天上の花 大阪十三の映画館「第七芸術劇場」鑑賞 2023年11月7日
詩人・三好達治のドキュメンタリー
詩人・萩原朔太郎の娘である萩原葉子の小説を映画化。
1966年に発表した萩原葉子の小説「天上の…
女にだらしないDV男が東出で美しいだけの女を入山という地でやれる2人が演じている。それでもやはり共に演技力が無い。入山はテレビくらいがちょうど良い。時代背景や設定はかなり好きなのだけど。東出がトンネ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
1/28山形フォーラムで見てきました。なんとも苦しい話でした。昭和初期の封建的男女の恋愛であるにしても、三次達治の理不尽な振る舞いは今でいうクソ男ですね。「愛してる」と言いながら、その気持ちは執着で…
>>続きを読むここのところはひたすら鎌倉殿にハマっていたので久しぶりの映画となった。
全体としてひたすら起きた出来事を追っていくだけのように見え、人となりなどを一つひとつの画として見せていくシーンに欠けているよう…
昭和初期から戦争末期、戦後のその時代時代の空気感が良く、それだけでも評価出来る。
そして東出昌大さん演じる三好達治の純粋さと愛という狂気とのアンバランスさは実に見事。先日見たWinnyも良かったけ…
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ・・・の三好達治のイメージ、ガタ崩れ。
大正末期、才能はあるが金はない書生の三好達治は、裕福な荻原朔太郎の妹慶子に一目ぼれしてしまう。お互いが別人と結婚した後も…
三好は常々、長年想い続けた愛だと言うけれど
一目惚れの恋は理想の押し付けで
自分のものになった途端、すきな相手を思い通りにしようとしたり、女はこうあるべきだと無自覚に型にはめようとして
気に入らな…
「詩人の映画」だと、映画独自の抽象表現やら台詞の美しさやら勝手に期待してしまっていたけど、とても直接的に人間模様だった。
現代からの目線が直接的過ぎるわかりやすい明確な言葉の台詞だったり、演出的に…
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