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アイム・スティル・ヒアの作品紹介

アイム・スティル・ヒアのあらすじ

1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に、国の空気は一変する。抑圧の波が広がる中、ある日、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連行された。愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその行方を追う。しかし、その過程で彼女自身もまた軍に拘束され、数日間にわたる過酷な尋問を受けることとなる。極限の状況の中でなお、彼女は沈黙を貫き、夫の行方を捜し続けた。自由を奪われ、愛する人の消息も知らされぬまま、それでもエウニセは諦めなかった。夫の名を呼び続けたその声は、やがて静かに、しかし確かに、歴史を動かす力へと変わっていく──。

アイム・スティル・ヒアの監督

ウォルター・サレス

原題
Ainda Estou Aqui/I'm Still Here
公式サイト
https://klockworx.com/movies/imstillhere/
製作年
2024年
製作国
ブラジルフランス
上映時間
137分
ジャンル
ドラマ
配給会社
クロックワークス

『アイム・スティル・ヒア』に投稿された感想・評価

健一
4.0
娘 トーレス。




第97回 アカデミー賞
国際長編映画賞 受賞
作品賞、主演女優賞ノミネート。

ブラジル映画史上 初のアカデミー作品賞にノミネートされた作品。
最多ノミネートされたフランス🇫🇷映画「エミリア・ペレス」や長編アニメ映画賞を受賞したラトビア🇱🇻映画「Flow」をおさえて国際長編映画賞を見事受賞‼️
これもブラジル映画史上初の快挙である。

私の大好きな作品「セントラル・ステーション」のウォルター・サレス監督 久々の新作。
しかも主演はその「セントラル・ステーション」で主役を演じたフェルナンダ・モンテネグロの実の娘フェルナンダ・トーレス。
観る前の期待値が上がらずにはいられない。
(本作の前のレビューに「セントラル・ステーション」のレビューを載せています。御一読頂ければ幸いです。)

軍事政権下のブラジル🇧🇷で突如 自宅から連れ去られた政治家ルーベンス・パイヴァと夫の行方を追い続けた妻 エウニセの壮絶な半生の実話。

魂をえぐられる。


さて本作 ⚠️ネタバレあり⚠️


小さな作品だが 作品が持つ 力強さは半端ない。
'70年代のブラジル🇧🇷がこんな国だったとは・・・

冒頭。
父母と5人の子供達、お手伝いさんとの贅沢で優雅な生活の日々を淡々と見せられる。
この幸せなシーンの連続はちょっと長過ぎて飽きてしまいそうなのだが・・・
見知らぬ男たちが突如 自宅に入って来て父親を連行してしまうシーンから空気感は180度一変する。
この切り返しが とてつもなく恐ろしい。
実話だから恐怖心は なおさら。
そこから家族の地獄のような日々が始まってしまう。
妻と次女も別の日に拘束され連行されてしまう。
身に覚えのない尋問の連続。何日も暗い独房の中に監禁される壮絶な日々。
ようやく解放されるが夫の消息は何もつかめない。
電話は盗聴され 見知らぬ男たちが随時監視している。
収入も激減し生活も苦しくなるばかり。
そんな中でも妻エウニセは信念を貫き夫の帰りを待つ。
やがて、歴史は 動き出す・・・

ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)の主演女優賞を受賞し、母モンテネグロ同様🇺🇸アカデミー主演女優賞にノミネートされた娘フェルナンダ・トーレスの『ビッグマミイ』ぶりが素晴らしい
温かく、熱く、冷静に。全ての表情に説得力があり魂が宿っている。
劇中、全ての事柄を彼女の存在がコントロールしていると言っても過言ではない程、圧倒的な存在感。

そして
クライマックスに登場する2014年のエウニセを演じたトーレスの母
フェルナンダ・モンテネグロ‼️
うわぁ!🫢
26年ぶりに彼女の姿を見せてもらった。
もう鳥肌ものでした!

エンタメ性はほぼなく かなり重めな内容の作品なので できれば秋に公開してほしかったかな。

あえて、言わせていただければ。

本作のこのジャケ。
5人の子供と両親の7人家族なのに。
なんで子供たち二人と両親のフォー(4)ショットなの?
ここは家族全員のショットが良かったんじゃないのかな?


