シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉の作品情報・感想・評価

シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉2015年製作の映画)

上映日:2016年06月25日

製作国:

上映時間:185分

4.3

「シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉」に投稿された感想・評価

Mika

Mikaの感想・評価

3.7
宝塚の阿弖流為も良かったけど、歌舞伎阿弖流為も良い!
 
時間は長いけど、気にならない程引き込まれる。
Mrym

Mrymの感想・評価

4.4
新感染ぽいとおもってたら、やっぱりからんでました。
なんなの、この才能集団は!!
Tsk

Tskの感想・評価

5.0
勘九郎さんかっっっこいっっ!!!
染五郎さん(当時)好きっっ!!!
七之助さんめっちゃきれいっ!!!

ハッーハッー…!!(語彙力の消失)

いつかシネマ歌舞伎デビューしたいと思っていて、たまたまリバイバル上映の知らせを聞いて行きました。
初歌舞伎がこれで良かった!人によっては邪道だったりするのでしょうか?劇団☆新感線のエンタメと歌舞伎のキレのある見栄の見せ方がハマるとこんなにカッコいいのかと衝撃でした。

歌舞伎版プロメアと前情報を得ていて納得、少し雑だが人望も実力も兼ね備えたスーパーヒーロー田村麻呂と影のある悩めるカリスマ指導者阿弖流為との友情と闘いの物語でした。
歴史ものだとあまりに知識が足りないなと思っていましたが、ファンタジーとして構成しなおし、デフォルメされたキャラクターがわかりやすく理解しやすかったです。

新感線…というよりかは中島かずきさんの脚本、アニメだと大体後半で失速するイメージでしたが今回はどんどん面白くなってさすがに途中長くなってくたびれていましたが場面も人間関係もどんどん進んでいき、最後までグイグイ見せていく力を感じました。
特に七之助さんの演じるヒロインのトリックはベタではあるけれどとっても好き!

「こんなんオタク大好きに決まってる…」みたいな展開をもりもりに詰め込んで大型エンタメに仕立て上げています。
田村麻呂も阿弖流為も、とても漫画的。身振り手振り大きく堂々とされ、目線、足運びひとつひとつかっこいい!を突き詰めた芝居が最高でした。
元々泥臭く、ケレン味のある作品が大好きなので今回自分の好みにストレートに当たったのもありますが、歌舞伎って思ったより堅苦しくないのかもしれない…と気づかせていただいた作品です。

また気が向いたらシネマ歌舞伎、また足を運びたいと思います。
ねまる

ねまるの感想・評価

4.2
2002年に市川染五郎(今の幸四郎さん)主演、堤真一、水野美紀共演で上演した劇団☆新感線の舞台を2015年に歌舞伎化した本作。
舞台版は未見。

脚本はもちろん、演出も新感線のいのうえさんがやっているので、
歌舞伎キャストで、見栄の多いだけの新感線でした。
正式な歌舞伎を知らないんだけど、
ギャグも音楽も殺陣もまんま新感線です。

ギャグは多分新感線のが多かったかなという感じだけど、新感線慣れしてる染五郎さんがちょいちょいボケてくれるのが良かったですね。

あと!新感線は物語が壮大で台詞量が多いからみんなめっちゃ早口なんですが、
歌舞伎役者さんたちは、一言一言丁寧に発音していて聞き取りやすい…!!

