一世を風靡している覆面作家、バンクシーについてのドキュメンタリー。
『風船と少女』の落札即シュレッダーインパクトから始まった上で、バンクシーの出身であるブリストルとそこに流入したグラフィティ文化がス…
持たざる者が創った文化は無秩序で奔放であり既存の社会と衝突する。
ストリートアートに内在する
大衆性とバンクシー作品のメッセージ性が若者と共鳴社会に疑問を投げかける。
名声を手に入れてもなお自らを含…
英国ブリストル出身と言われるバンクシー。
彼の存在を軸に、その源流となった70年代のニューヨークで始まった「グラフィティ」からはじまり、「ストリート・アートとしてのバンクシー」を紐解く内容。
た…
イギリスのグラフィティの発生って本家ニューヨークとちょっと違うんだなってことが、バンクシーの政治性ともリンクしてきてよく理解できた
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・72年の大摘発=アンダーソン作戦
→保守派のサッチャ…
「バンクシーは誰か?」という一番受けそうなゴシップ的な所をほとんどスルーして、彼の軌跡をメインに据えた造りは誠実さが見え、満足度の高いドキュメンタリーと言えるだろう。
ただ、あまり深くは掘り下げて…
ブームに乗った、テレビでやってるドキュメントものみたいな感じかなと思いつつ見たら、大体そんな感じでした。
バンクシーについてはwikiやら書籍やらで多少は知識を入れていたので、それほど驚きの内容があ…
バンクシーの出自、育った時代背景、有名になっていく過程がきれいにまとまっている。バンクシーがなぜストリートアートにこだわるのか、なぜ有名になっていったのかなどが分かる良作。本人が匿名を貫く以上、本作…
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