「79年の夏だけはマペットに憧れた。でもそれ以外はずっと刑事になりたかった」
スポーツ万能、抜群のドライビングテクニック、数々の輝かしい記録を打ち立ててきたエリート警察官ニコラス・エンジェルは、「>>続きを読む
寂しさを紛らわすためにしていることは、私たちをさらに寂しくさせるのだと思う。
ハリウッドスターのジョニーはどこへ顔を出してもちやほやされる。
だけどよく見てみると、みんなそれぞれの仕事をこなしてい>>続きを読む
「算数なんていやよ、せっかくの夏休みなんだもの」
放し飼いのアヒルたちは垣根の下で列をつくる。
夕陽を受けた草花が黄金色に光る、緑いっぱいの湖畔。
やかまし村の7人の子どもたちに夏がやってきた。>>続きを読む
「もしもこれが映画なら・・・」
ホラー免疫を付けるために、そして家で過ごす時間をエンジョイしようと、今年の夏は少しずつコワイ映画に挑戦中!
今回はマニアによるマニアのための映画「スクリーム」を観て>>続きを読む
「いろんなタイプの人間が一緒に暮らせるのは天国だけだ」
クラシカルな「ケ・セラ・セラ」の音楽に合わせて、3人の女の子が赤い花を踏み潰していく。
広い庭で興じるクロッケー、その的として据えられた彼女>>続きを読む
「結婚の弱点を試してみたい?」
結婚5年目の記念日に妻が消えた。
ガラスのテーブルは粉々に砕け、キッチンから多量のルミノールが検出されたことから、警察は事件とみて捜査を始める。
妻エイミーの失踪>>続きを読む
「僕はこう思うんだ。人は皆罠に掛かっていて、それからは逃げられない。もがいたところで互いに傷つけ合うだけ。ほんの少しも動くことは出来ない」
初めて観たのは大学に進学した年だったと思う。
それまでホ>>続きを読む
「これといった理由もなく俺を殺すのか?」
「理由は山ほどある。数えきれないほど」
西マンハッタン、最後のボックス型公衆電話。
毎日ここで300の通話がなされているが、明朝8時に取り壊される。
2ブ>>続きを読む
「6は悪魔の数字だ。悪魔の手先なら体のどこかに666のアザがある」
666本レビューはこの映画を観ようと随分前から決めていました、オーメン!(←Wordで‘オー麺’って変換される)
めちゃくちゃ怖>>続きを読む
息子の誕生日に川下りを計画したゲイル。
久しぶりの家族水入らずは、夫が仕事を持ち込んだことでギクシャクする。
道中、ガイドがケガをしたという男二人組と合流し、一緒に川を下ることに。
釣りやキャンプ>>続きを読む
「デイビー、大きくなったな。いま何歳だ?」
「15歳です」
「最高の年頃だな。冷凍保存しておきたいぐらいだ」
少年少女が相次いで失踪した。
彼らはみな遺体で発見され、警察は連続殺人として捜査を始め>>続きを読む
マンションの屋上から犬が投げ捨てられた。
その瞬間を偶然目撃した管理事務所のヒョンナムは犯人を追うが、すんでのところで逃げられてしまう。
うるさい犬をようやく始末した、これでぐっすり眠れるぞと思い>>続きを読む
‘雷が轟き、稲妻が走り、夜が恐怖に満ちようと、そんなことどうとでもなれ!’
足りない、カルトが足りない・・・!
皆さんはカルト不足になることありませんか?(ないよ)
そんなときおすすめなのが、脳内>>続きを読む
「行きたいところはどこへでも行くさ」
賞金稼ぎのポルコは今日も深紅の飛行艇とともに空賊を追っていた。
そんなある日、整備のためミラノへ向かうポルコを、アメリカからやってきた空賊の用心棒カーチスが追>>続きを読む
「初めが大変なんだ。どちらかが耐えられないほどひどいことをする」
「付き合って4年だけど、僕らは大丈夫だったよ」
「君らの初めはまだ終わっていない」
パソコンの電話サービスを請け負うジェイソンとダ>>続きを読む
「千と千尋の神隠し」が再上映されると知ったとき、海の上を走っていくあの列車が頭をよぎった。
小さい頃、カオナシが怖くて気持ち悪かった。
そして今日思ったのは、カオナシは孤独だったということだ。
自>>続きを読む
「最近、なんだか嬉しそうね。夏だから?」
よく晴れた日曜日、一家はピクニックに出掛けた。
ひまわり柄のワンピースを纏った妻は「父の日おめでとう」と言った。
赤い服の幼い姉弟はよちよちと両親の後を追>>続きを読む
「地球最後の恐竜は、自分が最後の恐竜だと知っていたのかな?一人で死ぬの、怖くなかったかな?」
「きっと一人で生きている方が寂しかったから、怖くなかったかもね」
棺が入りそうなほど大きな穴の中に横た>>続きを読む
犯罪の片棒を担がされても微笑みを絶やさない。
