Malu 夢路の作品情報・感想・評価

「Malu 夢路」に投稿された感想・評価

MALPASO

MALPASOの感想・評価

3.0
東京国際映画祭
『Malu 夢路』
マレーシア/日本

辛い過去を背負った姉妹が20年ぶりに再開するが、突然姿を消した妹の遺体が日本で発見される。マレーシアの女優陣と永瀬正敏,水原希子が共演。

全体に単調で正直退屈。夢なのか幻想なのかが交錯するので、わかりにくい。わかりやすく描く部分をもっと増やさないと物語に入っていけない。

永瀬さんの喫茶店のマスターぶりがいいな。

マレーシアの新鋭エドモンド・ヨウ監督の作品。

音楽は細野晴臣。
エドモンド・ヨウ監督の死者の記憶との対話、残された人々の交流、というモチーフ、映像の質感ともども大好き。監督作品はYouTubeでいくつか観られる。『金魚』など。

今作では母と妹の関係、母と姉の関係、妹と姉の関係、それぞれのしこりがそれぞれの関係に影を落としている。母も妹もいなくなってしまった今、妹の見えなかった生前を追って行くロードムービーであり、記憶と幻想との対話譚。

前半では姉妹の故郷のマレーシアのつよい日の光と海のくっきりした青のなかで目が眩むような、めまいのような映像で語られるのに対し、後半の日本に妹の足跡を訪ねるパートでは秋の侘しさや墓の質感、伊勢崎の場末感の中で語られる、その対比が面白い。さらに最後のシーンは冬に止揚されている


あんまり知られていないのだろうが、今秋の吉本ばなな原作の新作も楽しみなのである。
きき

ききの感想・評価

3.5
すごくしずかな、終始ゆらゆらと小さな船にのってゆられているような映画。いろんな時間にゆらゆらとうつりかわっていくので、それが記憶なのか夢なのか、とてもあいまい。しずかなあいまいさのなかに、不意に黒っぽい感情がしみだしてくるので、そのコントラストにちょっととまどう。
しかし水原希子さんの、大岡川や伊勢佐木町近辺にまったくなじんでなさすごかった・・・
美しい映像と静かにゆらゆらと移ろう時間に身を任せるような作品。「姉妹の永年の確執」も情緒的に描かれているので正直ぼんやりと伝わりにくいのですが、というか私の理解力がついていかなかったのですが、それでも心にしみ入るものがありました。
幼いころ、心を病んだ母と暮らしていた姉妹のホンとラン。
別々に生活していた二人は、母の死をきっかけに20年後に再会し、同居することになる。
しかし、20年の溝を埋めることができず妹のランは、突然失踪する。
数年後、ランが日本で遺体となって発見された事を聞きホンはすぐに日本へ渡る。

現実なのか夢なのかわからなくなる感覚が不思議でしたね。
前半のマレーシアのゆったりとした雰囲気がなんか良かったです。
後半、ランを探すように足跡をたどる日本でのパートは、とてもミステリアスな感じでした。
ラストシーンも印象的でした。
「Malu 夢路」マレーシアと日本をまたいで一人の女性の生き様が描かれています。雰囲気はとても良いのですが、ちょっと気持ちが伝わりにくかったかなぁと思いました。
https://t.co/BoHXAhiq9V?amp=1
ホンとラン。虹と嵐。エンドロールの永瀬正敏さんの役名がmysterious manだったと思う。まさにミステリアス。
「アケラット ロヒンギャの祈り」のエドモンド・ヨウ監督による日本・マレーシア共同製作作品はタイトルの「夢路」にあるように、現実なのか夢なのか、登場する姉妹、ランなのかホンなのか、入れ替わり、入り交じって不思議な世界観を醸し出して観客を誘う。
作品自体は心を病んだ母のもと、幼い頃に決別した姉妹の確執が中心になっている。
20年も決別していたランとホンの姉妹だが、母の死によって再会して一緒にまた住み始めるのだが、長きに亘る断絶による溝はそう簡単に埋まる筈もない。
再びバラバラになった姉妹は、数年後、意外な形で相見えることになる。
この映画は、前半がマレーシア、後半が日本という二部構成になっていて、夫々、海辺、横浜市内、山間部が舞台として印象的に登場する。
日本のパートでは水原希子さんと永瀬正敏さんが重要な役柄で登場し、この姉妹に影響を与えていく。
果たして母と娘たち、そして姉妹の確執のドラマはどのような結末を迎えるのか?
人によって解釈に異なると思われるラストが余韻を残す。
BMB

BMBの感想・評価

-
これはもう一回見なおしてから評価します。

「映画をあまり観ない人にはオススメ出来ない」と言ったニュアンスで評価を完結させてしまうのが嫌だが、にしても感情移入させる描写の表現があまりな気が、、

音楽で救われました。
映画館貸切状態で鑑賞、、、笑笑

人が入らないだけあって、わかりづらい作品ではあったなぁ〜笑笑

色味もなんか白っぽくて、アングルもオシャレだなって思う事も結構あって、画は良かったなと思います。

日本のシーンになると、ぐっと見やすくなりましたね。
展開が少し忙しくなるからかな。
日本の方が忙しい国なんだろうなぁ、間違いなく。

最後、姉のホンが雪の上を横たわってる時、はっきりした顔にのせた濃ゆい化粧と真っ白な雪のコントラストにぞっとした。

エリック・サティの音がやけに染み渡り、記憶に残っちゃう映画だったな。
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