戦争と一人の女の作品情報・感想・評価

「戦争と一人の女」に投稿された感想・評価

戦争末期。市民が投げやりな時間を過ごしていた一側面。焼夷弾が落ちてくる様を見て美しく感じる心地。「もっと燃えろ!」。劇中、戦争とは彼女の恋人でもあるだろう。堕落論を文学にすると確かにこれだ。
デニロ

デニロの感想・評価

3.0
冒頭からカメラが揺れるのが気になる。不安な世情と私情を表現したいのかとは思ったが、気になるくらいに観にくい。独逸表現主義の映画作品のようなあり方ならわかるが、これはいただけない。

戦争、責任、天皇、食糧、身体、庶民、飢餓、空襲、、、、。

こんな最中にも性交はしてたんだよな。

戦争に負けたら男は去勢され、女は強姦される、と映画や小説の会話にあるが、そんなことを軍隊は当たり前のようにやる。様々な戦場であるんだろう。最近もアフリカで行われていたことが報道されていた。日本もアジアで当たり前のようにしていたんだろう。日本の国の成立過程の中であったように。閑話休題。伊豆地方では武田信玄軍はすこぶる評判が悪い。きっととんでもない現地調達を行っていたんだろう。新田次郎の見解は、また別なんだが。言い伝えられている感情の方が正確なのではないだろうか。

この復員強姦魔のトランス状態は戦場での経験によって呼び起されたものだ。うーむ。市井の人々も戦争を支持していたのだろう。国が無茶苦茶になって、言われたままに追認していましたでは済まない。恐る恐る負けたらこうなると呟いて、縮こまる。
勿論、ラスボスは責任ある。

カメラが揺れているのは、ラスボスに対する武者震いか?

このレビューはネタバレを含みます

【過去に観た映画】2013.12/1

坂口安吾の「戦争と一人の女」が原作であるが、原作にはない、実在の連続強姦殺人事件の犯人を右腕を失った帰還兵(村上淳)として登場させている。

安吾を模したという作家(永瀬正敏)と女郎上がりの呑み屋の女将で、作家と暮らす女(江口のりこ)の二人の話と並行して、帰還兵の鬼畜ぶりが見せられ、
最後につながっていく。

日本文部科学省傘下文化庁文化部長出身で映画評論家で京都造形芸術大教授でもある
寺脇研がプロデューサーで
日本映画大教授で「映画技術」編集者の荒井 晴彦が脚本。


ココから先は、ネタバレ、性的描写を含むので、真白い心で観たい方、性的描写を不快と感じる方は読まないでね。

戦争で全てがめちゃくちゃになるのだと退廃的になっている男と戦争をむしろ楽しんでるかのような女。

二人は、ただ身体を貪りあう。
しかし、女はイけない身体。
絶頂を知らない女を男は 不憫に思うが、「僕のオマチャだと」弄ぶ。

でも、最初のまぐわいの時、着物姿の女を脱がせて、
いざ、挿入という所で、
男はモモヒキをはいたままでツッコム。
せめて、モモヒキからナニを取り出すカットとか、
表情のカットとかがあればいいが、いきなり男は着衣のままでつっこんでいる。
モモヒキを突き破って、挿入してる感じ。

で、あっけなくハテてしまう。
早っ!

そんな大雑把な所があるかと思うと、反面、レイプシーンでは、殴って気を失わせ、
失禁、脱糞した女のそこを丁寧にふきとったりするシーンがあったりもする。

男と女の部分よりも執拗に帰還兵を描いていたりする。
そして、最後に捕まった彼に、「戦争」を語らせる。

最後のまとめのように台詞で全てを語らせることで興ざめするのか、解りやすいと思えることなのかは映画としての好みによるものだろうが、
私としては、そこまで語らせなくてもとは感じた。

