特に何の情報も無く観たので話の構成はよく出来ていて面白かった。
映画製作の裏面や思いがけなく生きる術を貰った主人公の微かな恋心さえ、まるで映画のプロットの様に軽く扱われる実社会の厳しさ。
ナチズム…
第35回東京国際映画祭にて
これは、かなり凄惨だ。展開がエグすぎる。
今まで見たコンペ作品の中では、一番胸に突き刺さった。
前半は、日雇い労働者の男性が映画の主演へと飛躍していくという展開で、階級…
映画内における不幸な出来事には耐性がついていると思っていましたが、本作の悲劇には何とも言えない気持ちになりました。
シャキーブ(モーセン・タナバンデ)はホームレスで映画の撮影セットを組み立てたり警…
日雇い親父が映画撮影現場にエキストラ兼見張りとして住み込むと、ヒトラー役へ抜擢され本人ビビる。
劇中劇の強制収容所再現が今日世界の隠喩表現となり、聾の娼婦を匿うことから外部へ広がる物語運びは巧い。…
©Houman Seyedi