BROTHERSの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『BROTHERS』に投稿された感想・評価

1990
-
暗闇の中で男の子が疾走する中、わたしたちの耳に聞こえるのは静かな虫の音と、風が木々を揺らす音だけ
3.0

ロバート・エガース監督の短編。
深い森、不安感を煽る音、ビシッと決まる構図、細かいところにピントを絞る。

話的にはなんてことない、あんな小さい子供に銃を持たせてはいけないよ、という程度なんだけど(…

>>続きを読む
AYA
3.0
ロバート・エガースの短編作品。

「ウィッチ」のような森の不気味さ。
「ライトハウス」のような兄弟の関係性。

11分間に凝縮された不穏な空気感は、さすがの一言。

銃声、咳き込む声、葉の擦れる音などは聴覚的に作用し、冒頭の叩き合いシーンにて寄りで撮られた少年の顔が徐々に赤く染まっていくのも、息づかいとあいまって触覚的に感じられる。観客の身体に直接作用する感覚が…

>>続きを読む
Romie
3.6
ロバートエガースらしい聖書を元に現代でも共感できるようにつくられた作品
Shaw
-
エガースのポテンシャルが凝縮されている鬱で不安な短編。『ウィッチ』の骨組みが垣間見える。『ノスフェラトゥ』が楽しみだ。
Omizu
3.3

『ウィッチ』『ライトハウス』のロバート・エガース監督の短編作品。

一度観たはずだけど完全に忘れてたので再鑑賞。『ライトハウス』は好きだけど、どうしても『ウィッチ』の良さがわからない自分としてはやっ…

>>続きを読む
adeam
2.5

ロバート・エガースが「ウィッチ」で鮮烈な長編デビューを飾った年に撮った短編。
森の中の家で暮らす少し歳の離れた兄弟が些細なことからいがみ合い、その憎しみが恐ろしい事態に発展してしまう物語です。
スト…

>>続きを読む
釜
-
短尺にも拘らずこの完成度。
一つ一つのシーンに重み・リアリティ・芸術性がある。
個人的にはだけど、エガース映画は小規模作品の方が好き。
4.0
絶対この後、この世のものではない何かが現れるやつ

11分の中にここまでの静寂を宿す大胆さ

あなたにおすすめの記事