説明のできないものを信じ、説明のならないものに振り回される女性はその末に何を選ぶのか。
『イノセント・ガーデン』『エクス・マキナ』にも似た異能の女性主人公を描く詩的なサイコサスペンス。こちとら好みで>>続きを読む
『アンダー・ザ・シルバーレイク』の予習として鑑賞。ホラー苦手なんでビクビクしてたけど、怖さ的にはなんのことはなかった。安心。
絵作りのセンスの良さと未知の恐怖と対峙する青少年たちってところでストレン>>続きを読む
どんなにこんがらがった糸もひとつひとつほどいていけば、いつかはまっすぐに。そんな思いの込められた作品なのかな。
今世界がやっているのは、歴史の上に積み上げられたこんがらがりはもう手のつけようもないか>>続きを読む
だから言ったじゃんよー! アントマンはおもしれーってよぉお〜!!!
という、インフィニティ・ウォーに出てこなかった(そしてそのことを気にする人が少なかった)ことにお怒りだった私ですが、今作が面白かっ>>続きを読む
ひゃあ〜! 楽しい!
最高のポップコーンムービーや〜!!!
テレビでやってた前作を流し見(初見)した程度で臨んだ続編だったけど、最初から最後までノリノリで楽しめた😄
男性の家事育児、邪険にされたり>>続きを読む
社会現象化して上がりに上がった期待値の反動からか、半ば懐疑的になっていたところでの鑑賞。いやもう、おみそれしました。
この満額回答、満願成就、満漢全席っぷり。文句のつけようもないですわ。最後はもはや>>続きを読む
何の仕掛けもなく世界の継ぎ目に入っていくことにまず驚いた。なにこの芸のなさ。どうしたんだこれは? あとからなされる種明かし的なものも土壇場で取ってつけたような急場しのぎの突拍子もないものだし(表現3選>>続きを読む
愛すべき濁音熊映画。
幼少期から25年間の監禁を経て実社会へ、というインディ家族もの未知との遭遇ヒューマンコメディサンダンスが好きそうなやつムービーでよかった。
その構図からまんま略取監禁ものの『>>続きを読む
もしかして:SWシリーズと相性よくない?
そんなことを感じながら観てました。ローグ・ワンにもはまらなかったし。
てか画面、ずっと暗くない? ハン・ソロなんて天外魔境でいうところのカブキ伝じゃん(古>>続きを読む
10代の日々を思い出す。などというとんでもない人生の禁忌を犯してしまうことがある。戻れもせぬのに大アホウ。なんたる野暮か、なんたら愚鈍か。ほれみろ、あのありきたりなあの日々が、どうしようもない逡巡が、>>続きを読む
ポール・トーマス・アンダーソン式、歪な愛の採寸劇。
強迫観念的なデザイナーの男は全ての正確さの上に美を宿らせたい。独占欲の強いモデルの女は「私の測り方で」それを成したい。
男は最初の会話で明かした>>続きを読む
現場をオートメーション化するバーフバリ。
稀代の英雄は智勇、武力だけでなく科学の王でもあったのだ! それをカットした国際版、重大な隠匿である。
この血筋があったればこそ、息子バーフバリはグイーンピ>>続きを読む
登場人物ですら処理できない感情をそのまま鑑賞者にぶっつけるなんて、是枝監督も人がわるい(っていつもそんな人だった)。
とっても複雑な気持ちの揺れとか蠕動みたいなものを物語にするとこうなるのだろうな。>>続きを読む
ファッキンポリティカルコレクトォ!!! なデップーちゃん! 最高かよ😆
ファッキンと表現したけど、それは「ポリコレなんかクソだぜー」じゃないのな。じゃなくて、前作以上にファッキン(下衆でグロくて暴力>>続きを読む
😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆😆
もうこれでいいでしょ感想は😁 十分伝わるでしょ❗️
日本を舞台にしたストップモーションアニメってことで『KUBO』と比べたり、犬がし>>続きを読む
一体、ここから何を思えばいいんだろう。何を意図したそれだったんだろう。
そのあまりに唐突かつ胸を打つラストは、ほんとだ誰にも予期しえない。ベクトルは全く異なるものの、個人的にはブリー・ラーソン主演の>>続きを読む
失った恋において、あの人の顔も、声も、思い出も、すべては忘却の対象で。なのに、あの陽のまぶしさは鮮明で。なぜかあの木々のさざめきは残っていて。なぜかあの自転車の、肌を迎える風の感覚だけは僕のもので。な>>続きを読む
もう、おお(大)コメディじゃ! おお茶番劇じゃあ!
と、私の内なる千鳥のノブさんが出てくるくらいには面白かったです。もうおおアホウしか出てこんのじゃあ!
