しゃにむさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

しゃにむ

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オブリビオン(2013年製作の映画)

2.5

「彼はぼくなんだからさ」

ええ…それでいいの…(困惑)

わ、わからぬ…酩酊状態で観たらわけわかめな状態に陥る作品でした。単純なエンタメ作品と決めてかかったら痛い目を見ます。少し違い複雑。wikiで
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.8

「ペニーレインをありありと覚えているよ

そこの青空の下で座っていたこと

思い出すんだ」

題名を聞いて真っ先に浮かんだのがビートルズでした。名曲ですね(どれも名曲ですが)。個人的にめちゃくちゃ好き
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ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

2.5

「支配してやるぞ!取るに足らぬ人間どもよ!!」

などと抱負を語るドラキュラが一般的なイメージですが、今作のドラキュラは打って変わって、己の野望のためだけに力を使いません。家族のため、国の民のために戦
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.5

「君はいい奴だ。こんな形で知り合っていなければ…」

「やっぱり憎しみ合ってたかも」

「「ハハハハ!」」


ニヤニヤしちゃいます。この2人、憎たらしいくらい好きです。常に罵り合って喧嘩ばかり。争っ
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卒業(1967年製作の映画)

4.3

「流されるのは快適だから…」

何をするでもなく、真昼間からぷかぷかプールに浮きながら大人たちにそう言い放ったダスティン・ホフマンが印象的でした。寝そべる彼の姿に自分を重ねてみてもあまり違和感がありま
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.4

日々の名残り。

じんわりきました。可笑しいのに最後に胸に残ったのは感傷でした。使い切れないほどの富を得たゼロが寂れ果てたグランド・ブダペストに泊まって過去の面影や香りから追憶に浸る姿を想像するとジー
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.9

懐古的な生き方の決着。

とても感銘を受けたお気に入りの作品です。憑かれたように映画に文学に熱中しているとたまに、いや、しょっちゅう、あの頃は良かったなーと盲目的に恋い焦がれることがあります。黄金時代
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裸の銃を持つ男2 1/2(1991年製作の映画)

4.5

笑いの劇薬その2。

[薬品名]
裸の銃を持つ男2 1/2(?!)

[有効成分]
50% ギャグ
49% 下ネタ
1% ストーリー

いや〜冗談抜きで(冗談を抜いたらもう観れたもんじゃないヨ!)
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

ホラー?そんなの法螺だ。

これまた80年代の陽気なコメディ映画。父親と一緒にDVDを観たら当時めちゃくちゃ流行っていたと言っていました。リアルタイムで観たなんて羨ましい。80年代のノリいいすね〜ヒッ
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サン・ジャックへの道(2005年製作の映画)

4.2

心の洗濯の旅へ。

聖地巡礼のロードムービーです。フランスの自然の景色がたまりません。のどかで温かくて気品があって…ため息が出ます。木陰で昼寝したり、美しい川で水浴びしたり、黄金色のそよ風にほおを撫で
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.5

ただのカカシ映画ですな(涙目)

通りの少ない田舎の道路のシーンから始まります。道路の傍らに少し落ち着きのない男が荷物を足元に置いて車が来るのを待っています。そこに不自然なほど厚着で不恰好に見える男が
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ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

2.5

「おれぁ生れてからずっと暗黒街で生き、いろんな映画を見て来た…だからヒデェ映画とイイ映画の区別はニオイで分かる…こいつはくせぇッー!ク◯のニオイがプンプンするぜッーーッ!こんなお下品な映画にはお目にか>>続きを読む

シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.4

筋肉忍法☆肉分身の術。

クローン技術によりシュワちゃんが2人(頭?機?体?数え方がわかんない)現れるSF映画。生命倫理というお堅い(筋肉も)テーマなのに関わらずこうも見易いのは相変わらずの己を貫き通
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バタリアン(1985年製作の映画)

4.2

「わたしは…学生のころ……バタリアンってありますよね……あの映画…テレビで見た時ですね…ゾンビが人間の脳みそに食らいつくシーン…あれ……初めて見た時…なんていうか……その…下品なんですが…フフ…脳みそ>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.3

プリコグは電気ツチノコの夢を見るのか?(適当)
完璧という言葉に懐疑的な自分はますます疑り深くなりました。今作では殺人発生率0%が実現された近未来予想図が描かれます。プリコグという予知能力者の予言を基
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

大いなる目覚め。
そうであることが当たり前だと思っていることに、そう思えることに感謝しなければいけないと気づかされました。
家族に、友達に、恋人に、仕事に、目を閉じて目を閉じたら必ず自分を迎えてくれる
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.5

Back To The Past.
他の映画のDVDを観るつもりでテレビをつけたらちょうど始まりからやっていたので、ちょっとのつもりで観始めたらエンドロールまでテレビの前にいました。毎回欠かさず見るに
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

エンドレスサマー。
ある歌の「女って怖い〜何故?〜わかんない〜」という歌詞がふと思い浮かびました。男ひとりとしては「解せぬ…!」という感想です。今作は一部の男性には苦いラブストーリーかもしれません。か
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.8

