マイティ・ハート/愛と絆の作品情報・感想・評価・動画配信

「マイティ・ハート/愛と絆」に投稿された感想・評価

ユダヤ系のアメリカ人記者ダニエル・パールが拉致され、
キューバ系フランス人で仏教徒でもある、その妻マリエンヌの目を通して、夫の安否が分かるまでを描いた作品。

まず、夫が誘拐された場所がイラクの辺境の都市へ向かう砂漠の道ではなく、パキスタンの結構大きな都市だったのに驚いた。
ダニエルが誘拐されたのは、ユダヤ人なのでモサドと思われたのか、否CIAと思われたからだ、とか、
雑誌社のパキスタン支部?に、インド国籍の女性記者がいるので、この誘拐劇はインドの陰謀だ!と責任逃れするパキスタンの政治家が出てきたりと、
情報も色々と錯綜する。

火薬庫近くのテロともなると、周囲の状況も国際的になっていて、そういう事実関係は面白い(と言ったら不謹慎であるが)。
しかし、徹底的に事実に基づく被害者の奥さん目線なので、映画的な盛り上がりが全くない。

アメリカにはユダヤ系の黒人女優もたくさん居るのに、なんでアンジェリーナがわざわざ肌を黒く塗って、この役を演じてるの?と思ったら、
それじゃあ、奥さんがやりたいと言えば、やらしてあげるよね。
やはり、こういうノンフィクション的な映画を撮るなら、この奥さん役は、日本人が知らない無名の女優さんを使ってもらいたかった。
アンジェリーナのせいで、リアル感が損なわれている感じがしました。
mh

mhの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

誘拐事件に巻き込まれたジャーナリストが周囲の協力を得て解決に向かう実話をもとにしたソーシャルサスペンス。
アルカイダとかビンラディンの名前がよく聞かれていた頃――911以後の世界情勢で、
・パキスタンの活動家とイスラム教過激派がつながっていること。
・つまりイスラム過激派にとってパキスタンと敵対するインドは、イスラエルと同じく敵であること。
このあたりがすぐにはわからんかったんだけど、話はハイテンポで進むので細かいところは保留にしてても楽しめる。
そっか、パキスタンの正式な国名はパキスタン・イスラム共和国なのか。
事件解決に協力してくれるのが極めて有能なひとたち。
人権を無視した取り調べをする現地警察すら頼もしい。マスコミなどおじゃま虫はいてもストレスになる前に、優秀なスタッフがシャットアウトしてくれる。
誘拐事件をこんなふうに描いたのってなかなかないので余計目が離せない。
しかしこれは伏線にもなっていて、そんなひとたちが力を尽くしたのに最悪な結果を迎えるという流れ。
子どもが生まれて希望あるラストを迎えるんだけど、パキスタンの地方裁判所は2020年4月2日に死刑判決を覆して犯人を無罪にしてしまう。これにアメリカが怒って、パキスタン政府が焦って、完全釈放には至ってない。いま現在も争っているとのこと。
戦場ジャーナリストや戦場カメラマンが活躍する映画のアナザー・エンディングとしての見方もできて収穫の多い試聴だった。
面白かった。
ヒロキ

ヒロキの感想・評価

3.6
『マイティ・ハート/愛と絆』を見た!😃

忠実な再現をした実話だけに、胸に響くものを感じる…。

奥さんは旦那さんのことをどれほど待っていたか…。特にリアルタイムの有事と重なる部分もあるから余計に辛い😢

そして、アンジーは本当に演技が上手い女優さんだと改めて思わされた😊
N

Nの感想・評価

3.5

日本人でも渡航禁止の国に行ったジャーナリストが拘束され、最悪殺される場合、自己責任だと責められる。わたしも行かなければこんなことにはならなかったのにと思う。 しかしジャーナリストがいなければ、私達が知らないままの事実も多いのだろう、、自らの危険を顧みずそれを伝えてくれる人がいなければ。。この問題はどうしようもできないのか? この映画の奥さんは本当に苦しかっただろうな。今は幸せに過ごしているかな?きっと一生忘れられないだろうな、、、可哀想に。
Baad

