完璧な登場人物が誰もいなくて、それが愛おしいなと思った。
わたるくんが女性にどうして養子縁組を受け入れたのか聞かれた時に、個性としてっていう話をしていて悲しくなった。網谷さんはトロフィーを与えるた…
二十歳の息子を迎えいれる。
例えば、自分には結婚する権利や、子供を持つ事が無かったら…肉親に育児放棄されて施設で育ったら…誰も支えてくれる人が居なかったら…当事者性の欠落は思考の放棄。
考えること…
ゲイの男性が児童養護施設で育った二十歳の男性を養子にするというドキュメンタリー。
映画だと思ってみたらドキュメンタリーだった。
みんな不完全な生々しさを感じさせるもので、なぜ養子縁組をしようと思っ…
2人がどのように生きていくかなど語られている内容それ自体よりもはるかに、引越しで始まり引越しで終わるという構成と、終盤10分辺りで唐突に映される壁に空いた穴のショットに強烈な「映画」を感じる。ドキュ…
>>続きを読む家族に恵まれなかった20歳の前科持ちの青年を養子にして一緒に暮らすという行動も志も簡単に真似できるものではないのだけれど、網谷氏自身の中に少しでも「ゲイである自分が、異性愛者と同等あるいはそれ以上に…
>>続きを読む親と子それぞれが様々な事象に対面して、その彼らのする反応を撮って集めている。この親子が外交的な性格なところを上手く活かせていた。外での彼らそれぞれの様子からの、家に帰って親子だけになるときのその差に…
>>続きを読むゲイの男性が20歳の犯罪を繰り返してきた青年を養子に迎えるというドキュメンタリー。
題材に惹かれて観たが全く共感できなかった。
共感しろという方が無理かもしれないが、今まで観てきた優れたドキュメンタ…
JyaJya Films