主人公の下宿が綺麗すぎて、着てるアロハにきっちりアイロンかかりすぎてて、うらぶれ感は圧倒的に足りなかったけれど、主人公と相方の会話が絶妙。小津作品っぽい抑揚のない会話だが、間合いがすばらしく、音楽も…
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11月12日[日] ベルブホール
【D-4】TAMA NEW WAVE ある視点―Vol.4―
最近よくあるナンセンスお化けもの。
普通にアパートにやってくる親友のオバケ。こういう緩い温度感の幽…
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お盆に友人がやって来て、生きている自分に何かを残していく。”黄泉がえりもの”の鉄則に則って、うだうだと生きているナリヤスにシュウタが”闘魂”を入れにやって来る。
設定上、シュウタはナリヤスとの記憶…
前半は自分が寝てたのかと思うくらい目まぐるしく状況が変わり、よく分からなかったが、後半にかけてどんどん物語に引き込まれた。
恐らく監督が過去に実際に撮ってお蔵入りになった映像を供養するような形をとっ…
この作品に限った話ではないんだが、死者を不遇な現世の人間の慰めに位置づけることに倫理的な嫌らしさを感じる。見せ場になり得る場面を小手先の編集で見せてることも否めない。芝居演出について言うと、最初の幽…
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