近年観た短編映画で一番刺さったし、30分とは思えない作品。だからこそ単品で劇場上映もできたんだろうし、だからこそなかなか届きづらい部分があったのも確か。コンテンツモデレーターという着眼点がすごい。目…
>>続きを読む「自分の痛み」について、見知らぬ人の痛みのようにノートに閉じ込めておくのは難しかった。どうか旦那さんと幸せになって欲しい。
短編とは思えない濃さと、短編ゆえのすっきり感が同居しててすごいなって感心…
短編映画は抽象的でなかなか理解が追いつかない作品も多いイメージがあるけれど、この作品は観やすかった。
何か起こりそうな不穏な空気が漂いつつも、
救いのあるラストに安堵した。
和也の優しさが染みる。
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生徒からのいじめにより心を病んで学校を辞めた主人公が、ネットでの不適切コンテンツをただひたすら消すアルバイトに応募。その不適切なコンテンツには世界中の暴力が満ち溢れ、主人公は次第にそれにとりつかれノ…
>>続きを読むどこにも答えはない。病んだ心はどうすれば平穏な心に戻れるのだろうか。倫子の方法は倫子にだけ当てはまるものであり、他の人にとっては参考にはなるが当てはまるものではないのだろう。旧友が心配して宗教に誘っ…
>>続きを読む無かったことには出来ない、そこにある確かな痛み。生徒からのいじめで教師を辞めた倫子は、ネット上に蔓延る残酷な動画を削除するバイトを始める。削除した動画をノートに記録するようになり、心のバランスを崩し…
>>続きを読む今の私の心とはあんまり噛み合わなかった。
あのノートがお守りなんだね、きっと。あのノートを持っていることで、世界のどこかの見知らぬ人たちの存在を忘れない。それで自分自身の存在も、辛うじて保っているよ…
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