ナショナル・シアター・ライブ 2022 「ブック・オブ・ダスト ~美しき野生~」の作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライブ 2022 「ブック・オブ・ダスト ~美しき野生~」2022年製作の映画)

National Theatre Live: The Book of Dust - La Belle Sauvage

上映日:2022年05月13日

製作国:

あらすじ

「ナショナル・シアター・ライブ 2022 「ブック・オブ・ダスト ~美しき野生~」」に投稿された感想・評価

せりな

せりなの感想・評価

4.0
ライラの冒険で有名なダークマテリアルズシリーズの前日譚にあたるブック・オブ・ダストの1作目の舞台化。
ニコラス・ハイトナー演出でブリッジシアターでの公演なだけあって、演出が見事。
ハイトナーが細部にまでこだわって作ってる劇場だから、演出の自由度が高くて見ごたえがあります。
プロジェクションマッピングに使われている素材もこの舞台にあわせて1から作られているし、相当な準備期間があったと思う。
ダイモンのパペットの造形もこの演出にあわせたデザインになっていて、すべてのバランスが良かったです。

ストーリー自体も長編の原作を見事にまとめているし、ダークマテリアルズシリーズが好きな人にとっては、かなり楽しめる内容になっていると思います。
あとは、何といっても赤ちゃんが基本的にリアルなこと。
収録時の公演では、オーディションで選ばれた中でも特に大人しい子が出演している。
本物の赤子が出てくると観客の空気が変わるし、よりライラという存在の特別さが際立っているように感じました。

演者のレベルが高いのはいつもの事だけど、演技、音楽、美術、演出全てのバランスが素晴らしかったです。
り

りの感想・評価

3.2
あまり広そうではないステージに溢れんばかりの水が見える、洪水に飲み込まれた街が見える。
暗闇の中でボワッと光り浮かび上がってくる各々の守護精霊であるダイモンが神秘的な存在感でとても素敵だった。パペットの動きも魅力的。
Bluegene

Bluegeneの感想・評価

3.5
個人的にはダーク・マテリアルズはそんなに好きじゃなくて、前日譚のこの舞台もパスしてもいいかと思っていたのだが、演出やプロジェクション・マッピングがすごいと言う話を聞いて重い腰を上げて見てきた。

カーテンコールで見ると舞台はそんなに広くないのに、洪水のシーンもカヌーで彷徨うシーンも大量の水が舞台上にあるとしか思えず、技術の進歩というより「この技術があればこうできる」という想像力とか応用力がすごい。ダイモンのパペットはかなり暗い舞台上ではまるでランタンのように光って主人公たちを導いていて、人の魂を表すという世界観にぴったりだった。

あとライラ役の赤ちゃんがすごい芸達者!リアル赤子が出てくるとは思ってなくて、赤ちゃんもパペットだろうと予想してたのでびっくりした。

でもやっぱりこの世界観はnot for me、動物に勝手に優劣や上下をつけてるようで好きになれないなーと思った。例えば小児性愛者の悪役のダイモンはハイエナ、マジステリウムの有力者はヘビ。人間は動物の見た目の美醜で凛々しいとか卑しいとか可愛いとか勝手なイメージを投影するけど、この世界観にもそういう驕りを感じてしまうんだよね。

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
ファンタジーな世界観・移り変わる場面を少しの装置と豪華な映像のマッピングで展開。カーテンコールで舞台上が本当にまっさらなことに驚く。

マッピングと聞くと派手な演出を想像してしまうが、写実的すぎず想像力の余地を残した映像遣いが良かった。

ファンタジーな世界で役目を全うしている大人たちと、サバイバルする少年少女の対比も楽しめました。いい冒険譚です。
友達に激推しされて鑑賞
見るたび思うのだけれど、イギリスって演劇っていうものが国に根付いていて、みんなカジュアルに観に来ているんだね。良いなあ…。

守護霊のダイモンも多様でかわいくて、とても癒された。テクノロジーの進化で演出が楽になったかのようなことを演出家が言っていたけれど、絶対それだけじゃないでしょ。すごいや。
gale

galeの感想・評価

-
いやほんとHis dark materials見ておいてよかった…!本作は前日譚にあたるだけに、世界設定や登場人物、その展開を知ってるとだいぶ話について行きやすかった。
舞台上でファンタジーってどうやるの?って思っていたところ、圧巻の映像投影でやってのけていて本当にすごかった…
特にやっぱりキーパーソンになるアスリエル卿とコールター夫人がとても良かったな…
またオリジナルのトリロジーに戻りたい。
🇬🇧ナショナルシアター
の舞台を観れるナンテ

ワクワク♫
どんな物語か全く知らずに鑑賞

イギリスの児童文学作家
フィリップ・プルマン
📘
ブック・オブ・ダスト(The Book of Dust)
📖
『La Belle Sauvage (邦題:美しき野生)』
の舞台化。

