ジガルタンダの作品情報・感想・評価

「ジガルタンダ」に投稿された感想・評価

ギャング映画を撮るために本物のギャングに接触を試みよう!(超ざっくり)っていう映画制作もの映画なだけあってインド映画について右も左も分かんない単なる映画好きでしかない自分にも超ブッ刺さっておもろかった!!前後半でジャンルがガラッと変わり普段観るような映画にはないテンポ感(予想が出来ない)のおかげもあったか171分があっという間。特に中盤以降は一介の映画監督だった男と誰もが恐れるギャングの親玉たる男の立場や倫理観の逆転する様が目まぐるしい映画制作の背景の中でジワジワと描かれていき目を離す隙のないほどにこの男達と映画制作のその先が気になりそしてあのラストのシークエンスを以ってしてゾッとさせられた。“ナイトクローラー”“ディザスター・アーティスト”感はむちゃくちゃ分かる!!

個人的にギャングのボスセードゥがキャラクターとしてあまりに魅力的過ぎて最高だったのと前半そのセードゥが殺されそうになるシーンの長回しがここ最近観たどの長回しよりも最高にドキドキした!!ってか171分余す事のないサービス精神と満足感の供給ができるのって世界でもインド映画くらいじゃね?多幸感が凄い!!

もっとインド映画勉強したい、、
かくわ

かくわの感想・評価

3.5
映画監督コンテストで脱落するがプロデューサーに声をかけられギャング映画を撮ることになる。調査のため悪名高いギャングに接触する。

個人的には前半、特にボスのセードゥに接触するまでがピークで以降は中弛みの印象。特に映画が完成し上映されたシーン以降は騙し討ちされた感じであまり良い気持ちになれなかったのが本音。

つまらなくはないけどちょっと期待値を上げすぎていたかもしれない🤔

タミル語
字幕翻訳:矢内美貴

2022-002

このレビューはネタバレを含みます

盲目のメロディーより面白い「踊らない」インド映画ってあるのかなって思ったけど、探せばあるもんなんだな〜 盲目のメロディーはプロット(とED)が素晴らしくて面白い、こちらは展開が奇想天外ぶっ飛びで面白い作品。
途中まではもしかしたら面白くないと思う人もいるだろうけど、途中でアニメ版シュタインズ・ゲート9話のような瞬間が来ます、絶対来ますので待っててくれ。(怖くはないです)
インディアン・ムービー・ウィーク(IMW)にて鑑賞。
映画監督を目指す青年が、ギャングの抗争をテーマにした映画を撮るために本物のギャングに接触を試みるという物語。
まずはボスの取り巻きから攻略しようとあの手この手で接近する。エロDVDの話は笑った。あれはやばーい!
映画作りを題材にした映画なのだけど、そこを期待すると映画作り始めるまでかなり待たされることになる。インド映画なので。
インターミッション後から笑うに笑えないコメディが開幕。(前半もずっとコミカルだけど)
映画大国インドの映画愛を感じつつも、カタギの主人公までワルに見えてきてなかなかに狂騒。映画は人に夢を与えることもできるし、人を殴る武器にすることもできる。

このレビューはネタバレを含みます

おもろすぎてぶっ倒れた。
「映画を製作する映画」なのだが、観る人によって『ディザスターアーティスト』にも『ナイトクローラー』にもなりえるジャンル不能のタミルの怪作。

主人公は短編映画しか撮ってない監督。
監督コンテストで「お前は無能や」と言われ撃沈するも、「いや才能あるから長編映画撮らせたる」と別のプロデューサーに言われる。意気揚々と事務所に向かうが、人々が求めてるのはギャング映画だからギャング映画撮れと無茶振りされ、あろうことか本物のギャングに接触を試みる。
というのがあらすじ。

言ってしまえば、ギャングが行う拷問や殺人を映画の資料のために撮影し続けたり、この殺害方法を試そうと提案したり、映画撮影のためなら手段を選ばない狂気性が主人公にはある。
物語が進めば進むほどヒロインへの感情も無く、成功するための踏み台であることが分かる。

一方で、平気で殺人できる危ないギャング一味が、映画の世界へ踏み込んだことで新たな自分を見出す。満員の劇場に踏み入った時のシーンにはやられた。人々の喝采を浴びて浄化されていくかの如く、表情が柔らぐ。良すぎる。

ギャングが映画人になり、監督がまるでギャングのような悪人になる。
もうね、面白いにもほどがある。
最初から最後まで面白すぎた。
強いて言うならばコメディ映画になるだろうけど『キケンな誘拐』と似た感触があり、他では観たことない不思議なテンションが続く。

