コットンテールに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）

認知症で亡くなった最愛の妻の最期の願い。自分の遺灰をイギリスのとある湖にまいてほしい。この願いをかなえるために夫と息子夫婦とイギリスに旅立つ。この度の中で息子との間にある溝をゆっくり丁寧に埋めながら…

繊細な映像と温かい物語…それらを際立たせる役者さんのお芝居。全てが美しく、舞台挨拶でリリーさんが仰いた通り、若者の心にも刺さる作品です。

これからも“家族”の尊さと儚さを胸に置き、大切に生きていき…

こんなんリリーフランキー頼りだろ！というストーリーだったが、かなり良かった。静かな湖水地方での内省が妻との記憶を呼び覚まし、息子と向き合っていく。主人公が何かから逃げてきたということはない分、ただた…

日英合作のロードムービー。湖水地方の風景が美しい。
劇判を極力入れず、説明的セリフも無く、人物のアップを多用した表現で俳優の表情で見せる作品。リリー・フランキーや木村多江、錦戸亮が素晴らしい演技を見…

亡くなった妻のためにいや〜初めは旦那さんリリーフランキーがヘンクツおじさんに見えてしまうけど、だんだん妻が亡くなるまでのこととか色々知るとなんかグッときてしまった🥹妻との約束、叶えるためのロードムー…

【遺灰は思い出の地へ】

パトリック・ディキンソン監督・脚本×リリー・フランキー主演の2023年の日英合作

〈あらすじ〉
兼三郎は、妻・明子の葬式で疎遠だった息子の慧と妻のさつき、孫のエミに会う。…

今年ベスト出ました…。
物事を敢えて抽象的に描く”映さない美学”が私は映画の醍醐味だと思ってるからすごく好きなんだけど、各シーンここまで詳細にあるがままを映してツギハギするやり方でも、これほどまで情…

終始トーンを落としたような静かな作品なんだけど、いつの間にか引き込まれてた。
遠い話のようで誰にでも訪れるような家族の物語。
観てるうちに、ケイの立場から、明子の立場から、ケンの立場から、色々な角度…