美しいコバンザメ、大型魚を喰い散らかそうとするの巻
舞台はイタリア
アメリカの大富豪の息子フィリップを連れ戻すよう父親に雇われた貧乏な青年リプリー。
フィリップと過ごすにつれ、リプリーの中にある犯罪>>続きを読む
「さぁ〜て、どこから突っ込もうかな?」
(来週のサザエさんは?調です)
「不倫してるんですか?」
「......むぅってコナン?」
「コナン観たことないです」
「非国民!」
「どの口が言った?」>>続きを読む
雨上がりの虹を見たい
空を見上げて虹があると、雨のせいでちょっとうねった前髪も、今日はこれじゃなかったなという雨に向かない靴も、まぁいいかと思える。
6月はプライド月間。
1969年6月
セクシュ>>続きを読む
6月6日6時
このレビューをあげようと思った。
ランチがちょうど666円だったから今作を思い出したというラブリーなレビューと、思わず突っ込まずにはいられないハッシュタグのこれまた楽しそうなレビューを>>続きを読む
「たった一瞬、完璧な美しさを持つ絵画みたいになる時があるんじゃないかなって」
雨の日。
渋谷TSUTAYAのスタバから、スクランブル交差点を行き交うカラフルな傘を見ながら彼氏が言った。
と、友>>続きを読む
「平和だな...」と思った。
友人と待ち合わせをしていた、とあるカフェ。決して席と席の間は広くない、何なら密接している方だ。
隣に座っていた方が席を離れた。
スタッフの目が届く席ではない。
テーブル>>続きを読む
大切な誰かのために
何かを諦めること
何かを諦めないこと
どちらも凄いと思う。
どちらも強いと思う。
「やだぁ、港かと思ったの!船の汽笛の音が聞こえたから」
そうキャッキャ言い放って、天然の母が>>続きを読む
その欲求、混ぜるな危険!
個人的にはもう三大欲求に、承認欲求を追加して四大欲求でいいんじゃないかとさえ思っている。
フィレンツェで設立され、現代のファッションブランドの元祖と呼ばれるGUCCI。>>続きを読む
早く行くなら1人で行け
遠くへ行くならみんなで行け
アフリカの諺だったと思うが、その言葉が心に浮かぶあっという間の3時間。
「どんだけっスか!」
・今作を観ると決めた日、仕事終了3分後に職場か>>続きを読む
「これ観てよく考えて!!」
と、源さんちの頼朝くんに言いたい。
ここ最近もっぱら[MCU散歩の予定がまぁまぁの全力疾走鑑賞]か『鎌倉殿の13人』である。
なので脳内で勝手に[私の観てる作品ユニバース>>続きを読む
「なにそれ!尊いっ!」
「独特のワードセンスで褒めてくるっスよね」
月が綺麗な夜だった。
仕事終わり、駅までの帰り道。
「やべ、彼女にLINEしよ」
隣を歩いていたバイトくんがスマホを取り出した。>>続きを読む
「だったら、よっぽど私はアイアンマンとキャプテン・アメリカの仲裁したいわ」
幼馴染がやっているバーで友人カップルと3人で飲んでいた。
そこにヒーローがいるから敵が出てくるのか、敵がいるからヒーローが>>続きを読む
「男梅!!」
敵が"思想強めの男梅"なのだ。
MCUマラソンを始めて気付いた事が一つ。
ウルトラマンでさえ"なんとかマン"の括りに入れてしまう私は、ヒーローというものに慣れていない。即ち、"人間じゃ>>続きを読む
不思議だな、皮肉だな、でも妙にしっくりくるな、とも思う。
"神の街"が舞台の今作
リオデジャネイロのスラム街。
これは私の勝手な意見なのだが、治安の良くないと言われる街に縁起の良い名前がついている>>続きを読む
「本は我が家と同じだ。読めば心が豊かになり安らげる。凍え死ぬこともない」
噛みしめてしまった。
1936年の春 スペイン ガルシア地方。小さな田舎町に住む喘息持ちのモンチョと担任のグレゴリオ先生。>>続きを読む
「シャザム!って言うじゃん!」
思わず友人にLINEしてしまった。
その友人は「シャザム!魔法の守護者」を翻訳し、続編の作画を手掛けている。
「シャザム!」の映画のパンフレットに解説も書いていたりす>>続きを読む
「殴って!」
遅刻魔の友人が大遅刻をした。
走ってきてそう言った。
「『走れメロス』か!」
「あれって待ってる側も来ないんじゃないかって疑ってなかったけ?」
「そうだよ、だとしたら私も『走れメロス>>続きを読む
なんとかマンにとにかく縁のない人生であった。
身体を鍛え上げている友人カップルが肩で風を切って歩く後ろ姿がアベンジャーズ感がある、背景はスーパーの駐車場なのに。
という話から、今作の話になった。
「>>続きを読む
自分の中のTrue Northは何か。
True North
真に重要な目標を指す慣用句。
