第60回アカデミー賞(1988)でノミネートされた9部門すべて受賞したBernardo Bertolucci監督作。
溥儀の自伝『わが半生』を原作に、Mark PeploeとBernardo Ber>>続きを読む
なんでも自分で体験して書くというスタイルのスポーツライターから、作家へと転身したPaul Gallico原作。
David Leanの片腕としてずっと一緒にやってきたRonald Neame監督作。>>続きを読む
ただただ罰ゲームにしか感じなかった。
座っているのが苦痛で、いつ帰ろうかしか頭になかった。なぜ我慢して最後まで座っていたのか、何を期待していたのか…あぁほんとに帰ればよかった。
とにかく延々とモノロ>>続きを読む
「メディチ家雑録」に残された宗教裁判の記録から修道女ベネデッタの物語を再構成させたジュディス・C・ブラウン著の『ルネサンス修道女物語~聖と性のミクストリア~』を原作にした82歳の時のPaul Verh>>続きを読む
第95回アカデミー賞(2023)3部門ノミネート(作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞)も無冠に終わったDamien Chazelle脚本監督作。
1920年代サイレントからトーキーへと移り変わるハリウッ>>続きを読む
第95回アカデミー賞(2023)7部門ノミネートされるも無冠に終わった映画界の巨人スティーヴン・スピルバーグ監督の半自伝的作品。
スピルバーグとの共同脚本にはタッグ4本目となるトニー・クシュナー。>>続きを読む
安心と信頼のヒットメーカーこと近藤健介選手のWBCでの八面六臂の活躍を見ていて日々ワクワクしているのだが…映画界において安心と信頼のヒットメーカーことA24が配給する良品が今年もやってくれた。
第9>>続きを読む
第74回カンヌ国際映画祭(2021)グランプリを受賞した“カウリスマキ監督に続くフィンランドの新たな才能”と云われるユホ・クオスマン監督脚本作品。
ロサ・リクソムの同名小説が原作。
これまで見れ>>続きを読む
Brendan Gleeson演じるコルムが、友人であるColin Farrell演じるパードリックに告げる。
「お前と無駄話をする時間はない。残りの時間は思考と作曲に使いたい」
友人に対して酷だ>>続きを読む
世界大学ランキングのベスト10常連校の名門イェール大学に入るも、子どもの頃からの夢である役者になるために"Donnie Darko"(2001)で通行人の役として映画デビュー。
俳優としては、それか>>続きを読む
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門(2022)監督賞受賞したパク・チャヌク監督脚本作。
共同脚本には『親切なクムジャさん』(2005)、『サイボーグでも大丈夫』(2006)、『渇き』(20>>続きを読む
Peter BogdanovichによるJohn Ford監督に捧げるドキュメンタリー…というかインタビュー番組。
言わずもがなの大監督であるジョン・フォードだが…日本人に全く馴染みのない西部劇ばか>>続きを読む
多くの映画人が後出しジャンケンでエンニオ・モリコーネを称えて持ち上げる忖度ドキュメンタリー。
彼を持ち上げて何が悪い!と怒られてしまいそうだが…みんな絶賛しかしないから嘘くさくて気持ち悪い。
日本>>続きを読む
言わずと知れたバスケット漫画の金字塔であるスラムダンクの劇場版アニメ。
連載当時10〜16歳という思春期真っ只中であり、スラムダンクと共に育ってきたと言っても過言ではないド真ん中世代の私であるが…な>>続きを読む
【非常宣言】
飛行機が危機に直面し、
通常の飛行が困難になったとき、
パイロットが不時着を要請すること
“これ”が布告された航空機には
優先権が与えられ
他のどの航空機より先に着陸でき、
いかなる命>>続きを読む
元旦恒例の妹と映画館へ。
ロクな映画がやってないので、韓国映画ということだけで選択するも、グランドホテル形式と、邦画にありがちな数多ある凡庸な展開に寝る。
何組だ?5組?6組の男女の惚れた腫れたを>>続きを読む
James Gunn脚本・監督作品。
Marvel Cinematic Universeで共通の世界観をもつマーベル関連作を繋げたことの弊害を大きく受ける…当然全てを見るコアなファンからしたら楽しめ>>続きを読む
中盤で寝た…
そこからエンディングまで、うつらうつら…
とにかく冒頭から台詞が異常に多い。
そして、ほとんどのショットがバストアップで切っていて、非常に飽きる。
