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ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ

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ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュの作品紹介

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュのあらすじ

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロのひと月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民のクルナス一家の長男ムラートが、旅先のパキスタンで“タリバン”の嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されてしまう。母ラビエは息子を救うため奔走するが、警察も行政も動いてくれない。藁にもすがる思いで、電話帳で見つけた人権派弁護士ベルンハルトの元を訪れたラビエは、アドバイスを受けアメリカ合衆国最高裁判所でブッシュ大統領を相手に訴訟を起こすことになる……。

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュの監督

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュの出演者

原題
Rabiye/Rabiye Kurnaz vs. George W. Bush
公式サイト
https://www.zaziefilms.com/kurnaz/
製作年
2022年
製作国
ドイツフランス
上映時間
119分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ザジフィルムズ

『ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ』に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.8
今日の試写会は『ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ』。タリバンと間違われて無実の罪で投獄された息子を取り戻すために、アメリカのブッシュ大統領を訴えたお母さんの実話に基づくお話だ。

まず、主演の肝っ玉お母さんラビエを演じたメルテム・カプタンに拍手! この人、本業はコメディアンということだが、本作でベルリン国際映画祭の主演俳優賞を受賞。ともすれば、暗くなりがちなこの手の作品に、ものすごいパワーとユーモアを注ぎ込んだ。

全く物怖じしない肝っ玉と、誰もに愛される笑顔、どんな逆境もはね返しちゃうパワフルさを持っていると同時に、

息子の解放を訴えにワシントンに行くのに、実はちょっと初めてのアメリカにワクワクしちゃったり、スピーチする前に気にするのは髪型だったり、支援団体のメンバーの有名俳優にドキドキしちゃったり、

この人、ともかく愛されキャラ!

で、このラビエを演じるメルテム・カプタン無くしては、本作は成り立たなかっただろう。

また本作は弁護士ベルンハルトとラビエのバディムービーとも言える。弁護士事務所にアポ無しで突撃してきたラビエに最初は振り回されていたベルンハルトは、いつの間にやら押しの強〜い愉快なおばちゃんとバディになっていく。

そうそう、トルコ人だけど、ラビエって大阪のおばちゃんみたいなんだよね。厚かましさも、ファッションも(笑)。

タリバンの疑いをかけられて、あの悪名高いグアンタナモで監禁って、政権がブッシュからオバマに代わった後で、アメリカが拷問の実態を認め大ニュースになった、アレだよね。

「疑い」だけで「捜査」もなく、第三国(パキスタン)で拘束してアメリカ軍基地の収容所に監禁するなんて、イラク戦争自体そうなんだけど、ブッシュ政権下のアメリカ横暴は尋常じゃない。

今、中国が他国に警察組織を置いていると問題になっているが、やっていることは同じようなことだ。

果たしてムラートは解放されるのか? 母の思いは届くのか?

重厚な社会問題をテーマにしながら、なんとも楽しく見られる作品。ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞の傑作です。

*エンドロールでキャストが本人とそっくりなのにビックリ!
[ラビエ・クルナズと国家の1800日戦争] 50点

2022年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。今回で四度目の選出というベテランで、脚本賞と主演俳優賞を受賞している。2001年10月3日、ブレーメンのクルナズ家は食事の支度が終わって、母親ラビエが長男ムラトを呼んでいる。しかし、次男と三男は家にいるが、ムラトだけは反応しない。やがて、彼がセダトという友人と共に、"コーランを学ぶために"パキスタンまで旅していたと知る。しかし、セダトはフランクフルトで借金踏み倒しがバレて捕まっており、パキスタンに辿り着いたのはムラト一人だった。そして、どうやらムラトは"タリバンと接触してアメリカと戦争するために"パキスタンを訪れたらしく、そのままグアンタナモ収容所に収監されたと連絡が入る。本作品は、トルコ移民の主婦ラビエ・クルナズが、ドイツ人弁護士ベルンハルト・ドッケと共に、ムラトを解放するために世界政治の中枢に飛び込んでいく物語である。控えめなドッケとは対照的にユーモラスなラビエの存在によって、ともすれば陰鬱になりそうな物語はコミカルで明るく騒々しいものになっているが、ムラトが家族ビデオの中にしか登場しないのも相まって、なんのために戦ってるか判然としなくなる瞬間もしばしば訪れる。まぁ四六時中ムラトを想っていても映像には出来ないし、グアンタナモに会いに行けるわけでもなく、しかもドイツにいる残された家族の生活は続いていくわけで、ラビエの目線でムラト勾留から解放までを描くならこうなるしかないのは分かっているが、なんだかボンヤリしてしまっているのは否めない。加えて、ムラトのために戦った1800日間があっという間に過ぎていくので、全体的に味気ない印象を受ける。似たように裁判の一部始終をテンポよく紡いでいく作品としてサンティアゴ・ミトレ『アルゼンチン1985』を思い出したが、同作はある種のヒーロー映画のような側面があったのに対して、本作品は"大臣に手紙を出した"と言うだけで、基本は待ってるだけなので、物語がダイジェスト的になるよう運命付けられているのかもしれない。

ベルリン映画祭がこの映画をコンペに選ぶというのは、明らかにここ数年の転換路線から逆行していて、"高い社会性と薄い映画性"という所謂"ベルリン的な"路線に戻っているのではないか?と危惧している。これでコンペは10本目だが、方向性が若干違うだけでレベルが元通りになりつつある…去年の奇跡は一体何だったんだ?
ドイツにいる移民(トルコ人家族)、3.11アメリカ同時多発テロが起きタリバン(アフガニスタン反政府組織)じゃないか!?って長男がパキスタンで拘束されキューバのグアンタナモ湾米軍基地収容所に収監されてしまったことがわかる。
英語も話せない、国も警察も何もしてくれない!と母親がやれるだけのことをやろうと雑誌に載っているような弁護士にアポ無しで凸りまくるところから話は展開していく実話です。

・ブッシュ政権は拷問をしていた
・連絡が取れないから自国で動いてくれる弁護士も弁護する本人に会うことすらできない
・国の大きな問題になりそうだと移民だから更新されてないからドイツ入れないよーとか言っちゃう

アメリカはやはり大きな国で移民以前に他の国が様子見してるが故に動かない、見殺し状態という悲しい事実をこのお母さんのパワフルでちょっとKYででも明るさから笑いも起こるような映画となっていた。
お父さんはどういう立ち位置、考え方なのだろうというのが少しモヤっと残る。
この映画に出てくる弁護士が大好きになった、こんな人に出会えたことがまずステキ

んでもってキャスト似てるうううw

5月3日公開🎬

2024年劇場4本目

『ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ』に似ている作品

スリー・オブ・アス

製作国:

上映時間:

102分
3.7

あらすじ

イラン南部の小さな村。大家族の中の大勢の兄弟のひとりとしてヒバットは産まれた。兄弟たちはみなそれぞれの道を歩むが、ヒバットは反政府運動に関心を持つようになる。弾圧的な政府により逮捕され、長…

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