ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」の作品情報・感想・評価

「ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」」に投稿された感想・評価

sayayume

sayayumeの感想・評価

4.1
平安の京。唐の影響を受けてなお人と妖が溶けあう国。若き日の安倍晴明の物語。
中村倫也演じる安倍晴明、向井理演じる賀茂利風、陰陽師としても友としても認め合う二人を軸に、近畿や海の向こう唐も絡んでドラマは進んでいく。
新感線としてはある意味心得た時代、派手さ猥雑味に歌踊り、劇団員による人物の描き分けもくっきり。暴れ役の竜星涼の活気と大きさがたのしい。
舞台は未見だが、ゲキシネは表情をつぶさに観ることができることもあり、とくに中村向井の両輪の、明暗明暗、虚々実々の移り変わりがよくわかる。30代の主演ならではの実を伴った演技が、ラストには派手さや賑やかさを上回る。
青春の終わりは友情の終わりか、後の人間離れした安倍晴明の誕生譚ともいえるか。
誠実な物語になっていた。
(以上敬称略)
本公演の観劇となると、劇場(大阪・オリックス劇場)と座席、当日の観客など、ある意味運任せになるし、休憩はあっても、昨今の時間差退場がつらい時もある。それでも、カーテンコールを含め、(新感線は特に)公演でしか味わえないものがあるので、一度は体験してほしい。
とはいえ、やはり“ゲキ×シネ”はありがたい。“ライブビューイング”も好いのだが、これが本作の最終形態という感じで、中島かずきの戯曲本・公演パンフとセットで揃えたくなる。
座席からオペラグラスで見ていても判らない、細かな所作や表情、衣装やメイクの工夫、アクションや殺陣の個性など、本作は特に、繰り返し観て味わいたくなった。
さらに、フルスペック公演と謳っているだけに、あの「蛮幽鬼」に劣らない客演陣の盛りに、これまでの“いのうえ歌舞伎”が培ってきた要素が、役やストーリーに反映・加味されていて、劇団・新感線を追いかけてきた層にはより刺さる。
もちろん、顔の小ささも含めて、これまでも一番のはまり役となった理チャンと、それに肩を並べる舞台映えの倫也清明。とっくに、自ら狐を喰ってしまっている里帆フーリンと、『ちむ~』のニイニイに違和感がなかったのは、これを観ていたせいだと気づいた竜星悪兵太。濱田岳とは一味違うぜと思わせてくれた浅利渦雅。右近、河野はじめ、劇団員の存在感も十二分!たくさん笑って、きっちり泣かせてもらいました。BD発売待ってます。

このレビューはネタバレを含みます

新感線初乗車の吉岡里帆に注目していたのだけど、ピンク色のどんギツネは期待値を超えてこなかった。
ようはめっちゃ可愛いだけ。それで充分なのかもだが。復讐に怒り狂ってるとか、実は悪モノとかもうちょっとひねりの効いた役どころの方が魅力を発揮できたのかも。
早乙女弟も単純間抜けなキャラで意外性がなく、この脳筋型キツネ姉弟に深みが乏しく残念でした。

団員では賑やかし担当のもろもろ氏が、突如キーパーソンとしてスッキリ柑橘系になったのは良かった。

中村倫也と向井理の陰陽師っぷりは表情や所作が妖しく研ぎ澄まされていて、特に印を切る姿は否応無しに格好いい。
でもどんでん返し返し返しは流石にやりすぎで、食傷気味になっちゃいました。
ゆき

ゆきの感想・評価

4.7
安定のおもしろさ。さすが新感線!
これで終わり、今度こそ終わりを裏切る展開に最後までわくわくドキドキして見られました。

今年の薔薇サム2も楽しみだなー。

このレビューはネタバレを含みます

前から見てみたかったゲキシネを見た。やったー。面白かった!ドラマや映画で見る演技とはひと味違う舞台映えする演技が凄かった。中村倫也さんのダンスが激クール。向井理さんの緩急演技にグッときた(形態変化はちょっと笑ってしまった)

劇団新感線の舞台、話が難しいのかな、というイメージがあったのだけど見やすかったしコミカルさもあって楽しかった。他の作品も見てみたくなりました

伊予柑好きに悪い人はいない
2021年劇団☆新感線41周年興行秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』(きつねせいめいきゅうびがり)の舞台を編集して映像化したもの。

3時間の長尺(間15分の休憩有)を
飽きさせずに、食い入るように
見てしまった。

笑いあり、踊りあり、仕掛けあり、衣装、セット、映像や光の演出も楽しませてくれ、
これぞ活劇!エンターテイメント!

中村倫也の安倍晴明も素敵だが、対する向井理の悪役も良かった。
脇を固める個性派キャラたちも
上手くて、おもしろかった。

県外に観劇に行けない今、こうして地方でも舞台が観られるのは、ありがたいし、
かなりアップの画があり、
役者の表情がはっきり見えるのはとても嬉しい。

だけど、舞台の転換とか、
受ける役者の佇まいを
俯瞰で観たくなるね。
やはり、舞台は生のものだから。

パンフは残念ながら、売り切れ。来場者にはキャラのシール。
はたけ

はたけの感想・評価

5.0
向井さんも中村くんがめちゃくちゃカッコいい!
陰陽師もので劇団☆新感線という組み合わせ最高すぎました!
うどん

うどんの感想・評価

3.3
劇シネは生で観るのとはまた違った良さがあり、これはこれで全然ありだな思った。劇場だとさすがに飲みながら観たりはできないんで、ビール飲みながらエンタメに浸りたい感じ。
映画でも幕間の休憩があったんで本当に飲めば良かった思った。
みー

みーの感想・評価

4.0
娯楽演劇。
派手。
大掛かりな舞台セット、殺陣、ミュージカル場面、衣装。
とにかく派手。
楽しかったらそれでいいって感じ。

共存ってのが今っぽいのかな?
あんまり妖に対する敵対心や差別意識は感じんかったからそれは関係ないのかな?
やっぱりただ単にその方が楽しいからか?
やや

ややの感想・評価

3.6
私のコンディションの問題で映画館なのに家の様にまったり観ちゃった💦

舞台の中村倫也がいいのは知ってたので想定通り&声がいいし声色変わるし、動ききれいだし、やっぱりいい。特別ファンじゃないのに最終的に中村倫也尊いみたいな気持ちになるの、ほんとこの人はずるいなぁ〜笑

向井理はこんなに声が良かったなんて👏👏👏びっくりしちゃった!いい意味でのサプライズ!!髑髏城の七人の天魔王を彷彿されるようなラストの姿も新幹線的で良かったしなんか美しい人だなぁ。

手足が長くてびっくりするほどスタイルの良い竜星涼は異次元なのにどこか昭和的というか、新感線との相性の良さにびっくり。天海祐希さんの髑髏城の七人にも出てたのも納得!!なんか個人的には1番印象に残ったかも〜。

吉岡里帆さんは映像では好きなのだけどなんだかこの役はイマイチしっくり来なくて〜なぜだろ〜不思議。

早乙女友貴さんはさすがの殺陣👏キレッキレだった〜

なんか気軽に楽しめてゲキシネ有難いな
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