鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』に投稿された感想・評価

杏
3.4

ここ最近太宰治の作品を観ているので、原作を読んでからこちらの作品を視聴した。

映画は原作の内容に加え、上原二郎についての話やかず子の心理描写についてが鮮明に描かれていてとても良かった。

配役と演…

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月島
4.0
青森旅前の予習

私は、太宰治に布団の女としてではなく1人の女性として抱かれるだろうか。
魅惑的な女性になりたいです。
記録
着物は綺麗だが、姉弟の演技が辛い。他の芸達者な俳優さんだったら、全然違う印象だったのではないかと思ってしまった

太宰『斜陽』の映画化。脚本を書いたのが増村保造であり、その弟子筋の監督でもあるのだが、増村的ジェットコースター的なドラマ展開はなく、ノイズのなさ(それは現在の映画が抱える問題かもしれない)がリアリテ…

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j
3.6
本で読んだ後に読むと内容を再確認できた。
最後の、上原の妻に伝えた直治のための言葉が、なんとも恐ろしく、背筋が凍った。

太宰治の名作「斜陽」を映画化した作品。
山梨県出身の俳優陣が出演し、ロケ地も山梨県だったということで、
山梨県出身の私にはとても親近感のある作品でした。
貴族出身の主人公の女性が戦後没落した中でも、…

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S
3.0

太宰で一番好きかもしれない『斜陽』。増村保造の草稿脚本が元になっていると聞き。映画というより舞台寄りの媒体で観た方がしっくりきそうだけれど、太宰文学は活字の中でしか味わえない魅力がある絶対に。安藤政…

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2.0
あえて言うならば、人間とは弱くて醜い生き物ということを再認識した。
sissy
3.2

かず子が、どんどん魅力的になっていく様が「やはり強かな女は美しい」と思わされる。

序盤のかず子は演じているような余所余所しさが鼻についたけど、彼女の野望が芽生えた時からより一層輝き出した感じがする…

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6月13日が太宰治の桜桃忌だったことを思い出し、鑑賞しました。

演出なのか、妙に登場人物のセリフの言い回しが軽薄なママゴトをしている感が漂い、
それがまた、貴族の没落、作家としてものを書く事への没…

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