリズム
生半可な気持ちで手を付けていい代物ではなかった。

途中から「ハード・コアな水曜どうでしょう」として鑑賞した為何とか乗り切った。
わたしには高尚な映画すぎて観てからしばらく考えてた...。ラストぶっ飛んだ。いや、やっぱり考えてもわからんわ。
自然を畏怖したり人間を理解したり愛したりしたい人用。なので私には不向きです。

このレビューはネタバレを含みます

原住民の手によって、アマゾン川で洗礼を施されるような、自然賛美の域に留まらない芸術映画。ジャングルで薬草を探す旅。

ジャングルでは、都会人の理屈は通用せず、金は紙切れと化し、物質主義的な世界観は崩壊せざるを得ない。ゆえに、都会人にはジャングルが分からない。それは、この映画を観、評価する我々にも言えることだと思う。

高度に発展した文明社会の人間が、「神聖」な自然に足を踏み入れることの意味を、原住民の立場から考えたことがある人がどれだけいるだろうか。特にそれが、自然を文明社会に都合良く利用するためである場合、それは彼らの尊厳を踏みにじり、彼らに死よりも重い屈辱を与え得るのだと思う。

“蛇の抱擁”、それはまさにアマゾン、ジェフ・ベゾス。地球が育む生命のゆりかごであり、創造主を感じさせるような宇宙の一部、スペースX、イーロン・マスク。
Takuma

Takumaの感想・評価

3.4
舞台が秘境アマゾンの奥地である事や原住民たちの信仰や文化、生活に濃密に触れている事から、非常に神秘的な作品。
何と言っても、白黒にも関わらず十二分に伝わる
人工的な演出や華美な装飾など入る余地の無い、広大なジャングルと大いなる河の流れの純度の高い美しさ
文明社会から切り離された、本来的、自然的な生命としての活動に想いを馳せたくなる
テオやエヴァンは、その意味ではある種脅威ともいえる存在になり得たかもしれない
コンパスのくだりや、ヤクルナの利用目的など
如何ともしがたい双方の意図せざる対立構造の描写もぬかりない。

カラマカテ(基本名前覚えにくい)の過去と現在の姿がまざり合い、時に記憶と邂逅していく構成が良かった

終盤にさしかかる頃モノクロからカラーに移るシーンが僅かながら存在していますが、あの意図はなんだったんだろう
色々と興味が尽きない、まさに秘境めいた映画
【絶対に彷徨いたくないで賞】

☞1st☜
原住民、まさしく「陸海空〜」の舞台。シャーマンも出てくる。
ヤクルナがヤクルトにしか見えなくなってくる。
終盤いきなりSF感。テレビ壊れたかと思った。
コロンビア初、外国語映画賞おめでとうございます‼︎

☞2nd☜
観たことあったの忘れてて観ちゃった…
鞭しばきジジイで思い出した…

ヤクルナ探しの旅
ヘビ!!
チュジャチャキ=もう1人の自分
偽ジーザス狂乱「私の体を食べよ!」
カラーの使い方…

2018.08.25レンタルDVD*字幕(評2.8)
2021/05/24GYAO無料配信*字幕
ne

neの感想・評価

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ゴムの木について少し知識がつく。狙ってるのか分からなかったけど、プロローグの入り方にくすっとした。カラマカテの馬鹿笑いは誘われる。
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