ナショナル・シアター・ライブ(NTL)10周年アンコール上映のラインナップで、私が特に観たかったのが「善き人」とこの「ライフ・オブ・パイ」。
最初はスケジュール的に諦めていたものの、日本橋での上映日…
新年一発目に観劇したんだけど、最高すぎて縁起がいい。
真実もじつは語られるものでしかないから虚構(に近いなにか)が必要なわけで、信じたいものを信じればいいという台詞にハッとさせられた。
パイが膨ら…
動物が全部人力パペットだと聞きつけ、超一流のパペット芸なんて見たいに決まっている、と映画も観てないのに鑑賞。こんなに豊かで厳しい《物語》の為の物語だとは全然想像してなかった。私も動物が出て来る物語が…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
全然グッときてなかったのに終わった瞬間、どーんってきた。
人形浄瑠璃みたときみたいな、息の吹き込まれたパペットたちの美しさに目を奪われがちな2時間だったけど、気がつかないうちに入り込まれてた思想の隙…
これはすごい。
私人形がでてくる劇すきなのかもしれない。
にしても、こんなにリアルな動物、すごすぎて。
動物と芝居をしている。
完全にあの世界にいざなわれていた。
生きてるうちに実際に生でみてみたい…
何が真実か。
信じるとはどういうことか。
最近自分的に気になってたことが、物語のピークで語られてて、そこだけ確認しにもう一回観たいくらい。
幕間のインタビューも興味深かった。
パペットの聞く演技…
原作も映画も未見だったので、お話自体もそういう話だったのか!と面白かったし、とにかく舞台美術と動物のパペットの見応えがすごかった。
プロジェクションマッピングで海や波を表現したり、床からボートがスッ…
©️Johan Persson