個人的に今年の新作邦画ベスト
ある、特殊な性癖を持つふたりの主人公
その周りの人達を描きつつ、ラストにかけて登場人物達が絡み合うという構成
世の中に特別なものに興奮する人はいるとは思っていたものの、…
「この世に在っちゃいけない感情なんてないんだ」
私たちの世界にいる透明人間たちに焦点を当てた作品。最後のシーンでその対比が美麗に表現されていた。本来普通とは反対側のササキと、普通を具現化したような人…
「あってはならない感情なんてない」
「この世にあるものは明日生きたい人のためのもの」
という言葉が響いた。
あれほど普通にこだわってそれを息子に押し付けていた寺井だけど、
最後の夏月の伝えたい…
普通に生きなさいってよく言われるけど、自分の気持ち押し殺して他に合わせて来たせいで、大人になって爆発してしまうことがあるんだろうなって感じた。
自分にとって当たり前でも他の人にとっては当たり前じゃ…
原作を先に読んでしまったのでこの評価。
そのまま再現していたら尺ないし、原作と映画で別物として観た方がいいかもしれない。割と大々的に改変されていた所感。
まず、というか特に神戸八重子のキャラクター…
フィクションではあるけど多様性には想像もつかない幅があるんだなぁ…と深く考えてしまった。稀有な欲でも無害あればそれはその人なりの正しい欲だよね(無害であれば)
だいぶ端折られてるようなので原作読み…
同じ思考を持つ者同士が集まって、やっと彼らの居場所を見つけられたんだ!やっぱ多様性大事!ハッピーエンド!!、、、かと思いきや、彼らがある事件に巻き込まれてしまう。一つの映画の中で、希望と絶望どちらも…
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