戦争と一人の女の作品情報・感想・評価

戦争と一人の女2012年製作の映画)

上映日:2013年04月27日

製作国:

上映時間:98分

3.0

「戦争と一人の女」に投稿された感想・評価

morine

morineの感想・評価

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快楽と愛情がぶった斬られたり、残虐と慈悲が混濁したり、戦争は、世の中の関係性と呼ばれる一切のものを、無関係にしてしまうね。死を予感していても死なないとか、死と無縁なところにいても死に追いやられるとか、戦時中だけどこうならないとか、平常時だけどこうなるとか、いろいろあるんだよなぁ。人間が論理として創り上げたものなんて、外因によって、あっという間に壊されてしまうね。
んー、

胸糞、、、

戦争の惨さと、人間の愚かさを知るには良い映画
文学作品なだけあって、セリフがなんとも、"セリフ"感。
ただ、それが独特の雰囲気を出してるところもあるし、このキャストじゃなきゃ、このリアル感は出なかったんじゃないかなぁ。

江口のりこはなんとも言えない、生々しい演技がすごく上手だなぁと。

終始
重い雰囲気がありました。
戦争ものは心がズーンときます。

しかし、エロと死はなぜ、セットにされがちなのか、、、

なんとも言えないエロスも感じました

ただ、、、、
酷い、、、

心のコンディションが、良い時に見るのをオススメします。
chisato

chisatoの感想・評価

3.8
悲しすぎるなー。ポルノと思いきや戦時下の人々の憂鬱がよく描かれていて勉強にもなるし面白い。 youtubeで見れる
「戦争が終わるまで」
何も感じなくなってしまった一人の女性。
戦争が倫理観も価値観もそして身体の感覚さえ崩壊させていく。
akihiko810

akihiko810の感想・評価

3.3
夏なので、もう1本戦争映画。今日は日に3本戦争映画を見た(「この世界の片隅に」「この国の空」と本作)
原作は坂口安吾。10年ぶり2度目の再鑑賞。
女(江口のりこ)は元娼婦で不感症、男(永瀬正敏)は坂口安吾自身と思われる飲んだくれの作家だ。
自分自身に忠実に生きようとする女と、戦争に絶望した男がいた。
そこにもう一人、中国戦線で片腕を失い、戦争を十字架のように背負った帰還兵大平(村上淳)が、傷痍軍人で登場する。
女と作家の野村は、ただひたすらに体を重ね、帰還兵は自らが戦争の不条理と化し、何の罪もない女を犯し続ける。
娼婦と作家の「原作」パートと、オリジナルであろう「傷痍軍人」パートが交差する。作品の主題は「傷痍軍人」がになう(つまり、裏の主役になってる)。
江口のりこが(文学原作だから)棒読みぎみなのが玉に瑕だが、がっつり体当たりで濡れ場を演じてるので許す範囲だろう。
3人ともセックスをしまくり傷痍軍人は強姦を働くが、根っこにあるのは「戦争に対する虚無感」だけである。その点で3人は同じ種の人間であり、強姦された江口のりこがただなされるままだったのも、帰還兵に同じ匂いを感じたからに他ならないのだろう。
本作は製作費1千万円で、10日で作られたらしい。こんな低予算でこれだけのセット組んだんじゃ、絶対泣きをみた人いるでしょ。日本映画怖い
あと、視聴登録者が250人しかいないのは意外だった。もっと見られてもいい映画だと思う。江口のりこの裸堪能できるし
eijdufa

eijdufaの感想・評価

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大声では叫ばれない戦争の一面
こう言う事もあったんでしょうね

この時期多くの戦争映画が公開されてます
勝った国、負けた国、中立の立場からと
色んな視点から描かれていますが
この映画は他のものとは少し違いました

上映後井上監督とプロデューサーの寺脇さん
主演の永瀬さんの舞台挨拶がありました
暑い中、十三の小さな劇場にまで来てくれて
みなさんのこの映画に対する熱い思いが
伝わってきました

井上監督や寺脇さんが若松組だと聞いて
若松イズムが受け継がれているのだと思うと
なんだか嬉しくなります

予算1000万円、10日間で撮影されたと聞いて
びっくり!とてもそんな風には見えません
そして永瀬さんが役作りのために
4日間撮影をした後、たった4日間で7キロの
減量をして残りの撮影をしたと聞いて
またまたびっくりなのです!

長編デビュー作で色々緊張していた監督も
永瀬さんが気を利かせてくれたおかげで
スムーズに撮影出来たと言っていました

華やかで楽しそうな面ばかりが目立ちますが
俳優さんって肉体的にも精神的にも
優れていないと出来ない大変な仕事ですね

京都シネマの後、十三を飛び越えて
神戸の映画館でも、撮影中に永瀬さんが
写した写真の展示があるそうです
俳優さんって本当スーパーマンです!
文学作品の映像化は難しいなぁ
別物と考えたらOKかも
でも、別物なら 私は見ないな(´・ω・`)
A

Aの感想・評価

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少し前に見たんだけどいろいろ悲しすぎて登録できなかった
荒井晴彦脚本で安吾の組み合わせがどうしてこうなるのか……
違う監督引っ張ってもう一度安吾やってほしいと思いました
りえ

りえの感想・評価

2.0
無気力感が漂う映画。なかなかすき。だけどカメラワークは気になった。。
性を通して戦前戦後を描く官能ロマン。

不感症の元娼婦と片腕の無い帰還兵が再会する偶然性は蛇足に感じた。

カメラワークには迷いを感じる。