女子高生が万引きをして逃げてる途中に車に轢かれて亡くなった事件を巡り、家族やその事件の当事者たちの人間模様を描いた激重人間ドラマ。
登場人物それぞれの心情が痛いほど伝わってくるし、言葉の一つ一つの…
「空っぽの世界に、光はあるか。」
同監督作品の『ミッシング』のように、社会の光と影が見事に描かれていた。心苦しい展開だけど、これが現実でありうる問題なのが恐ろしい。物語の設定も、誰が悪いとは言えない…
古田新太だなぁ〜という作品。
この作品はフィクションだけど、実際に交通事故で人生狂っちゃう人いっぱいいるよね。。車運転するの怖いよ…車に乗らなければ人生で殺人は組み込まれないからさ。。
大切が人とか…
中盤、誰も応援できない展開が続いてしんどかった。終盤少しだけしこりのとれた古田新太の表情が絶妙だった。
被害者の立場で言えば、娘とうまくやれなかった父が自分でもわかっていながら周りを過剰に攻撃して…
誰もが喪失の被害者になり得るし、奪い取る加害者にもなり得る中で、取り返しが付かない物事とどう折り合いを付けていくのかをひたすらじっくりと描いていく。それぞれの後ろめたさと怒りが積み上げられて、ストレ…
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