街は誰のもの?を配信している動画配信サービス

『街は誰のもの?』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

街は誰のもの?
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

街は誰のもの?の作品紹介

街は誰のもの?のあらすじ

グラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)がつぶやく背景に広がるのは、南米一の大都市サン・パウロ。そこには多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジル特有の都市の姿があった。東京でグラフィックデザイナーとして活動する阿部航太が、2018年から19年のブラジル滞在で体感した「街」。そこには歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ、スケーター、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々がいた。イリーガルな表現活動から日常生活まで、地続きに営なまれるその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。ブラジル4都市を巡り、路上から投げかけられた一つの問いへの答えを追うストリート・ドキュメンタリー。

街は誰のもの?の監督

街は誰のもの?の出演者

原題
公式サイト
https://www.machidare.com/
製作年
2021年
製作国
日本
上映時間
98分
ジャンル
ドキュメンタリー

『街は誰のもの?』に投稿された感想・評価

sashaice

sashaiceの感想・評価

3.9
面白かった!グラフィティにスケートボード、ブラジルのアンダーグラウンドを見るドキュメンタリー🇧🇷🔥🔥グラフィティはイリーガル!白昼堂々と犯罪行為😎見つかったら罰金11万!だけど僕らは街を良くしてる。街は誰のものだ?皆んなのものだろ。文句があるならお前がスプレーも持って街を良くしてみろよ。的なスタンスが良い意味でカルチャーショックでした!グラフィティを貧困とか不良とかに結びづけがちな日本人からしたらその認識の違いに驚かされる。広告を勝手に剥がして店やら家やらに人目を盗んで描きまくる。しかも彼らは"自分も街づくりに参加している"というプライドを持って活動しているのだ。にしてもブラジルの人みんな優しそう🥺「ブラジルはスケートボードそのものだ」とか「昔のサンパウロはもっとストリートだったぜ!」とかカッコいいのか適当なのか分からない名言が飛び出してたけどなんかその"ジャンキーさ"に無性に惹かれる。
あんなに抜けるような青空なら、そりゃあ肩の力も抜けるだろうなって羨ましくなった。

サンパウロのブロックパーティーでの曲名を知りたくて、一緒に歌いたくなった瞬間そこベスト。
脈絡が無いようにも感じたけど、そこを麻痺させるような、言葉では無く、グラフィティーやトリックのような'画'での力がしっかりとあった。


こっちとほぼ同じルールなのに、反対側はとても広くって'実は'色んなことが自由に許されてて、個々の存在の居場所があった。
灰色を彩った彼らのように、好きなことへの本質に変化をしながら迫っていければいい。 
shotaro

shotaroの感想・評価

3.8
ブラジルの4都市を巡り、街に対しての問いかけへ『街はだれのもの?』の答えを追うドキュメンタリー映画。

ストリート、スケボー、グラフィティ、露天商などに焦点を当てて、時にはイリーガルに自由に街を使い倒している人たちのインタビューからその答えを探る。

印象的だったのは壁面にグラフィックを描く人たちが口を揃えて『リスペクト』という言葉を使っていたこと。
『他人が描いた絵の上には描かない』や『場所へのリスペクトを込めてその場が楽しくなるように描く』などイリーガルな行為の中にもリスペクトがあって、それは本当に自分たちが信じていることを実行しているという表れな気がした。

決められたことを守ることも大事だが、それにがんじがらめにされて動けないより素直に行動する方がよっぽどかっこよく見えた。

また今回取り上げられたブラジルは
アメリカとは異なりグラフィック初心者のような人でも介入できる余地が残されているところが良かった。

街はだれのものでもないのだろうが、スケートボーダーやグラフィックでない人たちも『俺の街』『私の街』と言えるように、多様性を認めながらそういう人たちの居場所を作りたいと思った。

『街は誰のもの?』に似ている作品

バンクシーを盗んだ男

上映日:

2018年08月04日

製作国:

上映時間:

93分
3.4

あらすじ

正体不明のカリスマグラフィティアーティスト・バンクシー。彼はパレスチナ・ヨルダン西岸地区ベツレヘムの壁に「ロバと兵士」の絵を描いた。これが地元住民の怒りをかい、タクシー運転手のワリドがウォ…

>>続きを読む

バンクシー・ダズ・ニューヨーク

上映日:

2016年03月26日

製作国:

上映時間:

81分
3.7

あらすじ

2013年10月1日、BANKSYがニューヨークで展示をスタートさせた。告知もなく突然始まったその展示は、毎日1点ニューヨーク各地の路上に作品を残し、場所を明かさず公式サイトに投稿。人々は…

>>続きを読む

All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合

上映日:

2022年10月21日

製作国:

上映時間:

89分
4.0

あらすじ

1980年後期のニューヨーク。アンディ・ウォーホールやジャン= ミシェル・バスキアたちの時代が終焉を迎え、そこに空いた穴を 埋めるかのようにヒップホップとスケートボードという2つのサブカ …

>>続きを読む

ヨーゼフ・ボイスは挑発する

上映日:

2019年03月02日

製作国:

上映時間:

107分
3.6

あらすじ

白黒テレビに映し出される討論番組でフェルトの帽子を被った一人の芸術家が苛立ち、叫ぶ。「今は民主主義がない、だから俺は挑発する!」 彼の名前はヨーゼフ・ボイス。初期フルクサスにも参加し…

>>続きを読む

ワイルド・スタイル

上映日:

1983年10月08日

製作国:

上映時間:

82分
3.8

あらすじ

DJ/ラップ/ブレイクダンス/グラフィティ・アート。 ヒップホップが始まる瞬間を切り取った、今こそ観るべきマスターピース! 1982年、ニューヨーク、サウス・ブロンクス。グラフィティライタ…

>>続きを読む

ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命

上映日:

2018年04月28日

製作国:

上映時間:

92分
3.5

あらすじ

1961 に出版された「アメリカ大都市の死と生」は、近代都市計画への痛烈な批判とまったく新しい都市論を展開し、世界に大きな衝撃を与えた。今や都市論のバイブルとなったこの本の著者は、NY の…

>>続きを読む

乱世備忘 僕らの雨傘運動

上映日:

2018年07月14日

製作国:

上映時間:

128分
3.7

あらすじ

僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した…

>>続きを読む

the Memory Lane

製作国:

上映時間:

25分
3.2

あらすじ

コロナ禍で人知れず閉鎖が決まった大学キャンパス。かつてそこを遊び場としたやつらがいた。スケートボードの車輪は移ろいゆく季節と、去りゆく時間を巻き込みながら回り続ける。それは彼らの“遊び”で…

>>続きを読む