演出
ニコラス・ハイトナー

🎬✨

メイキング付き✨

舞台化の難しさが語られる

映像と
ダイモン(魂が動物の姿でクリーチャー化したモノ?守護精霊…ですか…)
の表現の過程を見せてくれる
とってもクリエイティブ✨
こういうの観るの大スキ

期待高まる♫

🎬✨

ダイモンは…よくできてるけど…
う…ン
人が動かすから
舞台がゴチャゴチャして見えるな
残念ながら

映像化の方が向いてるな
正直。

プロジェクションマッピングは
見応えある


ぽっちゃりマルコムが
カワイイ。

この作品を全く知らないから…

世界観が分からず…

寝落ちしてしまった…

休憩中。

🎬✨

3000円もするから
ちゃんと観よう。

休憩中も舞台を観に来たお客さんの
おしゃべりが…

ロンドンにいるみたい。

🇬🇧

このライブ感は
オモシロイ…

ひたすら
ロンドンの人たちの話し声に包まれる…

そろそろ始まる…

その前に
演出家のインタビュー

ダイモンの表現
洪水の映像表現
デジタル技術革新の賜物

そう!
赤ちゃんが本物に驚いた🫢
メチャクチャお利口さん✨

🎬✨

また寝てしまった…😴

Trust the boat 🚤 ❗️

の声に起こされた…

プロジェクションの映像の中に
ボートが消えて行った…

🎬✨

当たり前だけど…
出ずっぱりのマルコム…
マルの台詞を全部覚えていることに
すごいな〜と思った

赤ちゃんのライラが何故
狙われているのか…
最後まで
ワカンなかった…

ライラを守るため
人殺しまでしてしまったマルの動揺…

戦争と被った

国を守る為に武器を持つ人たちと…

コッチの劇場は5人くらいだけど
アッチの劇場はほぼ満員で…
マスクしている人と
してナイ人が半々くらい…

2020年の世界を想うと…
観劇を楽しみ…
一緒に笑えたことが
うれしかった。

🇬🇧 の舞台が観れることが
有難い✨

ストーリーはメイキングで言ってたように

子供たちの冒険モノで
最初仲悪かった男子と女子が
ライラを守る、という
共通の目的のために
共に試練を乗り越えて
絆が生まれてた

👏

舞台のセットが
プロジェクションでほぼ
まかなわれていた…
迫力があり
世界観が出せる…
不具合がなければ
セットの入れ替えなどもなく便利かも。

やっぱり生の舞台を観たくなった

役者の息づかい…
場に充満するエネルギーは
映像では
想像するしかない…

ソレにしても
観客はマスクしている人もいるけど
舞台上は大声で近距離で叫んだりして
コロナ感染が
ちょっと心配になった

🎬✨

修道女のコスチュームが
カッコよかった

シスターが並んで出てくるシーンは
ファッションショーのように
洒落てた

🎬✨

マルコム…マルの愛嬌で
観れた

だいぶ寝たケド💦

魂が外に出て動物のような姿で
ガイドのような相棒のような
スタンスでいるのが
オモシロイ。
人によって
狡猾な蛇だったり
犬や鳥のようだったり…

自分のダイモンを粗末にし
殴ってる人もいた…
見た目は立派で
美しい人だけど…

ストーリーも舞台も…
🇬🇧 UKらしさに
あふれてた…
役者の発声が映画とは違うから
舞台の良さを
味わえた

Anyway
素晴らしい本場の舞台を
中州で…🍜
観せて頂き有難うございました♫
non

nonの感想・評価

5.0
「ダークマテリアルズ」の前日譚。

休憩を挟んで3時間。時間を感じないくらい観入ってしまった!!大満足😃❤️

主演の2人の息がぴったりだし、
ライラ役の赤ちゃん👶が舞台で泣かないのもびっくり。

ダイモンのパペットは最初は違和感を感じたけれど、途中からはあまり感じずに観れた。そして、背景の街や川、洪水の映像が世界観とマッチしていて素晴らしかった。

ドラマ「ダークマテリアルズ」のシーズン3早く観たいなぁ。

そして、NTL次はキット・ハリントンの「ヘンリー5世」ですよ。楽しみ😊❤️
金柑

金柑の感想・評価

3.6
ライラの冒険は小学生の時に映画館に観に行った。ドリトルとかナルニアとかの動物が話す物語が好きだったのでその延長で観た気がする。本はたぶん読んでない。内容もシロクマに乗ってたのとニコールキッドマンがとても美麗で嫌な大人のお姉さんだったことしか覚えてない。
そのイメージでファミリーで楽しめるファンタジーかと勝手に思っていたけど、12歳が巻き込まれるにはあまりにハードな場面も多かった…それへのマルコムの乗り越え方やアリスの返しがきちんと扱われてるのも良かった。

1幕は小道具とかパペットとか美術とかのテクニカル面がとても大変そうで、時折演技が棒に感じる人がいる気がしなくもなかった……というかたぶん必要な情報を出し切るのに費やされてて、こちらもその情報を覚えてくのにエネルギー使っていた感じ。でも1幕ラストはさすがに震えた。そしていわゆる冒険が始まる2幕の方がやはりちゃんと楽しめたように感じる。

ダイモンって英語の発音だとディーモンなのか。悪魔と同じ発音…?
パペット自体は素敵ではあったけど、効果的だったのかはなんとも言えない。舞台がコンパクトだからやたらと人が多くごちゃついてるようにも感じてしまった。生で観たら違うのかな。あとダイモンが消える瞬間はさすがに見たかったよ…!スイッチャー!