‘武器’の意味を知らずに人々を怖がらせてしまう。
誰かの悪意を感じることも、殺してやりたいと憎むこともその罪悪感に苦しむことも、ラザロは味わったことがな>>続きを読む
私が通っていた高校のスローガンは’受験は団体戦’だった。
黒板の真上にでかでかと掲げられたそのスローガンを見るたびに、なぜかモヤモヤした。
中間テストも期末テストも模試も入試も、そこに至る道のりも>>続きを読む
やっぱりこの映画は私のバイブルなんだと思う。
近くのATMはどこも閉まっているから「大人は判ってくれない」にのせて遠くまで走る。クリスマス公演が決まった夜に嬉しさを爆発させながら「モダンラブ」のかか>>続きを読む
「魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。神さまがくれた力なんだよね。おかげで苦労もするけどさ」
よく晴れた満月の夜、13歳のキキは魔女修行に旅立った。
海の見える街を目指して。期待に胸を膨らませなが>>続きを読む
どんな冒険やファンタジーより、この日常が素晴らしいと信じたい。
大衆が欲する刺激的な物語よりも‘私の人生’が輝いていたように。
幸せな家庭を築くことが夢だった姉は愛する人と結ばれた。
画家として活>>続きを読む
「君はまだ半分しか知らない」
本当は、どんな出来事にも時効なんてないと思っている。
虐待やハラスメント、あらゆる犯罪だけじゃなくて、いじめにも失恋にも。
「あのときの一言が嫌だった。こんなことされ>>続きを読む
「人の価値を決めるのは、記憶ではなく行動だ」
赤く乾いた土地・火星ではゲリラ隊による襲撃が日夜続いていた。
その様子をテレビ越しに見守る土木作業員ダグは、火星への想いを募らせていく。
そんな中、通>>続きを読む
「あなたたち、まだ死にたくないの?」
午後八時なのにまるで昼のように明るい。
やっと現れた月は怪しげな紫色に揺れている。
月光に照らされた平和な町の奥底から、眠っていた死者たちが次々と目覚め始める>>続きを読む
「おまえの詩は、血で書かれるものだ」
スーツやドレスの紳士淑女が、毛皮のベストに猟銃の男たちへ。
壊れた幌馬車から、森に佇むインディアンテントへ。
眠りから覚めるたびに乗客の風貌も、ブラインドの隙>>続きを読む
「18で酒が飲めて投票できてポルノも見られる。じゃあ19になったら何ができるんだい?」
車窓から横目で、大学生たちを見ていた。
僕たちと彼らを隔てるフェンスはどこまでも高く思える。
行き場のない焦>>続きを読む
「人の心はのぞかない主義だが、隣人のギャツビーは例外だ。私が軽蔑する象徴・ギャツビー。だが実際には、彼は航跡に浮かぶ塵の痛ましい犠牲者だった」
2週間おきに盛大なパーティーを開く。
マーケットをそ>>続きを読む
「今日は朝から不愉快なことが多くてとても・・・」
渋滞に巻き込まれたビルの首筋をコバエが這う。
どこまでも蛇行する車列の先で、工事中を伝える黄色いサインが点滅。
スクールバスから子どもたちのはしゃ>>続きを読む
「‘欲望’という電車に乗って、‘墓地’に乗り換え、エリジアン・フィールドで降りるのだけど・・・」
休職中の教師ブランチは妹ステラのもとを訪ねた。
ステラは夫スタンリーと二人暮らしだった。
到着早々>>続きを読む
今年は4月からBSで再放送されてるんです!ポワロのドラマが!
慣れ親しんできたあの音楽とポワロの口髭に心が躍る~!
毎週土曜日、欠かさず録画して夕食のおともにしています。
先日鑑賞した「砂に書かれ>>続きを読む
胃潰瘍の手術中に冷凍保存されてしまったマイルズ・モンロー(←名前からすでにおもろい)ことウディ・アレン。
再び目を覚ますと、なんとそこは200年後の世界だった!
なぜか眼鏡を掛けたまま、アルミホイ>>続きを読む
父が残したフォードのギャラクシーが燃えた。
消火活動にあたってくれた消防士たちを母はパーティーに招いた・・・。
55歳の母と暮らす15歳の息子ジェイミー、間借り人のカメラマンと修理工、それにジェイミ>>続きを読む
畑を荒らすウサギを退治しようと駆除隊を立ち上げたウォレスとグルミット。
町の人々はコンテストを心待ちにしながら、自慢の野菜を育てていた。
ウサギによる被害も収まってきたかと思われたある日、町中の畑が>>続きを読む
うつ病を患って2年になるベルトランは、今日もコーンフレークに数十種類の薬を浸して食べていた。
そんなある日、地元のプールで男子シンクロナイズド・スイミングのメンバー募集を知る。吸い寄せられるように練>>続きを読む