トリッキー・ワールドの作品情報・感想・評価・動画配信

「トリッキー・ワールド」に投稿された感想・評価

ahoy

ahoyの感想・評価

5.0
Netflixオリジナル作品。期待以上だった! 普通にギャング映画だと思ったら結構社会派だった。ロンドンの犯罪組織のボスに雇われたタミルのギャングの話。

結末もメッセージ性があって好き。後半どうなるのかと思ったらうまく回収していくストーリー構成と良い人なのか悪い人なのかわからない主人公を演じるダヌシュさんも良い…

カールティク・スッバラージ監督のブラックなテイスト好き。
ヒロ吉

ヒロ吉の感想・評価

4.0
Netflixにて字幕観賞。

あらすじはタミル人ギャングであるスルリはインドで気ままに暮らしていたが、ある日腕っぷしを見込まれ、ロンドンの大物白人ギャングであるピーターの傭兵として雇われる。
しかし、ピーターの敵対組織は難民の救済に人生を注いでいる人物であったが…というもの。

Netflixオリジナル、インド発のギャング映画!
インド映画でギャング物なんて…と思ってましたが、これまた面白い!
相変わらず長いけど。。
ギャング映画として体は成しているし、エンタメ性もちゃんとあるし、スルリのキャラクター性も魅力的!
肝っ玉が据わっている感じは『スカーフェイス』のトニー・モンタナを彷彿とさせる。
めちゃくちゃ裏切るけど😅笑

インド映画お馴染みの歌とダンスシーンあり😆
ラキタ!ラキタ!

またエンタメ性だけでなく、スリランカ内戦による移民、難民問題にもメスを入れているのが良いですね〜。
“別世界の出来事だと思い分かろうとしなかった”
切ない。

自身の金の為にと思い、敵対組織のボスを裏切り殺したことが、愛した人アティラを傷つけ、更に難民達を苦しめることを知ったスルリが事の始末をつける為にする行動が見物!
Kinnosuke

Kinnosukeの感想・評価

5.0
超面白かった!ファンキーでクレイジーでバイオレンスな幕開けに冒頭から心を鷲掴み。ナルコスばりのマフィア抗争×移民問題×インド映画的な歌とダンス!主人公はヒョロガリNOTイケメンでズル賢くてバイオレンス。2時間半超があっという間のジェットコースタームービー。
レク

レクの感想・評価

3.8
白人至上主義者とインド人による武器密輸組織の抗争に巻き込まれるタミルのギャングの悪と正義を描く。

スリランカ内戦を背景に人種差別問題、移民・難民問題に触れつつ、ちゃんとギャング・ムービーの体を成すエンタメ性の高さ。
南インドは秀逸で尖った社会風刺映画を生み出すなあ。

ハンムラビ法典の罪刑法定主義的なラストは暴力では決して解決できない問題への監督なりの答えか。
Kazukidz

Kazukidzの感想・評価

4.1
アイデンティティを解放せよ「Yes or No」



パロタ作りが好きで、腕っぷしのいいギャングの兄貴分スルリは地元インドで気ままに暮らしていた。そんなある日、その腕を見込まれイギリスのマフィアからスカウトされる。異国イギリスにてマフィアの縄張り抗争に巻き込まれるが、思いも寄らない真実が浮き彫りとなり...


これまた面白いインド発社会派ヒューマンドラマ兼アクション映画でございます。インド映画は兎に角"長い"が代名詞ですが、こちらも時間を忘れる程の内容の濃さ、飽きさせない演出、先の読めない展開、バラエティ豊かなキャストなどなど、本当に魅力たっぷりです。社会問題も浮き彫りとしており、強烈なメッセージも発信してます。お金のためなら、なんでもする主人公スルリが、アイデンティティを解放し、最後の戦いに挑む姿はもう爽快です。タイトルに相応しい、予測できない展開は見事ですね!

個人的ではありますが、ジョンウィックと対戦して欲しい笑
おさ

おさの感想・評価

3.8
すげえな歴史と人種と故郷と暴力と裏切りと金と慈悲と抗争と正義と歌とダンス…どれも逸脱することなく長く楽しめたお見事
タミル人(南インドに住む民族)のギャングである主人公の武勇伝に始まり、やがて舞台はロンドンに。そこで歌手として働く同郷の美女も登場し、スタイリッシュなアクション映画として、なかなか良い感じ。

でも、それはあくまで前振りだった。中盤で明らかになる事実から、それまでのストーリーの見え方が一気に変わり、移民問題や人種差別、左派と右派の闘争を軸に据えた、本作の真の姿が明らかになっていく。

