2019年の地下鉄値上げを発端に始まる反政府運動と政権交代までのチリのドキュメンタリー。
高画質で、デモ隊の投石と、武装警官のゴム弾ガス弾の水平射撃と放水でやり合う姿はちょっと血が騒ぎました。また…
チリのことで思い浮かぶのは細長いこととアレハンドロホドロフスキーとこの前観たハイパーボリア人くらい。
それくらい何も知らなかった。
デモのスローガンがカッコよくて、でも確かに怒りと悲しみがあって、…
チリの巨匠パトリシオ・グスマン最新作。
2021年、メトロの値上げに反対する学生たちの抗議から始まり、軍事独裁政権下で定められた憲法の修正を決定させるまでに至った社会運動の記録。前作『夢のアンデス』…
私はスペインに留学していたことがあり、スペイン語に馴染みがあるのだが、同じスペイン語が聞こえてくるのに、とても悲しくて、話す国が違うと、こんなにも聞こえ方、受け取り方が違うのか、と思った。
1年…
勇気ある初めの一歩を踏み出してくれた学生たち、続いてくれた人たちは過激な活動から艶やかな活動まで、様々な形で自分たちの想いを表現する。火を絶やさないように。
長い活動の末に一つの扉を開き、そこからま…
もちろん攻撃や破壊行為もあったが、印象的だったのは歌や踊り、石や楽器を使った演奏、壁画などを用いるなど、アートで表現していたこと。
難しい言葉よりも、歌って声をだし、そして苦しみや怒りは変換され、人…
立ち上がる、そして声を上げるということとは無縁、むしろ遠慮したいとさえ思う自分にとって、衝撃的な現実を見せつけられた作品。
結局日本は不景気だとか物騒な犯罪が起きても平和なのだ。そして自分はその中で…
とても心動かされた。
ドキュメンタリーで清々しい終わり方する作品が久しぶりだったし、
果たして日本ではどうなんだろうかとずっと比較して見ていた。
民衆の怒りの体現、エネルギーに完全度肝を抜かれたし、…
チリの2019年の一連の"革命"を追ったドキュメンタリー。
コロナ前のことで国際ニュースで何となくデモやってるなーくらいの認識だったけど、政権の交代と憲法改正会議の招集など、革命と言って良いほどの民…
2/22山形フォーラムで「私の想う国」を観てきました。
チリの民主化運動を多くの女性たちへのインタビューを中心に記録したドキュメンタリーでした。この監督の過去作も知らずチリの近代史も知らない中での…
(C)Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile/2022/