Baadの感想・評価

5.0
正直評価に困る映画です。

描かれていることは実際に起きた事件のほぼ忠実な再現。

パキスタン人の捜査官、タクシーの運ちゃん、情報提供者の最初の窓口になったパキスタン人、辺りには多少シンパシーを持てる要素はあるものの、事件の関係者は背景に出てくる双方の政府高官も含め、あとはなんだかな~のうさんくさい人物ばかりで、こういう関係性の中で政治や取材活動が行われていたらそりゃ事件にも巻き込まれるでしょう、としか思えません。

その上、奥さん仏教徒でご主人ユダヤ教徒、しかもその信条を隠さない、では脇が甘いもいいところ。

とはいえ、実話の映画化としてはバーフェクトな出来ですので、その部分で取りあえずは面白くなくても力作と言えます。

で、そうしたキナ臭い事件の顛末をキナ臭いものはそのままに映像にしてしまった監督の手腕には感嘆するしかありません。

たとえば、パキスタンの情報局のキャプテンが捜査の過程で、ここから先は危険だ、と言ったその後で、昔の部下だけれど今は向こう側の人間だというセリフをちゃんと喋る。

主犯の男の家族関係やその後の処遇についても触れている。

捜査本部がおかれるインド人記者の借りている家では、下働きの家族の子供もちゃんと大事にしてもらえている。
この国の中流以上の階層の暮らしぶりもきちんとフィルムに映っている。
丁寧に見れば下手なドキュメンタリーフィルムよりよほど情報が総合的に上手く処理されており、多少この国に縁がある人はパキスタンとアメリカ、イギリス(あるいはインドも含めていいかもしれませんが)との持ちつ持たれつの歪んだ関係がある程度判るような出来になっている。

そういう意味では大変良く出来たフィルムで、このような離れ業はイギリス人であるウィンターボトム監督にしか出来ないことである様に思います。これは、映画の面白くなさと相殺してもあまりある美点だと思いますので満点を献上しました。決してこの映画の中の記者夫婦の生き方を肯定的に見ているわけではありません。

(何気に情報量が多い 2007/12/10記)
KO

KOの感想・評価

3.5
クリスマスイブに何観てんだ、って話ですが、正直そこまで引き込まれなかった。ただ、イルファン・カーンがとても良かった。そしてパキスタンの闇は深い。
実話を基にしたドキュメンタリー風の作品。撮り方などもその場にいるような臨場感があり、緊迫した様子が最後まで伝わってきた。

アンジェリーナ・ジョリーのなりきった演技もよかったけど、CIDのキャプテンたちが犯人追及に奔走する姿に引き込まれた。

ブラピ製作18
評価が悪いね。ドキュメンタリーと思える程の淡々とした第三者的目線。抑えた感情を見事に熱演のアンジェリーナ·ジョリー。ショートカットの連続多用でパキスタンの不気味な混沌の雰囲気が見事。 ノン·フィクションだけに超アクションはないが地域の によってはこんな不気味な恐ろしい所があるとは島国で平和ボケした私には想像し難いものだ。
(閑話休題)“グッド·ワイフ”のカリンダ、アーチー·パンジャビを発見。美人だね~。
物語含めキャストなど背景が色々興味深い作品、ヒロインとヒロイン役のアンジーがそもそも知り合いだったり、製作自体にブラピ(不出演)が絡んでいたり。

何よりゴチャゴチャとした関係と出来事を、ここまで見易くまとめているのは監督の力量他ならない、9・11後パキスタンで起こるジャーナリスト誘拐事件がベース。
観ました。

アンジェリーナ・ジョリーが誘拐された夫の妻でマリアンヌという名前で、ブラッド・ピットが出演してたマリアンヌという映画がある。
だからこの映画を観てたらチラチラ私の頭の中でブラッド・ピットがよぎり映画に集中できなかったのは否めない。
>|

あなたにおすすめの記事