物凄く下手くそな『パルプ・フィクション』もどき from イタリア

美術品とギャングのワチャワチャをぐちゃぐちゃ時系列で描いてみたものの、そもそもの話が面白くもなんともないので、ただ無駄に複雑になっただけの駄作でした。

そんなんを124分も見せられるとか、まじ地獄(笑)

スタイリッシュに撮ってるつもりなんだろうけど、センスが微塵もなくて、カット知らない人なのかな？としか思えませんでしたー



唇にヒアルロン酸注入し過ぎ女エイジアと、前髪重めパッツン貧相女ケイティは、ニューヨークの闇の美術商である。

ギャングでなんちゃって芸術家マイケルから、宝物にしてたウォーホルの"マリリン"を取り戻せと依頼された。

それを運び屋のオッサンに託すが、まさかのナルコレプシーその他諸々で絵を失くす。

持ち去ったのはスタントマンのヴィニー。
美術評論家ジョン(ジョナサン・リース=マイヤーズ)に金を借りに行くところだ。

そんな各々の思いが錯綜していき……



チョイ役でマイケル・マドセンも出てた。

が、とにかく無駄に時系列ぐちゃぐちゃにしただけの駄作です。

全く面白くないし、見所もない。
そもそもウォーホルとか好みじゃないw

ジョナサン・リース=マイヤーズは愛して支えてくれる彼女がいるのに、たまたま会ったビッチと即ワッショイするし。

だからなんなの？

としか思えない、2時間をドブに捨てただけでしたぁ～

　 ‶アート+人生=カオス”

　高価な絵画を巡って、芸術家気取りのマフィア、運び屋、贋作師、闇の美術商、絵画鑑定士、スタントマンらの思惑と運命がゴッチャゴチャに入り乱れるクライムアクション。

　とにかく時系列が分かりづらくてストーリーに全く入り込めない。
　「ほら、クールでかっこいいだろ?」と言わんばかりの演出も、なんか鼻につく。
　余計なことせずに、単純明快に作れば面白くなりそうな気はするのだけど……。

ニューヨークのアート業界を舞台に、マフィアのボスが亡くなった事から起きる騒動をオフ・ビートに描いたイタリア製のサスペンスアクション。

言語は英語だったので気付かなかったですが、名目上はイタリア映画なんですね。そう言われて見ればアートな感じと取っ付きにくい感じはそれらしさを感じます。アートを意識しており映像も凝っていて綺麗。

群像劇形式で時系列もバラバラ。スタイリッシュと言えば聞こえが良いですが、この面白味のない脚本でスタイリッシュさを売りにされても分かりづらいだけです。

夜景や街並みの撮し方や美術など凝っていて、絵面はとても華がありますけど正直それだけ…。オチもしてやられた感は薄い。
アートが好きな方やアート業界に詳しい方など、刺さる人には刺さる作品と思いますがごちゃごちゃしすぎで私には合わない作品でした。