試写にて鑑賞。
「ある惑星の散文」を見ているとこの監督の軸というか一貫した映画との向き合い方が感じ取れる。いわゆる物語が起承転結で終わる映画とは違った試みを行う面白さがこの監督の作品にはある。長く作…
【ナナメに引き裂かれる姉妹】
『ある惑星の散文』の深田隆之監督最新作が早くも9/10(土)よりポレポレ東中野で公開される。今回、夢何生さんのご好意で一足早く拝見した。
改装される予定の祖母の家にや…
いくら童心に帰るといっても、アラサーくらいの女性たちがそんな男の子みたいなノリで遊ぶだろうか。家の中を多層的に撮りたいところから逆算してとりあえず姉妹に仲違いさせてるようにも感じる。そうさせているの…
>>続きを読むモノクロで描かれる姉妹二人の静かな喧嘩のような、冷静な話し合いのような、お互いの気持ちのぶつけ合いのようなシーンがなんとも微笑ましい。ひとりっ子には兄妹のいる人の感覚や気持ちは分からないけれど、こん…
>>続きを読む11月24日は深田恭子さんの12冊目の写真集
「Blue Moon」が発売された日です!(2012年)
その12冊目の12周年というおめでたさを祝うため
深田隆之監督の作品を見てみます(無関係…
昔よく遊んだ場所や懐かしい風景に接すると、当時の記憶だけでなく感覚や思考までよみがえることがある。その危うさや歪み、浮かび上がる意識のズレをこの映画は問題提起している。
要するに、ひとり感傷やノスタ…
祖母の家で、姉妹だけの二人劇。
改装のために家の中を片付けているうちに、昔の玩具で遊びだす。
しかし大人になった二人には、それぞれ違う事情での悩みがある。
子どもから大人へ、そして母親になる過程で、…