女郎屋で働いていた女は、
一日に何人も客をとっていたから、イクと身体がもたないので、イけない身体になってしまったという。

そのくせ、呑み屋の客とはほとんど関係し、作家と住むようになっても「浮気はするわ」と宣言し、男を求める。
イかせてくれる男を求めていたのだろうか。

一方、帰還兵は戦地から戻り、妻を抱くが勃たなくなってしまう。
そんな彼が、強姦を目撃したことで強姦することでしか
快楽をえなくなり、次々と強姦殺人を犯していく。

そんないびつな男女の性の比較というか、対比がされていた。

抱かれても、能面のように空を見つめるしかない女の顔が、屈折した中の激しい快楽の波の中で、変わって行く。

女にとっての「イク」という現象は女を大きく変える。

帰還兵は女に暴力をふるう時、表情ひとつ変えない。
その底知れぬ闇と怖さに、迫力があるが、被害者の女性たちの演技もすさまじく、
本当に死んでるんじゃないのと思わせるほどのリアルさが漂う。

誰の好みのなのか、やたらヘアがお披露目される。
いや、そそるというより、
こう無防備にさらけだされると、ちょっと笑う。

しかし、日曜日の朝イチで観る映画ではないね。
客層がなんとなくピンク映画館っぽかったし。

作家のダメ男っぷりが、私的にはかなりツボ。
強がってるけど、弱くて、甘えん坊なろくでなしには弱い。

パンフレットの
表紙は近藤ようこ。
原作小説、続編、シナリオも掲載されていてお得。
対談、寄稿文も多く、読み応えあり。


近藤ようこの「戦争と一人の女」漫画版は、映画化より前に企画があり、著者自ら企画を提案し、7年越しで画き下ろしたという。
映画より原作に忠実で、観念的ではあるが、女の強さが際立ち、男が曖昧かな。
過去に観賞。記録。
エロいけど、あまり面白くなかったような気がする。
その当時は、江口のりこさんの顔は認識してたけど、馴染みはなかった。今じゃドラマ平行して何本か観てる。

このレビューはネタバレを含みます

テレビ東京で放送中の「ソロ活女子のススメ」を見ているうちに無性に江口のりこファンになってしまったので最初はGEOでレンタルしようかと思ってましたが妙に人気作らしくずっと貸し出し中なので、お布施と思いAmazonでソフト購入しました。

坂口安吾の原作は未読ですが、かなり破戒的なストーリー展開です。江口のりこは親に売られて女郎となり年季が空けたら妾となり飲み屋をやっている女主人。旦那に切られたので成り行き上、常連客の作家・野村の家に転がり込んで奥さんとなるのですが嫁の仕事がおままごと的に楽しくて仕方がない感じが愛おしいし、永瀬正敏も気難しそうな作家の雰囲気がよく出ています。また、女の趣味で二人は空襲被災地を見て回るのだけど、いきなり下半身を丸出しにして「性器を日干しにしたら病気にならないから貴方もやってごらん❓」とあっけらかんと誘う感じは無垢な天使感があった。

そして破滅的な作家に求められるままに体を開く江口のりこの白い裸体の何と美しいことか。しかし長い女郎生活で不感症になってしまっていた。そんな彼女でも不感症の事で冷たい言葉を作家から投げかけられたら土間ですんすんと啜り泣く姿が本当に可愛いのです。

もう一人の主人公は中国大陸で非道の限りを尽くしてきた隻腕の傷痍軍人・大平。原作にはないオリジナルのキャラクターです。嫁とのセックスでは立たないが、たまたま出くわした輪姦現場で被害者の姿を見て異様に興奮している自分を認識してからは米を安く譲ってあげると行きずりの女を騙し、人気のない山中で強姦殺人を繰り返す殺人鬼と成り果てた。

戦争が終わって間もなく、この殺人鬼にターゲットにされた江口のりこがワンパン喰らって強姦されるも、首を絞められながらのセックスで「戦争の匂い」を感じ女は初めてアクメしてしまう。そう、女は戦争での無差別爆撃で蹂躙される事で生来の枯渇を満たすような性質なのだ。二回目をおねだりすると「キチガイ」と罵られて殺されもせずに立ち去られてしまうのだが、女が想定外の反応を示したので気味悪くなったのでしょうか‪。その後バッタリ出会った地元農民にカラダとバーターで米を貰い、作家の元に戻ると既にヒロポン中毒で事切れていたという悲劇。せっかく手に入れた米を研ぎながら涙する女が切ない。

