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ナチ刑法175条/刑法175条

『ナチ刑法175条/刑法175条』に投稿された感想・評価

菩薩
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戦時下のナショナリズムの高揚とホモフォビアの加速。第一次大戦後、国力が低下した状態ではユートピア的なゲイコミュニティが現出していたのが興味深いし、当初はナチの中枢にすら同性愛者がいた。その人物の粛清を期に一気に状況が悪化し、ユダヤ人と共に全体主義下において国民の敵認定されてしまう。国家を完璧なホモソーシャルとしてまとめ上げる為、戦争遂行、国威高揚、「生産性」の向上の為に排除されていく同性愛者の男性達、産む能力を備えた女性はその限りではないと言うのがまた最悪な話。男らしさと戦争、そこにSEXが絡むと被害に遭うのはいつも女達だが、これは虐げられた男達の証言、殺された男達の記録。
最近では『大いなる自由』で描かれていた、ドイツの同性愛を禁ずる法律と、ナチスがそれに基づいて同性愛者も収容所に送っていた事実を、数少ない生存者が語るドキュメンタリー。
『ベント 堕ちた饗宴』という有名な舞台があって、その戯曲は映画化もされているものの、昨今まったく話題にならないので、もう一度見返されてもいいのではないかと思う。収容所でユダヤ人は黄色い星の模様を付けられたのは有名だが、同性愛者はピンクの下を向いた三角形の模様だった。本作のチラシのデザインもそれがモチーフになっている。
女性の同性愛者は収容所送りを免れていて、それは「矯正が可能だから」と判断されていたのも、いい加減な偏見でしかないのがわかる。

生き残ったおじいさんの中で、当時を振り返るときに出会った同性愛者でナチスに殺されたり、その後どうなったかわからない青年について語るときに、「(出会った晩に)もちろんヤッたよ」と付け加える人がいて、明るいというか、同性愛者の肉体先行な関係性を示しているのか、こういう奇妙なことが記憶に残る。
Tyga
3.5
日本では今公開されているが、元々は1999年の映画とのこと。90代くらいの人がメインだったので、もう今はどなたも生きていないかもしれない。そういう意味で貴重な作品だと思う。
収容所での悲惨な体験はそもそも語ってくれる人が少なかったが、それでも眼の光から本当に酷い扱いだったんだろうなと慮ることができるくらい。
1人だけすごくかくしゃくとしている方が居たけれど、収容所には行かずに従軍し、同性愛者であることを隠し続けた人だった。

日本においても、被爆者認定や水俣病の認定、旧優生保護法による補償が未だに進んでいないことともダブる。大きな枠組みからあぶれる人たちの声を拾い上げることがメディアの役割だと僕は思う。

ナチスによる改訂以前からこの刑法は存在していたこと、ナチス崩壊以後もこの刑法は存続していたことは覚えておいていた方がいいと思った。

ドイツ語やフランス語に英語字幕が付いてたんだけど、英語で喋ってるアネッテさんにも英語字幕が付いててどういうことなんだろう?と思ってしまったけど、アメリカとイギリスで国が違うからアメリカの人は聞き取れないのかな?そんなに違いを感じなかったけれど。

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