“わかりやすい”マフマルバフ作品だった。
僕は中東圏の映画には非常に疎いのだが、イラン映画ってシュールリアリスティックで説明を省いた作品が多い気がする。マフマルバフの映画もまた同様。
しかし、本作>>続きを読む
プリクエルを除けば、32年ぶりの続編。これほど期待と不安を抱きながら、待ち望まれていた続編はあっただろうか。リスクの高い仕事にも関わらず、JJはよくやった。旧シリーズと新シリーズの橋渡しをしっかり果た>>続きを読む
超楽しかった。
リュ・スンワンは「ベタだろうが、クサかろうが、しっかり作れば面白い映画ができる」というバカや小学生でも分かるような不文律を用い、それまで培ってきた自らの演出力とアクションスキルのすべ>>続きを読む
く、狂ってる…。
アメリカのTVギャグアニメ『スポンジボブ』の劇場版である前作『スクエアパンツ ザ・ムービー』は、はっきり言ってファンムービー以上の域を出ない内容だった(主人公のスポンジボブが俳優の>>続きを読む
ディズニー映画に限らず、最近のハリウッド映画における“再解釈”や“リブート”という風潮は大っ嫌いだ。客入りが悪いから老舗の味を今風にすれば若い奴らと常連客が来るという考え方が気に入らないからだ。そんな>>続きを読む
1ヶ月前に観たので記憶が薄れているのでざっくり書くと、ウォルター・ヒルの映画をトニー・スコットらしいカメラワークとカッティングで撮ったような傑作。好きな映画だけど、欠点も多い。
夜の街が主役なウォル>>続きを読む
新年明けましておめでとうございます!!!
フォローしてくださっている皆さん、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
大傑作!!。2015年に観た日本映画の中で一番好き。
女子更衣室を盗撮したこと>>続きを読む
2014年にノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイのドキュメンタリー。
ドキュメンタリー映画として面白いかどうかは置いといて、マララを偉人としてではなく、1人の少女として>>続きを読む
ガイアナ人民寺院の集団自殺事件をモチーフにしたイーライ・ロスプロデュースのPOVホラー。
『28週後…』のような人の善意によって事態が悪化する映画が大好物なので、カメラクルーたちが人助けをしようとし>>続きを読む
本作は映画史に残る怪作『食人族』にリスペクトを捧げ、2年も公開が延期された映画ということで、どうしてもエグさを期待されてしまうが、蓋を開けてみれば非常にシンプルでタイトな構成のホラーに仕上がっていた。>>続きを読む
『ナポレオン・ソロ』の映画化というよりは、60年代憧れみたいな映画だった。ペピーノ・ガリアルディの“ガラスの部屋”が流れた所で、ガイ・リッチーが抱いている60年代ノスタルジーは相当なものだと察した。
度し難い駄作。『リング』の素晴らしさがまさに奇跡だったことを証明するかのような、どうしようもない出来。 とにかく陳腐、ひたすら冗長、ただただ練り込み不足。バックステージモノとしてもホラー映画としても大>>続きを読む
山小屋でバカンスを過ごしに来た若者5人組がビッグフットに襲われるPOV形式のモンスターパニック。
あんまし金がかかってなさそうな映画にも関わらず、ビッグフットが豪快に大暴れしていたのには驚いた。全力>>続きを読む
素晴らしい映画なんだけど、主人公たちが自分の感情を叫びすぎな気がする。現実の世界には、思っていることを吐き出そうにもそうできずにボロボロになりながらも頑張って生きてる人がいて、実際に僕はそういう人たち>>続きを読む
傑作。まさか、クンフー映画史の記念碑のような作品だとは思わなかったぜ!!