I'm Still Here 私はまだここにいる。


彼女の ここ とは・・・・・


2025年 8月12日 12:50〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 9
💺103席
客入り ほぼ満席(最前列しか空いてない)

アカデミー賞受賞作なのに全国14館でしか公開されていない!😤
悲しい時代だ!みんな「鬼滅の刃」かい!😡
4.7
想像力を試すような作品でもある。

リオデジャネイロのビーチの横、大豪邸に住む一家。
夫婦と5人の子供がいる。
ビーチでサッカーやビーチバレーに興じる子供達。
海でプカプカ浮かぶ母エウニセの頭上に軍用ヘリが飛んでくるところから物語は始まる。

太陽が燦々と降り注ぐ明るく楽しい日々。
ビーチでビールを飲み、子供が野良犬を拾ってきて渋々飼ってみたり。
家では住み込みのお手伝いさんが、子供たちと楽しそうに料理をしている。

テレビのニュースで流れるスイス大使誘拐の事件。
一家は何気なく眺めていたのに、それを機に社会の空気が変わっていくのを感じる。

たくさんの軍人を乗せたトラックが市内を走るようになり、強権的な検問も行われるようになる。
その社会のキナ臭さと周りの後押しもあり、長女ヴェロカをイギリス・ロンドンに留学させることにする。
一家はいつも区切りで記念撮影をする。
そのお別れ会の時に撮影した写真。
そのキラキラとした日々と無邪気に笑う一家が再び揃うことはなくなる、最後の写真。


1971年1月20日の朝、自宅に私服だが目つきが鋭い男たちがやってくる。
銃を持った男たちは夫ルーベンスに話を聞きたいと連れていく。
妻エウニセは不安の声をあげるが、
ルーベンスは「すぐ帰ってくる」と車に乗り込み、そのまま戻らなかった。


ここで描かれているのは、1964年のクーデターから21年間続いたブラジル軍事政権下の典型的な出来事だ。
表向きは「共産主義からの防衛」だったが、実態は反体制派の監視・拘束・拷問・暗殺が日常的に行われていた。
1970年前後は都市ゲリラによる誘拐事件と、それに対抗する国家権力の報復が激化し、司法手続きなしの「強制失踪」が横行。
逮捕記録も残されず、家族は突然愛する人を失い、その行方も告げられない。
この作品のルーベンスの失踪は、まさにその時代の政治的暴力を体現している。


今作は1970年のブラジルの軍事政権支配時に、元国会議員の建築設計士の夫ルーヴェンス・パイヴァと妻エウニセ、その5人の子供達の一家に訪れた物語を、その後1996年、2014年と時を超えて見つめる。

久々の骨太作品。素晴らしい映画でした。👏
ネタバレ感想はnoteへ。
https://note.com/chinaco_cinema/n/n188b992cb9ec?sub_rt=share_sb
ネタバレは後ほどブログに書きます。


これは誰にオススメしたら良いのかわかりません。
かなり渋い作品という印象です。

ブラジルに関心や知識がある人や、
家族がいる人、特にママたちにはオススメかもしれません。

私はブラジルに対して、全く関心も知識もないため淡々と観てました。

個人視点の映画のため、当時ブラジルで何が起きてたのかの全体像が掴めませんでした。

◼️予習して観てもいいかも

ドキュメンタリチックで台詞も必要最低限のため、何が起きてるのかあんまりわかりません。
Wiki読んで予習してもいいかも?

◼️予習は必須ではない

終始、母親個人の視点で描かれるため、政治的な知識がなくても混乱したりすることはありません。

母親の置かれた状態を追体験させるような映画なので、予習しなくても観ることができます。

◼️結構日本人っぽい?

意外だったのは、感情の発露が案外少ないし、人物同士の衝突もそんなに無かった点です。

ブラジルって灼熱の太陽のもと、情熱的な人たちが多いのかと思っていましたが、とても静かに耐える姿が日本人に似ているような雰囲気を感じました。

そういう意味では観やすいかもしれません。

◼️ 母親が凄すぎる

忍耐と知性の権化のような母親が出てきます。
この母親が凄すぎて、後半はかなり痺れました。

序盤は何が起こってるかわからないから、
ひたすら混乱とモヤモヤが続きます。
母親の経験を追体験させられるような映画です。

◼️多分、人によっては寝ます

なんかテンポ遅いし映像も地味なので途中から集中力切れてました。
配信だったらところどころ倍速にしてたと思います。

意味ありげなシーンは多々ありましたが、いかんせん私にはブラジルの知識がないからなんの意味があるのかまるでわからず退屈でした。

寝る人は寝ると思います。

『アイム・スティル・ヒア』に似ている作品

名前のノート

上映日:

2025年02月08日

製作国:

上映時間:

8分

ジャンル:

配給:

  • ザジフィルムズ
  • WOWOWプラス
3.5

あらすじ

ピノチェト軍事政権下で行方不明になった未成年者たちを追悼する重厚な「描き」アニメーション。映像、音響(合唱)ともに、こちらも若者たちとのワークショップによって生み出された。

ローマ法王になる日まで

上映日:

2017年06月03日

製作国:

上映時間:

113分
3.6

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製作国:

上映時間:

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ジャンル:

3.8

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上映時間:

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上映日:

2016年11月12日

製作国:

上映時間:

127分

ジャンル:

3.9

あらすじ

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