主演はテルグの俳優シッダールト。
日本での上映作品はおそらく2作目。めちゃめちゃ好きだから久しぶりに入ってきて嬉しい。(ネトフリドラマには出てたけど)
親友役のカルナーカランもかなり良かった。
この人のおかげでコメディパートのツボにハマる度合いが上がってた。
okcchan

okcchanの感想・評価

-
シッダールトさん、はじめまして!
ギャングとの映画作りの話、おもしろい🎬

(そして顔かわいいです💭
ベビーフェイスめだけど、ワイルドな感じ、エディ・ポンを連想させました。)
ahoy

ahoyの感想・評価

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インディアンムービーオンラインで鑑賞。

この映画、一体何なんだ!?(褒めている)

ギャング映画を撮るためにギャングたちについて調べ嗅ぎ回る若手監督。

残虐なギャングたちはとにかく危険なので近づけば危ない。巻き込まれそうだと観ていたらインターバルからストーリーが動き出す。

こんな展開予想しなかった。

コミカルさとバイオレンスの綱渡りが絶妙な作品。
dita

ditaの感想・評価

4.0
@ 塚口サンサン劇場 16

近頃は長い映画を観る体力がないのでIMWも全然観てなかったけど、リンゴの皮を剥きながら意味もなく泣いてしまい塩水いらんやんってなるような精神状態が続いていたので気分転換を兼ねて地元でリターンズ。とはいえやはり171分、なっが!インターミッションまでなっが!と心が折れかけるもインターミッション後は超おもしろかった。

ムービー(芸術)vsギャング(暴力)のせめぎ合いがめちゃめちゃスリリングで先が読めず(次どうなるん?ねぇどうなるん?)とどきどきしっぱなしからのラスト。どんだけどんでん返すねん。映画5本分くらいどんでん返したのでは。

ヒロインいる?というくらい恋愛パートが適当で扱いがひどいのも、撮影シーンで感じるほんの少しの違和感も終わってみればなるほどと膝を打った。善悪の境目って何かね…権力って何かね…映画って何かね…人間って何かね…。

と、楽しい映画で気分を晴らすという目的は達せられずもおもしろかったから無問題。そして唯一(やったっけ?)の井戸端ならぬ井戸中ダンスシーンが音楽含めて超最高。おっさんが集うダンスシーンにハズレなし。
みけ

みけの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画監督のカールティクは、適当なことを言うプロデューサーに従ってギャング映画を撮ることになる。よい映画を撮るために実在のギャングについて取材を重ねていくが、その行動が思わぬ展開を呼び寄せる。

インディアンムービーオンラインやインディアンムービーウィークなどのおかげでタミル映画をほどほどにいろいろ見てきたが、この映画や「キケンな誘拐」のような理不尽シュールコメディの潮流が局所的に存在することはわかってきた。タイタニックお面プレイをときどき思い出して笑ってしまう。

予測がつかない展開に翻弄されるのが楽しい映画だが、主人公に魅力を感じられなかった(個人的な趣味です)ところが残念かもしれない。恐怖と敬意は違うとセードゥ(ギャングのリーダー)に知らしめた人が最後は恐怖の便利さに飲み込まれていくのは、そこが面白いところなんだけど「なんで!?」となったところでもあった。「暴力はいけません」という結論で終わるのは陳腐だということなのだろうか。

ヴィジャイ・セードゥパティが出てくるとなんだかうれしい。
なも

なもの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場では見逃したけど、インディアンムービーオンラインに入ったので嬉々として鑑賞。変ッッッな映画だな!(褒めてます)
ジャンルとしては「ええんかいそれで!?」が乱発されてスリラーなのかコメディなのかよく分からなくなってくる理不尽系。「キケンな誘拐」と同じバイブスを感じた(出演者も結構かぶってたし、なんなら音楽も同じSanthosh Narayananだったね)。
主人公カールティクは「大丈夫かなぁこの坊っちゃん……」みたいな空気を漂わすカタギの若者で、ギャングのボスであるセードゥと分かりやすい「善悪」の構図を描いているけど、インターミッションを挟んで主人公が映画を撮り始めたあたりで、だんだんとその構図がねじれてくる。主人公、リンチをはしゃいで撮ってるし……次は拷問の撮影かよ……待って、カメラの充電のために拷問止めるの……撮りたい映画のためにギャングのボスまで騙すし、なんなら最後は殺す気だったの……!? つーか最後のお前もう完全にギャングじゃん!!!!
他方のセードゥは最後の最後で俳優として認められる快に目覚め、自分のファンとして握手を求めてきた幼子への愛情にも開眼し、なんか楽しそうに映画業界でやっている。善悪とは。どっちがサイコパスだ。
ヒロインに対するカールティクの行いがクソすぎて(利用するのまでは誤解誤認ロマンスの定型としてありだけど、殴ろうとしたのと腹いせに相手の人生台無しにしようとして謝りもしないのは最低のクソカス)、正直かなり胸糞ではあるのだが、改めて色々思い返すとまあそうもなるか……と思わなくもない。こいつ最初から最後まで映画が第一だもん、そりゃカヤルちゃんのこと大事にするわけないわ。
セードゥはプライド、カールティクは映画。譲れないものに必死に執着すると、人はわりと簡単に極端に振れるってことなのかもしれない。
字幕:矢内美貴
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