物語を引き継いでくのはそっちなのか!
リトルジェームズコーデンってワードを見かけてたんだけどマジでリトルジェームズコーデンにしか見えない、たじろぎ方とかひょうきんな言い方とかそっくり。
照明が観客を巻き込むの好き。
chaooon

chaooonの感想・評価

3.9
最新National Theatre Live in Japn 2022シーズンの第2弾✨✨

『ライラの冒険』として映画化もした、イギリス児童文学の大ヒットシリーズ📕ダーク・マテリアルズの前日譚に当たる新シリーズ(2017年刊行)の舞台化✨
映画とドラマは予習したけど、原作は未読。

ドラマ版『ダーク・マテリアルズ』の冒頭のワンシーンとして登場する大洪水🌊とオックスフォードに赤ん坊のライラが預けられたエピソード👶🏻
その詳細が明らかに✨
ライラの冒険から12年前に遡る物語。
新しく12歳の少年マルコムと15歳の少女アリスが登場し、大洪水や陰謀に飲み込まれながらも、幼いライラを守ることに奮闘し、そして成長していく姿を描いたもの✨

今作の主人公マルコム役のサミュエル・クリーシーは風貌といい声といい、ジェームズ・コーデンに似てる🤣
こりゃポスト・コーデンだな😋
正直12歳には見えなかったんだけど、彼のキャラクターから滲み出るおかしみがあったり、思春期特有の心の動きをキュートに演じていて、暗めの舞台を和らげてくれていたかな✨

原作が児童文学だからなのか、正直ストーリーはあんまり残らなくて、その辺の感動はあまりなく…😇
まぁそもそも『ライラの冒険』も『ダークマテリアルズ』もそんなにのめり込めなかったしな😂

今作で際立つのはやはり演出や舞台美術✨✨
とにかく表現が凄くて舞台の限界を超えて新しい可能性を感じるものだったし、見事にファンタジーの世界を舞台上に ✨✨

濁流する水の激しい動きを、ダイナミックなプロジェクションマッピングで表現した大洪水の描写は圧巻🌊👏🏻
その激しさにる飲み込まれていく少年少女が乗ったカヌーの動きも連動していて、生の舞台で観たら相当な迫力だろうなと✨✨

身体の外に存在する魂であり守護精霊のダイモンはパペットを使い命を吹き込む✨
映像作品だとCG使って、リアルな動物が形態を変化する様を見せていたから、舞台でどう表現するのか興味津々だったけど、こちらもお見事👏🏻✨
表面の素材が紙風のパペットで内側からランタンみたいに光が灯されていて、実に幻想的✨✨
魂の存在としてダイモンの表現にぴったり✨✨
ダイモン1個体に1人専属で役者が付いて操作と演技をするけど、他の人間の役も兼任してる人もいたり、役者さんて器用だなぁ😳
パペット自体の繊細さと動きによってホントに生きてるみたいだったし、愛嬌があって愛おしい存在でした✨

運命の子ライラは今回赤ちゃんなのだけど、まさかの本物のベビーが舞台に登場👶🏻❣️
赤ちゃんが舞台に出演するの初めて観たわ🤣
舞台進行を一切妨げることもなく、堂々たる落ち着きで凄過ぎたぁ🤣💕
とにかく癒しでしかないんだけど、そのエッセンスを上手くストーリーの流れとか演技にも盛り込んで見せていて、いやはや凄い😋
赤ちゃんは役代わりで5人いるとか✨

演出のニコラス・ハイトナーは過去に観た『真夏の夜の夢』や『ジュリアス・シーザー』の客席を巻き込むような演出がかなり好きだったので、今回も少し期待したのだけど、そういう特殊な演出は一切なくて残念🥺
その分、舞台上のセットや映像、役者の演技が綿密に組み込まれていたので、そういう意味では完成度が高い作品なのかなぁとは感じた✨

ハイトナーは過去にも『ダーク・マテリアルズ』を舞台化してたのね‼️
そっちは廻り舞台で平行世界を演出してるみたいだし、観てみたい🥺
高尚なイメージのあったNTLiveだけど、今回ガッツリファンタジーをやるということで、こんな作品もあるんだなぁって興味津々だったけど、元々ナショナルシアターの敷居を下げて若い世代にも演劇を観てもらいたいって試みから生まれた舞台とパンフで知り、ハイトナーさんの偉大さを感じる👏🏻
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