倭文(しづり) 旅するカジの木の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『倭文(しづり) 旅するカジの木』に投稿された感想・評価

倭文とはいったいなにであったのかー

太古の昔、樫の木を材料に作られた倭文という幻の布を現代に再現しようという試みに3人の伝統工芸の担い手たちが挑む。彼らがそれぞれに倭文に対する解釈や当時へと思いを…

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hachi
4.6

日本神話に記されたストーリー、誰も勝てなかった星の神・香香背男を、なぜ織物の神・建葉槌命が征することができたのか。

天皇即位の大嘗祭において奉納される織物である荒妙(あらたへ)は、阿波忌部氏がつく…

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台本を読ませていただいてから、倭文を蘇らせるという挑戦に心躍っていました。その時代にどんな想いでこの布を作ったのか、その布に込めたであろう物語に思いを寄せる。そんなこころの旅のような映画のナレーショ…

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3.8

タイトルにある「倭文(しづり)」という言葉を初めて聞いた。日本書紀にも記載があるらしい。普段あまり考えることのない「神話」や、DNA鑑定が進歩したことにより分かるようになった、「カジの木がどうやって…

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ayaten
5.0

冒頭シーンから釘付けに!
ドキュメンタリー映画は、時に中だるみがあったり、疲れてきたり、眠くなったり…。でも、本作品は、エンドロールまで飽きることなく一気に鑑賞しました。

映像の中では、監督はじめ…

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ロマンにつきる。
好奇心の宿題持って帰る。
夜世界を駆逐する、光合成のパワー。
夜陰の神秘性より、共同作業の物語演出かな?
音楽が良い。
情報量が多いけど説明が分かりやすい。そうだったのか!とか、布ってこうやって織られるのか!気が遠くなる作業だ…等、発見が多く楽しかった。

武神をも凌ぐ、かつて星をを従えた織物の力に迫るドキュメンタリーで面白かった!!

古代の人々の暮らしと神話との関連性を解釈しようとするよりは、"倭文(しづり)"と記される今はなき衣類に、現代の職人達…

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Yuna
3.8

北村監督の鳥肌ドキュメンタリー!最近娘がドキュメンタリー映画の実習中だし、バリ島の布を使った服を買ったので、コレは観るしかなかった。いや、すごいわ。神話部分は大駱駝艦とコムアイ。。。ナレーション冨永…

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sho
3.5
幻の織物とされる"倭文"を現代で復活させるドキュメンタリー映画。それぞれのエキスパートが集まり、知恵と想像を働かせてできあがっていくさまが面白い。知的好奇心を刺激する佳作。

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