まあツッコミたくなるストーリーではある
セットデザインに関して、大抵の横長のスタジオセットと違って奥行き方向に伸びていて、それによって可能になったようなショットとかは良いんだけど、それでもカメラの…
第3幕で男爵夫人の回想が入って、そこら辺から彼女の様子がおかしくなり始め、重々しい展開に。その中でつまみ食いをした少年の夢は展開から明らかに逸脱しているが、変装オチは何だか俗っぽいし、後半はそんなに…
>>続きを読む空間が映画的でカメラのために設計されたような不思議な室内は、セットだと思うけど壁と扉や窓が垂直、平行になっていなくて、始めからその一点から撮る事を考えて作ったんだろうか。部屋の壁も曲線や凹凸で装飾さ…
>>続きを読む光が強くなれば、同時に闇もその黒さをましていく
美術と撮影にばかり目がいく。
ストーリーは至って普通。
でも、元夫の純真潔白さが増していくほど、妻の悪への衝動が増していったというのは人間臭くて良い…
西洋の伝統のトワイライトが満ちるフォーゲルエート城で繰り広げられるミステリー
モノクロ、着色、シンメトリー、、
「吸血鬼 ノスフェラトゥ」へと繋がるような不穏さや格調高さ
映画芸術黎明期の空気…
館モノやん。館モノといえばミステリの定番だが、あまり読んだことない。過去に起きた死の謎を基に、弟殺しの疑惑のあるエーチュ伯爵と、元未亡人の女で展開していくドラマ。
ムルナウにしては映像が正直退屈。…