(Find Your True North)
自分がどの位置にいようともコンパスの針は北を指すことから、">>続きを読む
「ネギになりたい!」
全日本理由が知りたすぎる大賞。
前を歩いているちびっ子がそう主張していた。
不審者と思われてもいいので、何故そう思ったのかと話しかけたかった。
男の子の身体に生まれたけど、性>>続きを読む
それはもう、ロミオを見つけたジュリエットの集団のようだった。
演劇部だった高校時代。
ちょうど今頃の季節、そろそろどこに入部するか決める時期。
2年生である私の学年は6人、先輩は1人、新入生の入部確>>続きを読む
"ざまあみろ"と"してあげたのに"
自分の中から消えてくれたなら。それが出来なくとも伸びてきた爪のように簡単に切り落とすことが出来たなら。
そう思う私の中の"二大いらない感情"である。
"怒り"も">>続きを読む
居住まいを正した。
家で映画を観ている時、まぁ人様にはお見せ出来ないような自堕落な格好で観ている。
それが恥ずかしくなるほどに美しいアニメーションだった。
西部開拓史上、初の女性ガンマンとして知ら>>続きを読む
「ほぼ酩酊期じゃん」
友人宅で、果たしてキンミヤ味の烏龍茶なのか、烏龍茶味のキンミヤなのか怪しいところである液体を飲みながら、前の晩に観た今作の話をしていた。
「0.05%らしいんだよ、理想的なパ>>続きを読む
"鋼"ではないけれど"豆腐"でもない。
自己分析による、私のメンタルの強度。年々強度を増している事は確か。強くしなやかにありたいが、単に図太くなってるような気もする。
しんどいな、と思いながらも大抵>>続きを読む
「スリザリンは嫌だ」
どころの騒ぎではない。
映画を観ていると、何て素敵なシチュエーション!と憧れるのと同じくらいに、絶対に経験したくないと思う状況もよく観る。
私なら発狂する。
この主人公が放り>>続きを読む
「チャップリン美味しかったわよ」
もう10年前くらいの出来事。
帰宅すると母がチャップリンが冷蔵庫にいると言う。
開けてみると[チャヤ プリン]が入っていた。向かいにプリンが有名なマーロウがあるCH>>続きを読む
ケ・セラ・セラ
なるようになるさ
お、エンドロールが近いな。
母が台所でその鼻歌を歌うと、小学生の私はそう思っていた。
両親の喧嘩の終わり間近に聞こえてくる曲である。
「水戸黄門」よろしく、天然の母>>続きを読む
花を見て美しいと思う
晴れた空を見上げて歌を口ずさむ
「おやすみ」と「おはよう」、「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」寄り添っている言葉を当たり前に口にする
戦争で奪われてしまうものには終わりが>>続きを読む
「こんなはずじゃなかった」
そう口にする恋。
若い頃はそれは恋の終わり、大人になると恋の始まりで呟く言葉のように思う。
職場で好きな果物の話になった。
「皮むくのがめんどくさい」
「そういうとこだ>>続きを読む
ここ数年、密かにやっている"私調べ"では6割。
"名前ついてる率"を知りたくてルンバを持っていると知ると「お名前は?」と聞いてまわっている。
「悩んでるんだよね」
最近ルンバを購入した方がいたので、>>続きを読む
「もう見ないのっ?」
確か小6。
[国会中継を見た感想を聞きます]という宿題が出た。
10分見てテレビを消し部屋に退散しようとしたら、母が背後からそう言った。
「なんであの人たち大人なのに人の話ち>>続きを読む
ビール、映画、便箋と封筒
それが消えてしまった世界は?
自分が嫌いでも、興味がなくても、それを大好きな人はいる。
その逆もまた。
突然世界で起こった12秒の停電。
その停電で事故にあったジャック>>続きを読む
自分を偽ると孤独が増えていく
「出た!」
集合体恐怖症なので、映画を観ていると時々悲鳴をあげたくなる事がある。『シン・ゴジラ』の海から上がってきた第2形態のゴジラに鳥肌が立ったし、『サマーウォーズ』>>続きを読む
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
お見事!と思った。
「それはどうかと思う」
そんな事を言いたくなる言動を繰り返すのに、どうしても憎めない魅力のある人に友人が夢中になっていた。振り回されるどころか、ぶん>>続きを読む
「名探偵か」
それはコロナになる前のこと。
「Nちゃんの携帯と私の入れ替わってるっぽい。電池なかった時に会社携帯からむぅに連絡したことあって良かった。じゃなかったら誰とも連絡とれなかった」
よく飲む>>続きを読む