なぜバストアップで何度も切り返>>続きを読む
鑑賞後ひと月も経ってしまったので、あまり記憶にないが、しばらく感興にふけっていたことは間違いない。
1789年フランス革命前夜に美食の国に起こった世界初のレストランを作った男の物語。
「ジャガイモとトリュフは豚に食わしとけ!」
みんな大好きなジャガイモと、世界三大珍味であるトリュフを苔にする時代>>続きを読む
夏休み向けメジャー級大作を指す"サマー・イベント・フィルム"を狙ったJordan Peele製作/脚本/監督作。
撮影監督にHoyte Van Hoytema。
彼の参加が決まるまではデジタルカメ>>続きを読む
サンダンス映画祭(2019)ドキュメンタリ部門で中国の深い闇を晒してグランプリを受賞したNanfu WangとJialing Zhang共同監督作。
1979年
中国は一人っ子政策を施行
1982>>続きを読む
Yolanda Ramke脚本・監督
共同監督にBen Howling。
女性監督ならではの発想というのか…家族愛溢れるとても優しいゾンビ映画。
セリフがなく映像だけで語るのも、低予算を逆手に取っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第75回カンヌ国際映画祭(2022)最優秀男優賞とエキュメニカル審査員賞のダブル受賞した自身初となった韓国製作による是枝裕和脚本・監督作。
先ず第一印象だが、是枝さんの人物描写…こんなにヘタクソだ>>続きを読む
タイ王国のチエンラーイ県にあるタムルアン洞窟(この洞窟がある山は、女性が横たわった姿に似ており、「男性に強い恨みを持って亡くなった女性の体内」と云われている洞窟は地元の人達には恐れられている)において>>続きを読む
第42回 青龍映画賞(2021)最優秀作品賞・監督賞・男優助演賞 (ホ・ジュノ)・美術賞(キム・ボムク)・韓国映画最多観客賞を受賞した“韓国のタランティーノ”と称されているリュ・スンワン脚本・監督作。>>続きを読む
ソロアーティスト売上世界一を誇るキングオブロックことElvis Aron Presleyの生涯を描いた伝記映画。
Baz Luhrmann監督・脚本。
共同脚本には、ずっとタッグを組むCraig P>>続きを読む
Gordon W. Prange著の"Tora!Tora!Tora!"と、Ladislas Farago著の"The Broken Seal"の2つを原作にした作品。
そもそも2つの原作をどのように>>続きを読む
イタリア出身の大物プロデューサーDino De LaurentiisがKyle Elihu Onstottの小説"Mandingo"(1957)に目をつけて映画化し大ヒットするも、批評家によって世の中>>続きを読む
William Diehlの著書を原作に、Gerald Di Pegoが脚色し、Burt Reynoldsが監督・主演した作品。
タランティーノが本作を好きな作品と答えていたので、タランティーノを追>>続きを読む
Brian De Palma脚本・監督作品。
タランティーノに狂っていた10代の頃、タラちゃんがオススメしている作品を血眼になって追っかけていた中の1つ。
その当時は大好きだったはずなのだが、私も>>続きを読む
Paul Thomas Anderson脚本/監督作。
これまでPTA作品に少しもハマったこともないのに、なぜまた性懲りもせずに劇場で金を払って見たのか…
いい映画風に見せる宣伝や予告、ポスターな>>続きを読む
1894年。フランス陸軍参謀本部の大尉であったユダヤ人のアルフレド・ドレフュスをスパイ容疑で逮捕した冤罪事件(ドレフュス事件)を題材にしたRobert Harris著の"An Officer and >>続きを読む
第55回アカデミー賞(1983)
・作品賞
・脚本賞[John Briley]
・監督賞[Richard Attenborough]
・主演男優賞[Sir Ben Kingsley]
・美術賞[Stu>>続きを読む
1986年度の全米興行成績1位を記録しTom Cruiseを一躍トップスターへと押し上げた"Top Gun"の36年振りの続編。
カリフォルニア州にある高さ111mのVincent Thomas B>>続きを読む
KD Dávila脚本、Carey Williams監督によるAmazonオリジナル映画。
大学卒業間近の春休み。卒業前の記念にフラタニティ(友愛会)ツアーを計画するRJ Cyler演じる黒人のショ>>続きを読む