力のこもった映画。骨を掘るという具志堅隆松さんの「骨を掘る」という営みと、奥間勝也監督の大叔母の國吉正子さんを辿る旅と重なりあいながら、死者を悼むということの意味が明らかになり、深まっていく。「骨を…
>>続きを読む骨の一部や周辺の状況から、どういう人物がどのようにして亡くなったかを割り出したり、ずっと関わり続けてきたからこその凄味があった。
そして遺骨に寄り添って語る口調がとても優しく、具志堅さんの人柄の良さ…
遺骨収集の活動、南部土砂の問題、県庁前でのハンスト、ここまで積極的に行動出来るのは具志堅さんの気持ちや過去や人生に”何か”があってと理由を推測してしまう。だけど具志堅さんは「ただそこに遺骨があるかも…
>>続きを読む具志堅さんはガマに入り掘る
そこに埋まっている人骨を探す
無心に?
そこで亡くなった方を想いながら?
私は義務教育で近代史を習っていない
だからヒロシマやナガサキのことは知っていても、
沖縄戦のこ…
平和記念公園にある「平和の礎」は6月23日の慰霊の日のニュース映像で認識していた。
その「平和の礎」に刻まれた戦没者総数は今、24万人を超え、沖縄県人が14万9千人、県外日本人が7万7千人、米国人が…
ただ遺骨収集の過程を記録した映画かと思ったら、そんな生ぬるいドキュメンタリーじゃなかった。
正直私も考えたことが無かった視点で、遺骨収集に向き合う具志堅さん、遺族と再会できていない犠牲者、親族と再会…
(C) Okuma Katsuya, Moolin Production, Dynamo Production