まさかウォーキング・デッドのユージーンが世>>続きを読む
『ラッカは静かに虐殺されている』の次に観たのがまさかの『光州は静かに虐殺されている』だったとは…。
1980年代に入ってからの北じゃなくて南の朝鮮でこんなことがあったことに、不勉強ながらとにかく驚い>>続きを読む
この映画をゴールデンウィークで賑わう渋谷の映画館でクーラーガンガンに効かせながら観てるっていうシチュエーション自体が、なんとも悪趣味なインスタレーションという感じ。ラッカは静かに黙殺されている。黙って>>続きを読む
捜索のさなか、父と思われる男も、母であろう女も、彼の名を口にしなかった。叫ばないどころか、呼びさえしなかった。それだけでもう、十分だ。
ロシアのアンドレイ・スビャギンツェフという監督。彼の作品は初見>>続きを読む
衝撃的衝撃的と喧伝された結果、耐性と覚悟ができて衝撃が和らいじゃったパターン。情報遮断はもっとシビアにすべきだったな。
結末さておき、アントマンとホークアイ出さんかい! とは思いました(ポスターから>>続きを読む
いやー、後悔したわ。IMAXで観なくてどちゃくそ後悔した! それくらい面白かった。
(1週間後にアベンジャーズの新作が襲来するの考えたら、そらIMAXも1週間限定だよな…)
もうあらゆる面でストラ>>続きを読む
パシフィック・リム待望の新作!
でもね、あたしゃゆるさないよ!!!
オレの中の浅香光代が咆哮する。2013年のマイベストの続編がこんなんでいいのか。デルトロ降板すんなよコノヤロー! オレの中のビー>>続きを読む
高畑勲監督追悼の金曜ロードショーにて、小学生以来の鑑賞。
トラウマ級の大嫌いな作品から、大好きと言っては語弊だけれど、受け入れられる傑作に見え方が変わったように思える。
あんなに憎かった西宮のおば>>続きを読む
『リメンバー・ミー』に続いて家族という呪縛について考えさせられる作品だったかも。
いや、本来はこう書き出そうとしてたんすよ。「インド映画は裏切らない。どんなに時間が長くてもそれを感じることなく魅了し>>続きを読む
高圧的な態度でミゲルから音楽を取り上げ、ギターを叩き壊した祖母。彼女を育て上げたのはママ・ココである。そのママ・ココをはじめ、一族を音楽禁止の家風に仕立て上げたのは高祖母イメルダである。
故人を偲び>>続きを読む
太古の(昔から続く)国、王位継承、血縁のライバル、肉弾白兵戦、盾の壁、巨大突進動物、王座奪還。
これは…、バーフバリ!!!
違った! ブラックパンさん!!!
というくらいワカンダ国とマヒシュマテ>>続きを読む
彼女が言葉を発せなかったのは、「だからこそ真実が見通せる」とかいうありがちな設定のためではなかったと思う。最後まで「あなた」と「わたし」の物語であるがため。名前もいらない恋の純真のためと思う。
こん>>続きを読む
去年の『哭声』『お嬢さん』『アシュラ』の韓国怪傑作3連弾がみんなとんでもなかったから、かの国のやばそうなやつは全部観といて損は無いなってことで鑑賞。
(とか言いつつ『新感染』を見事に見逃しているという>>続きを読む
終わり方!!!
ここで終わってくれたらなんとなくいいなあと思ってるところへ完璧な尻切れ。幕切れではなく尻切れ。瞬間、「アッ!」と楳図かずお漫画のキャラクターみたいな表情をしたと思う(してない)。なん>>続きを読む
バーフバリ観て元気百人力! になった直後に高熱で数日ぶっ倒れる元気のオーバーヒートを食らったので、私は王の器ではないことがわかってしまったバーフバリ。
もう鑑賞からだいぶ経ってしまったけど、そのぶん>>続きを読む
空前絶後の超絶大傑作と話題騒然激烈沸騰中(語彙消失)の『バーフバリ 王の凱旋』の予習として観た二部作の第1章。
滅法面白かったが2(王の凱旋)を観てしまった今や、もはや序章に過ぎなかったことがわかる>>続きを読む
うっかり大ヒットしちゃったもんでいくつかのちゃぶ台返しはあったものの、十分おもしろかったですキングスマン。
ガジェットもギミックも衣装も前作以上に凝ってるし、アクションも冒頭からずっとギア入れっぱな>>続きを読む
叔父と姪、祖母と叔父(子)、祖母と孫という3点の座標から頂点=【祖母と母の物語】を求めよ。というナビエ-ストークス方程式より難しい命題を「完全証明」してみせた逸品。
うお〜!!! う、うまいこと言う>>続きを読む
とってもジェントリー・ウィープスなお話。
日本を描いた洋画だけれどカリフォルニアロールにはならず、見事な江戸前寿司になってるのがすごい。2〜3年前のハリウッド版ガッズィ〜ラもそうだったけど、最近のあ>>続きを読む