ネタバレになるので多くを語れないけど、どこか伊坂幸太郎の小説を思わせる、技巧と、どんでん返しが冴えわたる作品。インド映画ではあまり見かけないタイプなので、この展開は全く予想できなかった。

(本作も配信作品でありながら早い段階からサムネイル画像が登録されている。最近のFilmarks頑張ってる!)
肉浪費

肉浪費の感想・評価

3.7
ボリウッドが送るインド、スリランカ、イギリスを絡めてガチ「移民問題」にメスを入れる、国際色豊かなヒョロガリ下衆アウトローの英国派遣成り上がり道
ボリウッドあるあるの強引展開・ご都合主義も"意図して"トリッキーに運ぼうとするその意気やヨシ!(頭脳派を期待するでないw)

オープニングというか序盤の走り出しがかなり期待させる"風格"すら感じさせた!
テンポのいい人物名のタイトル切り替えのクライム劇はガイ・リッチー映画のような荒くれポップさも感じられ、一気にどういったストーリーか気にさせる演出でしたね。

ボリウッド映画ではお馴染みの歌・ダンスもNetflix中ボリウッドオリジナル又は独占の中ではトップクラスの"本格ダンス"で、お得意のヒロインを美麗に彩るダンスではないけども、男衆のアメフトで見られるハカダンスのような振り付け。主人公が手足細長の痩せ型なので、実に"映える"キレのあるダンスパフォーマンスを披露していましたね。

その主人公が"最(高)クズ&ゲス"スタートでお贈りするという珍しいタイプのボリウッド映画で、同Netflix中インド監督ではない『ザ・ホワイトタイガー』も若干彷彿とする野心を抱えた自己中心的人物です。
初登場でギャングなので人殺しを気軽にこなし、人の命を粉微塵も意識しないようなサイコパス・ヴィランな人柄(笑)
でもダンスの軽快・剽軽さからなぜか「ルパン三世」を思い浮かべ(髭面で人柄も全く違うが)てしまうのでwストーリーが"義賊"や人を殺さないスリ(スルリだけにw)ならまだ主人公に愛着を持てるのに…

と思っていたところ、そこから"ひと仕掛け"あるようなストーリーテリングでしたねw
イギリスでライバルの犯罪組織同士で、片方が同インド民族だから悪党で名を馳せてる主人公を雇って始末してくれや!という(んな、バカな)展開に、スルリが一目惚れして熱烈アタックしたところ、あっという間に婚約者入りに!?
というボリウッドらしい強引過ぎる展開にやれやれと苦笑しながら見ていたのですが、ここで"テーマは「移民問題」"に立ち返って本腰を入れた"社会性"は評価せざるを得ない展開になっていきます。

まあ、インドが植民地時代があった英国の"白人至上主義者"に雇われるという、なんとも皮肉な展開に、"スリランカの内戦事情"を絡めて、「人種・民族差別」を炙り出していく伏線はオープニングから敷いているので、最近のボリウッド映画の着目点をなめ過ぎないことが肝要ですね。

と言っても、真実が明らかになって新展開になっても"ご都合主義的"で"破天荒"なやり過ぎ展開はやっぱりボリウッドなんですがね(笑)
そこに目を瞑れても、ヒロインを絡めた本格ダンスシーンがあと1,2つあれば満足度の評価も爆発的に上がるのにぃ!と若干の消化不良w
Lee

Leeの感想・評価

3.8
イケメンでもなく…
ヒーローでもなく…

自分本位で金のために人を裏切り殺すゲスな主人公スルリ
インドから傭兵として雇われロンドンへ…

英語も喋れない彼が知る辺境の地での抗争、人種差別、難民問題、そして真実の愛。

スルリのたどり着く答えは…

ブラックユーモアを交えて、残酷だが嫌味がない演出。
インド映画だがインド映画ぽくない。
あや

あやの感想・評価

4.2
はー最高最高。
インドのギャング映画か!と思って軽く見始めたら
しっかり長丁場の超大作で、
中盤から真面目な難民問題になっていくという、こーゆー期待を裏切ってくるインド映画大好物です。

自国のカースト制を皮肉り、
あまりよく知られてないスリランカの内戦を語り、(少数派ヒンドゥー教タミル人と多数派の仏教徒の内戦?)
難民問題含め、インド植民地時代、
中東の石油など、さらっと
米英の悪にも触れる。

ちょっとぐろいシーン、銃撃シーンもありますが
なぜか笑える。。
なんだろうタミル人が撃ってる銃命中してるとは思えないほど安定してないし、
簡易爆弾?らしきもののしょぼさが登場するたびにツボでした。笑

重要なテーマをポップに描く天才ですね、
インド映画は!
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