ピンク映画業界の斜陽で映画の撮れない映画監督・栩谷と脚本家を諦めた伊関が交互に語るそれぞれの「祥子との過去」。
二人と祥子との過去の世界はそれぞれカラーで明るく描かれ、二人がここにいない祥子について…
劇中でマキタスポーツが歌う大瀧詠一の君は天然色の歌詞で想い出はモノクローム色を点けてくれもう一度そばにきてくれがありますが、名曲の歌詞のように彼女がいた過去はカラーでいない今がモノクロ。綾野剛が良く…
>>続きを読むこれが柄本佑だけであれば『火口のふたり』と遜色ないように思えてしまうが、綾野剛の存在が憂いを帯びて情緒的に引っ張る。『ラストタンゴインパリ』のバターをオマージュするのって作品の背景を知っていれば悪趣…
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