花道を使った演出や豪華絢爛な小道具の演出は素晴らしくて、
大好きな中島さん脚本だし、ワクワクの止まらないスタート。

阿弖流為と坂上田村麻呂の2人をモデルに、かたや蝦夷を守るため、かたや征夷大将軍として、戦う姿のかっこよさ。

互いに名乗るシーンの叫び合いとか、これまだ序盤だよ?という名シーン。

これってもしかして、プロメア系の展開?とか、蒼の乱?とか新感線の他の作品を思い起こしてみたんだけど、
中島脚本はそうは甘くはないんですね。

畳み掛けるような後半のしんどいシーンの連続。
これで終わるんだなぁというところからさらに3転ほど、着地点を見せない移り変わりなのに、最後はちゃんと綺麗に収まる。

思考が全て停止させられて、息をすることすら忘れていて、その物語の中の世界にいるあの感覚。
久しぶりにこの感覚を感じてただただ嬉しいのです。

映画のエンドロールの後、カーテンコールの映像が少し流れるんですが、
あまりに染様が、阿弖流爲があまりにお茶目に笑っていて、それでようやく涙が出ました。




ここからネタバレ

中島さんの書く話には、
真っ直ぐで正直な馬鹿と、
影を背負い光であるクールが、
相対するものとして出てくることが多いんですよね。

その組み合わせがまず好きなんですが、
いつも私は後者にぐちゃぐちゃにされる。

『朧の森に棲む鬼』の時は、染様そんなにだったんだけど、
今回の後者キャラの阿弖流爲には完全に引き込まれてしまった…

一緒に行った人は、田村麻呂がカッコ良いと言っていたので、完全に好みなんだろうなぁ。

その2人のどちらかと思いきや、
鈴鹿であり、神である七之助さんに、とあるシーンでしんどいを持っていかれてしまって、一旦しんどいに入ってしまえばもう中島さんの手の中。

神?は?とか言ってる余裕なく、
感情のアップダウンのジェットコースターの上なんだよね。

ここでしんどいしてるので、田村麻呂が宮中にかえって裏切られるシーンがまたしんどい。
あのしんどい乗り越えて、2人で手を取り合うはずだったのに…

阿弖流爲はまぁまぁ熱いけど、クールな側にいる者が裏切られて自分の枷を外して暴れるシーン、
どの作品でも堪らなく素晴らしいです。やっぱり好き。

この手のキャラは、早乙女太一が最強だと思っていましたが、まさか染様がいたとはなぁ。

大好きな作品がまた増えました、、、
m

mの感想・評価

3.5
勘九郎さんの存在感が圧倒的だったな… 田村麻呂はかずきさんの書くこの類のキャラクターの中で断トツで好きだ

このレビューはネタバレを含みます

そもそも歌舞伎で蝦夷の話をして良かったのかという問題はある気がする。
ストーリーは自分の中で咀嚼しきれてないが、好きなところもあった。七之助さんがきれいでかっこいい。

屋号のギャグはセリフらしいセリフで言われるよりも、アドリブかさらっとしたセリフで言われる方が好みだなと思った。
casu

casuの感想・評価

4.5
すごい…!面白かった!費用対効果が…満足度がすごい!!!!

最後の阿弖流為の選択に涙…
毎回言ってるけど…もちろん生で観たいです…
カーテンコールも、仲良し3人組という感じで可愛かった。来年のシネマも楽しみ!(あ、はまってる!)
かな

かなの感想・評価

4.5
とにかく面白い。素晴らしい。カッコいい。演出が良いですね。
歌舞伎が苦手でも大丈夫。
3時間半(10分間休憩あり)の長丁場です。

幸四郎も勘九郎も七之助も本当に良い役者さんになりましたね。
舞台も観たいです。
kich

kichの感想・評価

3.5
ウワーすごいな。映画の時代劇とかもこのぐらい派手にやればいいのに。あるのかな?観ないから知らないや。歌舞伎のファンというわけでもないし詳しくもないのに、俳優が作品をみる決め手となるのは幸四郎さんがおおくて、例に漏れずすごーーーく良かった。毎回「すっかりファンになりそう」とおもうんだけど、今回も思った。役が良すぎて!狼狽えたり青ざめてたりする場面がとてもよく似合う。勘九郎さんと対照的でそれがまた良い。言うまでもなく七之助さんは人間離れした美しさを体現していてすごい。なのに可愛い人間も表現してる。殺陣の身のこなしの美しさもこの上なく。肝心のストーリーはまあ王道というか目新しさは特にないし長い、けどそれが悪いわけではないもちろん。いやしかし「罪のない人を殺すのは良くない!」とかをわざわざ台詞でいうのはずいぶん親切だな(笑)とはおもってしまう。笑いとかちょっとした間のセンスはそんなに合わないかなぁというか、はじめてみた新作歌舞伎『贋作・桜の森…』がわたし向きすぎてたなとおもった。カーテンコールの幸四郎さんがプライスレス……。
2020 - 51(劇場3本目)

2015年の新橋演舞場で2回観劇しました。
そしてシネマ歌舞伎でも過去に2回。

これだけの回数を観ても、やっぱり最高、としか言いようがない作品です……
とにかくカッコいいんだ!!!

中島かずきさんの脚本はもちろんのこと、勘九郎さんの表現力がバケモンすぎて、言葉を失ってしまう……

ちょっとでも歌舞伎に興味がある人なら、観て後悔なしと断言できます。

今作以外にも2020年のシネマ歌舞伎のラインナップを見る限り、松竹の担当者が本気を出してきてるので(勝手な憶測。笑)ぜんぶ観たい勢い。
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