東京乾電池の師匠・柄本明も女を口説く隣家の中年男性カマキリ親爺役で出演していますが、焼け跡になった我が家の前をふらつきながら叫ぶシーンの顔は迫真でした。柄本明はドラマ「終りに見た街」でもそうですが、戦争に巻き込まれてトチ狂った一般人役が大変上手いなぁと思う。

戦争が終わっても日本が無くなることはなく日常は続く。「女」は逞しく生きて子供を産み育てていく。その横顔に一つの汚らしさなどはない。まるで女神の様相だ。わずか75年前は日本はこんなグレートリセットから始まったのだという再認識と、江口のりこの魅力満載の一作でした。
戦争を生きる。

戦争の最中であっても、「生」と「性」を切り離すことは出来ず
男と女の関係はこんなにも入り乱れる

戦争で全てが終わると悟った人

戦争を経て強く生きようとする人

神と崇め勝つために戦った兵士
終戦後天皇が、自分たちと変わらぬ同じ人間として「象徴」となったことで、喪失感を覚えどう生きていけばいいのか見失った人

戦争がもたらしたものとは

敵地に限らず人が人を殺め、欲望のままに生きた時代があった

いまを生きる私たちには現実味すらない

けれど、そんな時代があった

戦争は人の奥底に眠る、出すことを許さない沈めたモノを呼び起こした

※ショーツが普及したのは終戦後
ERI

ERIの感想・評価

3.3
良い子は回れ右💁‍♀️


江口のりこがとにかくヤッてヤッてヤリまくる。
惜しげも無くモザイクなしの▼丸出し。
男は全く見せないけどね。

戦争中だけど戦争の話しはあまりないような…

首絞めプレイが好きな変態強姦さんもかなり出ます。


戦争と一人の女と二人の男
だと思うぞ。
lgKaoring

lgKaoringの感想・評価

3.8
江口のりこさんが本当に良かった。
昔から脱ぎっぷりのいい女優さんとは知っていたが、今作もそれがすごく良かったし、声がいい。
坂口安吾原作だからこその昔風の台詞回しも、江口さんにはピッタリ。

内容は理解し難い所だらけだったが、それは戦争を知らないからかもしれないし、自分があの極限状態に置かれたとしたらどうなるのか想像もつかない。

※一夜限りの特別上映「戦争と一人の女」にて。
上映記念トーク「戦争と五人の男、戦争を語る」
荒井晴彦、森達也、井上淳一、佐伯俊道、小林三四郎
2020.0920
監督井上淳一
原作坂口安吾
出演江口のりこ
  永瀬正敏
  村上淳
  高尾祥子
太平洋戦争末期の東京で小説家の野村は、
呑み屋の女将の女と生活を始めた❣️
女には、肉体の喜びは、無いが性格が
本来頭抜けて淫奔なのであった❗️
中国戦線で片腕を失い帰還した日本兵
大平義男は、妻(初子)との営みができない
身体になってしまっていた‼️ある時、
数名の男たちが一人の女を強姦している
姿を見て自分が興奮するのを感じた😱
そして大平は、町で女を騙して山中で
強姦魔として襲う事で喜びを得た‼️
「戦後日本を震撼させた暴虐魔
 小平義雄をモデルにしている」
最後にこの二人が絡み合う事になる⁉️

驚いたのが江口のりこの身体が
非常に綺麗でビックリした⁉️
高尾祥子も綺麗😄

TSUTAYA
jr

jrの感想・評価

2.9
ある記事で江口のりこさんの演技力が評価されてて、最近の半沢さんの活躍もあり期待!
していたら…
戦争とタイトルは付いてるけど終始エロティック作品だった(*_*)

日光消毒が一番効くのよと、
いきなりモンペを下ろして丸出しにしたシーンはビックリ!
がっつりヘアヌードも見える終始18禁シーン
えっこれ18禁だよね⁇
会話もずっとやることしか頭にないのか?
失禁脱糞…あれで萎えないのか⁇
胸糞‼︎時代もあるのか⁇女を強姦して当たり前みたいになってるのも胸糞
村上淳さんが嫌いになる作品
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