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ファルハ
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上映館(1館)
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ファルハが配信されていないサービス一覧

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『ファルハ』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

4.2
最小限の開示で最大限の効果を期待する撮り方が奇しくも『サウルの息子』を想起させる。あくまで個人の目線に沿った展開、それすらも制限される極めて狭い視野かつ浅い被写界深度の中で今日まで続く大惨劇の始まりと一部始終とが刻まれていく。家父長制社会下における抑圧に始まり全てが徹底して破壊される中で監獄ともシェルターとも言える空間で、逃げられず戦えず助けられぬまま流される血とは対称的な血が流れ、少女は1人惨劇の最中に大人になる。今日の情勢と完全にリンクしてしまう展開でかなり精神的に辛いものがあったが、これは今日一回限りの上映で終わってしまうには相当惜しい。赤児の頭を踏み潰そうとするもギリギリのところで勝るヒューマニズム、それがひいては最大の抵抗となり最強の武器となる。密室状態での排泄描写から逃げないのも良かった、外が静かになる一方で中には虫が湧いていく。
para

paraの感想・評価

4.0
1948年 イギリス統治が終わったパレスチナの地で起きたナクバ
実在の人物の身に起きたことに着想を得た作品

岡真里先生トーク付き
『ホロコーストの記憶の政治利用』に図らずも加担している私たちという視点にはこれまで気が付かなかった。

将来の夢も持ち普通に暮らしていたのに、ある日突然戦禍に巻き込まれる。。。
映画ではイスラエルについて直接的に言及せずに、あくまでも一少女の視点なのだが、Netflixにて英語字幕版配信されるとイスラエルからの激しい抗議があったとのこと。

メモ📝
イスラエルが1948年から現在進行形で続けているジェノサイド。
今、ガザにおいてイスラエルは
病院に医師や医療従事者、大学などの教育機関と教育者、ガザの実情を伝えるジャーナリストを狙い撃ちし、歴史の記憶も含め建物を破壊することでパレスチナ人をすべて抹殺しようとしている。
それに対して欧米、特に米英独は積極的にイスラエルを支援していることもあり国際社会は何も出来ないでいる。。。
何が起きているのか知っているのに無関心、でいてはいけない。
(先日鑑賞した『関心領域』に繋がる)

イスラーム映画祭2024
akrutm

akrutmの感想・評価

4.8
1948年に起きたナクバと呼ばれるイスラエルによるパレスチナ領土の占領を、パレスチナの田舎村に住む少女・ファルハの目を通して描いた、ダリン・J・サラム監督の長編デビューとなるドラマ映画。滞在中の海外の Netflix で鑑賞。ファルハのモデルとなった少女は実在していて、サラム監督の母親がその少女からこの話を聞いたそうである。

村長である父親と暮らしているファルハは、女性に教育は必要ではなく、若くして結婚し、男性を支えることを良しとするイスラム原理主義的な考え方の強い田舎村での暮らしに不満で、都会の学校で勉強することを強く望んでいる。彼女の父親は反対であったが、都会で暮らす弟(ファルハの叔父)の説得で、学校へ行くことを認める。そんなときに、イスラエル軍による爆撃が始まり、ファルハは友人の家族とともに車で避難するように父親に言われるが、父親を一人にするのが心配なので自宅に残ってしまう。ファルハの身を案じた父親は、彼女を倉庫に閉じ込めて、自分が戻ってくるまでそこに隠れているように告げる。これ以降のシーンは、わずかな隙間から外部を見ているファルハの視線から描かれていく。

どんなときでも見るべきであるが、イスラエルとハマスによる戦争が起こっている今だからこそ、特に見るべき映画である。ハマスのような組織がなぜ生まれたのか、最初にハマスが仕掛けた戦争にもかかわらずイスラエルへの国際的な非難が強いのはなぜか、などを考える上で原点となるのが、この映画で描かれているイスラエルによるパレスチナ占領である。第二次世界大戦で迫害されたユダヤ人にとってイスラエル建国は必然であるとは言え、すでにその地に住んでいたパレスチナ人との共存の道を選ばず、パレスチナ人を追い出して建国するという思想は、ずっと昔にユダヤ人がこの地から追い出されたというユダヤ教的な主張はあるにせよ、どうなのだろうか。迫害された経験を持つ民族が別の民族を迫害するというメンタリティがまったく理解できない。ガザ地区へのイスラエルの非人道的な攻撃にしても、人質の奪還を目的ではなく(実際に、停戦合意による解放以外は、人質はほぼ救出されていない)、ガザ地区の占領とパレスチナ人の追放が目的なのは明白である。

とは言っても、この作品は戦争映画ではない。戦闘はまったく描かれていないし、爆撃音くらいしか聞こえない。そんな中で、ファルハが倉庫の中から目撃するショッキングな出来事が、戦争というものの現実を象徴していると言ってもよいだろう。また、イスラエル軍に同行している、頭部を袋を被せられたパレスチナ人協力者が、この映画のキーとなるのである。さらに、ハラハラドキドキのシチュエーションスリラーとしても鑑賞できるという点でも、本映画は非常に高いレベルにある。ファルハをリアリティ豊かに演じたカラム・タヘルとともに、ダリン・J・サラム監督の今後に注目だろう。

『ファルハ』に似ている作品

シリアにて

上映日:

2020年08月22日

製作国:

上映時間:

86分
3.6

あらすじ

シリアの首都ダマスカスのアパートに住む女主人のオーム。未だ内戦の終息は見えず、アサド政権と反体制派、そしてISの対立が続いていたが、ロシアの軍事介入により、アサド政権が力を回復しつつある。…

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