犯罪者家族、家業、在日などあらゆる差別がレッテルとして見える世の中において、レッテルが無ければ見えない、結果的にみえなくてもよかったことは山ほどあるのだろうと思う。
一方で、個人的見解にはなるが、…
「怪物」より、安藤サクラつながり
本作で印象的な絵画は、ルネ・マグリットの「複製禁止」というそう。顔が見えない=誰かわからない人物が、自分のように振る舞っている…本作にぴったり。
ある人間の歴史…
身分を偽って過ごすことって現実から逃げたいことだからなんだかわかる気もする、自分じゃない人の人生を生きられたらどんな気持ちだろうと考える。最期に自分の人生で良かったと思えるように生きていくしかないの…
>>続きを読む ①『私は誰の人生と一緒に過ごしてきたんだろう。』
この発言は印象深く、そして考えさせられる一言であった。
大テック時代とも言えるSNSが深くまで生活に浸透してきつつある現代において…
本作は、戸籍を交換した男・X(窪田正孝さん)の素性を追うサスペンスでありながら、それ以上に、Xや弁護士・城戸(妻夫木聡さん)の視点から「自分とは何者か」という根源的な問いを投げかけてくる作品。
生…
「ある男」製作委員会