お互いに両手を包み合う武林界独特の礼で始まる、クライマックスのドニー兄貴とワン・バオチャンの一騎打ちは、拳術・脚技・擒拿(き>>続きを読む
超面白かった。サトラピの映像作品の中では一番好き。他のどの映画にも似ていない、ポップでブラックなユーモアに満ちた秀作。
統合失調症の主人公の主観で話が進行するため、主人公にはハッピーで明るい世界とい>>続きを読む
ニール・ヤングが監督・主演、DEVOやデニス・ホッパーが出演し、キャッチコピーに「a new clear comedy」とあるように、原発がテーマということでどんなもんか観てみたら、中身はただのバカ映>>続きを読む
僕の理想のアメコミ映画だった。アメコミの映画化作品はこれくらいバカバカしくて脳天気でないと。最初から最後までずっとしかめ面なDC映画はこういう所を見習って欲しいもんだね。
本作1番の儲け役はマイケル>>続きを読む
40年前に作られたフェイクドキュメンタリーなのに、描かれているのは今のアメリカそのもの。そして、日本もこの映画のような世界が近くなっているので、暗く重い気分に。
日本人でいるのが嫌になる。
茶番…。
見終わって最初に思ったのは、その一言。前2作は「人間の尻と口を繋ぐ」というバカバカしい題材をしっかり調理していたので、格調高さすら感じさせるホラー映画として仕上がっていた。
3作目である>>続きを読む
清々しいくらいサイテー過ぎてサイコーな映画だった。
本作は、古くは『暗黒街の顔役』に始まり、最近では『ウルフ・オブ・ウォールストリート』といった成り上がりモノの系譜にある作品。しかし、成り上がりモノ>>続きを読む
オアシスの『ワンダーフォーゲル』が母についての歌って知らなかった。障害であり、支えでもある「不思議な壁=母」が、正方形に追い込む黒い壁を象徴しているとは。
縦横1:1の正方形の画面が普段の映画の横長>>続きを読む
『ミッション:インポッシブル』シリーズ最高傑作!!
予告編やテレビで何度も披露されている超音速で上昇する飛行機のドア部分にイーサン・ハントが両手だけでしがみ付き、そのまま飛行機がグングン上昇していく>>続きを読む
4ヶ月前に観た記憶なのでかなりおぼろげな状態での感想。
映画を見始めるようになった時期に『ジュラシックパーク』を観た人間としては、ジョン・ウィリアムスのテーマ曲が流れた所で涙腺が緩んだ。
恐竜登場>>続きを読む
元々観る気があまり起こらなかったので、予告編どころかパッケージの裏表紙さえ見ないという情報完全シャットダウン状態での鑑賞。興味がないのになんで観たのかというと、監督がゾンビ映画の皮を被ったトンデモムー>>続きを読む
POVブームの火付け役となったスペイン産ゾンビシリーズ、堂々の完結編。
途中でPOV手法を放棄して普通の劇映画になっていた前作『ジェネシス』に比べ、本作のPOV要素を一切排除している潔さは買いたい。>>続きを読む
これまでの『コワすぎ』シリーズは全部好きだけど、今回初めてつまらないと感じてしまった。
とにかく投稿映像に尺の半分くらい費やしているのは頂けない。そもそも、あれは劇映画における導入部、つまり掴みの部>>続きを読む
静岡県富士宮市発の自主製作のヤンキー映画。
不良が出てくる映画なら『クローズZERO』とかあるから別に目新しいくない。しかし、本作はキャスト・スタッフほぼ本物の不良(内半分は逮捕経験アリ)、脚本は不>>続きを読む
先日の試写会で『ストレイト・アウタ・コンプトン』を観て、『ボーイズン・ザ・フッド』見直そうかと思ったら、同じくギャングのストリートライフ系である本作を観ていないことに気づき鑑賞。
内容は、コンプトン>>続きを読む
最高!!!! マジ最高!!!!!! 超マジ最高!!!!!!!!!!!
高校生の時にヒップ・ホップグループN.W.A.のグレイテストヒッツを聞いてヒップホップの楽しさに目覚め、それがきっかけでカニエ・>>続きを読む
自動車事故に遭い、疎遠になっていた父親が住む実家に戻ってきた主人公ジェサベル。彼女は幽霊に導かれて自身の隠された衝撃のルーツに遭遇するという話。
『リング』+『チェンジリング(80)』+『裏窓』をブ>>続きを読む
日本映画史に残る超傑作!!!!
新文芸坐で観れて良かった。本作は昔DVDで観たが、やはりテレビとスクリーンでは、画面からにじみ出る78分間ノンストップの狂ったようなハイテンションと熱量の洪水の度合い>>続きを読む
巨匠サミュエル・フラーが西ドイツでテレビシリーズ用に撮影した素材を、劇場用に編集した作品。
これがメチャクチャ面白い映画!金なかろうが、ヨーロッパだろうが、フラーはこんな面白い映画作っちゃうんだから>>続きを読む