立つんだ!アトム。
生身の身体だろうが鋼鉄の身体だろうがそこで闘っていたら応援したくなるのが人情です。いちおう男子の端くれである自分はボクシング映画に弱くて物語の見せ場である試合のシーンで見よう見まね
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.0

ヒェェ…メンヘラ怖い。
あらすじだけ読んでまるで『ミザリー』じゃないか!と思っていざ観たらだいたい『ミザリー』みたいな話でした。最後のノーマのクローズアップからのフェードアウトには背筋がゾクゾク…何か
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

4.0

ソリャナイッサ!
金曜ロードショーで何回も目にしてる割にきちんと最後まで観たのは今回が初めてでした。ソイヤッサ!の掛け声だけはちっちゃい頃から覚えてました。愉快なぽんぽこたぬき達の化かし合戦。ヤカンに
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モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)

4.9

レモン先生さようなら。
恩師と呼べる人に出会えた人生はどれだけ幸福なのだろう…と切にしみじみと感じました。自分は卒業してからたびたび思い浮かべる先生は特にいません。生皮な生徒だったので笑 だけど恩師と
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

5.0

「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」

禁断の惑星(1956年製作の映画)

2.9

ロボとロマン。
この作品はかれこれ60年ほど前の作品だとか。スターウォーズもエイリアンもまだ製作されていない時代の作品という事実を踏まえると驚異のクオリティです。光線銃がビューン。転送装置でシュイーン
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月とキャベツ(1996年製作の映画)

4.2

月とセロリ。
月とすっぽんでも六ペンスでもLでもなく月とキャベツ。なぜにキャベツなんだ?という疑問は観終わっても解消されず。しかし洒脱でのほほんとした雰囲気の山崎まさよしがキャベツ畑で作業をしてる風景
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.0

レオは人間をやめるぞォー!
別にレオ様がヴァンパイアになるわけでなく廃人になる話です。パッケージでてっきり美少年の甘い憂えを描いた青春モノかしらんと思っていたので予想外のストーリーに愕然としました。最
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.9

トイレットペーパーは100m測れる。
みんなが日中働いてる合間じゃなきゃ出くわさない小規模な事件。大学教授のポストを狙う院生の男は妊婦なのに旦那を養う為に働く奥さんに頭が上がらずやきもきしている。嫁の
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レインマン(1988年製作の映画)

4.5

第三の雨男。
個人的に雨男って言われたら土砂降りの雨の中で陽気に歌うジーン・ケリーと血の雨の中で陽気に歌うアレックスを思い浮かべますが、次から雨男って言われたらダスティン・ホフマンも思い浮かべないとい
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.8

お弁当の秘密。
通っていた高校は給食が無くて弁当持参だったので二段式のお弁当を持って通っていました。ある時弁当を開けるとあら不思議…二段ともおかずではありませんか!育ち盛りの男子のお弁当と言うと肉・肉
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カクテル(1988年製作の映画)

3.2

どこもココモ大盛況。
ああ〜80年代いいすね〜享楽的で明るくて音楽もイカしてる。若いトムのアイドル映画。トムさんが色男のバーテンに扮する締まりの無いメロドラマ。いいんすよ〜若くてチャーミングなトムさん
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

4.9

はじめて観た映画は?
歳を重ねるごとに小さい頃の記憶はぼんやりして行きます。昨日の晩ご飯もやっとの思いで思い出してひやりひやり。危ない。だけどこの問いに直面すると即答出来る自信があります(まぁ何かとは
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.8

何本金字塔を打ち立てたら気が済むのか…SFサーガ2作目。
青年はジェダイの騎士に成長する。普通の田舎の青年だったルークは前作でひょんなことから銀河を舞台にした壮大な戦争に巻き込まれ、戦いに身を置く内に
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オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

4.3

筋肉式☆世界卓上。
さぁみなさんお待たせいたしました。2年に1度の筋肉の祭典・世界卓上が今年もやって参りました。世界各国から選りすぐりの筋肉モリモリマッチョマンの変態たちが卓上で汗を弾き筋肉の火花を散
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.8

ベンジーはイーサンの相棒にして女房にして陰の主人公(断言)。
トムに不可能はない!またまたやってくれましたァァッ(歓喜) M:Iシリーズを毎度観るたびに「これはまた最高な作品を…!」と思いますが今回も
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.3

それでも世界は繋がっている。
人の「縁」は「円」なのかもしれないと思いました。生きた時代こそ違えど、その意思は見えない形で、あるいは見える形で受け継がれ世界と共に生きているのかもしれません。この映画ク
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.2

鬼畜なフィンチャー(誉め言葉)。
いやー騙された。えげつねぇ!終盤から畳み掛けるように騙しの連続。フィンチャー監督はセブンとファイトクラブ(エイリアン3もいいです)のインパクトがデカくて知らなかった作
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